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京都桂店
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写真分析54
投稿日:2012/11/28
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photo by Mr.Lee in shinmatsudo
24mm f4.5 iso800 1/60
構成要素
光:
被写体後ろからの自然光のみ。
出窓になっているので光が回って右からの斜光の役割も果たしている。
フレーミング、ポージング:
24mmという広角で被写体を画面いっぱいに切り取る。
この行為自体が私には無いスキルで、自信が無くてやった事が無い。
まず広角なのに不自然に見えないのはなんでだろうか?
普通に広角を使ったら被写体が頭でっかちになっているはず。
そうなっていない理由はみっつ。
カメラの角度と被写体のポーズと、右下の花瓶。
カメラの角度が被写体よりも少しだけ上から撮っていることで適度な逆三角形
を生み出していて、もしもっと上から撮っていたら頭でっかちになっていたと思うし、
下から撮っていたら広角の意味があまりなかったと思う。
その逆三角形になった被写体のバランスを右下に置いてある花瓶が四角形のバランスに戻して安定感をだしている。
最後に被写体のポーズである。
社長がよく使うのが被写体で写真のバランスを取ること。
この写真の場合、被写体がかかえた足を少し外側にゆるませ幅を作り、両腕がその外側を回っている。
足をきっちりかかえていたりしてまっすぐなっていたら広角の特性が出過ぎて不自然な写真になっていた。
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