Staff Blog
京都桂店
scrollable
写真分析51
投稿日:2012/11/28
750 0
構成要素
まずこの写真の核心について書いておきたい。
この写真の核心は『らしさ』である。
被写体である彼女らしさ。
彼女の自由な行動と表情。
そこに特化した写真ではないかと思う。
光:
右からの蛍光灯。
この場所での撮影でよくあるライティングで、後ろに影ができることによって
スポットライトを浴びているようなかんじになっている。
しかしこの写真は彼女が左を向いていて顔に光は当たっていない。
それによって現れる感覚は、彼女の無邪気さ、ちょっと怒った感じになっている。
フレーミング:
被写体の上部に空間がある。
この意味は、圧迫感を減らす事と、インテリアの主張ではないかと思う。
この場所にいるということ、この壁によりかかっていることをはっきりとわかるための空間であり、
もし被写体にもっと近寄って撮影していたらどこにいるのかという表現がへるのと、せっかく腕をあげたりしているのに
圧迫感が出てしまうということがある。
ポージング:
とても印象的なポージングをしている。
これをさせる為にはどうしたらいいのだろうか?
もし普通に「帽子持ってみて」と「左見てみて」と言っただけでは
同じポーズをしたとしてもこの躍動感はでないと思う。
ポイントは帽子がずれていることと、何かを見つけたような感じで左を見ている事。
自分で撮影しといてなんと言ったかおぼえていないが(笑)今考えて、もし言うとしたら
「帽子直して!」とか「左にアンパンマンが!」とかだったきがする。。
この記事をシェアする
サイト内投稿の検索
- トップ
- Staff Blog
- トップ
- スタジオ紹介
- 京都桂店
- スタッフブログ
- volvo(裏方の人間)
- 写真分析51