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京都桂店
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写真分析45

投稿日:2012/10/31

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構成要素
 
光:
左からの蛍光灯。
極端なサイド光で、被写体へも真横から光が当たっていてハッキリとした影ができるので、
モノクロで撮影することを想定してのライティング。
 
モノクロにする意味は?
輝度と彩度、この二つで構成されている写真の彩度を排除するということは、
彩度、つまり色がいらないと判断したからで、輝度で勝負したいというときに使用する。
また、被写体とインテリアの色の関係があまり無かったり、シックは雰囲気を出したい時などにも
使用する。
この写真はまずはじめに床の色と被写体の後ろにある格子窓の色が被写体と合っていなかったこと。
極端なサイド光で明暗差を付け、被写体にもあまり笑顔を求めず少しけだるい感覚になってもらっていることも
全てモノクロで撮影するからとなる。
 
フレーミング:
見下ろすようなフレーミングなので縦のラインが内側に向いているのに、なぜバランスが崩れていないのか?
まず一番の要因はフレームと平行の線が必ずあるということ。
この写真の場合は上部の横のラインが平行になっている。それによりしっかりハマる部分ができて安定感が出る。
また、広角に見えるが実際は50mmで撮っていて、ゆがみが不自然になる焦点距離ではないということもあげられる。
また、左下の黒い部分も影響している。
一見写ってしまったような無駄な部分に見えるが、もしあそこに黒い部分が無かったら下部分で流れを止めるような部分がなくなり、重心が流れていってしまい安定感がなくなる恐れがある。
しかし、あの黒い部分があることで左下に歯止めがかかり、写真が引き締まる。
 
ポージング:
仮面ライダーのポーズというとこれぐらい足を開いてくれることは知っていたので、それを実践。
人形もだるい感じで持ってもらう為に足をぶらぶらして、「何か聞こえた?」といって左手を耳当てに触れてもらった。
まさにこういうポーズをしてほしかったので、うまく作ることができたと思う。

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