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写真分析44
投稿日:2012/10/31
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構成要素
光:
左後ろからの蛍光灯と、真ん中奥にある窓からの自然光。そして右上からの蛍光灯。
色は全体的にオレンジを強めに入っていて、茶髪の被写体の色味を強調している。
ポイントはかなりハイキーになっている所と被写体の向き。
サングラスをしていることで白飛びをしても問題なく、反射があって華やかな印象になる。
被写体の向きも重要で、少し後ろを向いている感じだが、そうすることでライトと向き合うような角度になり、
表情は見えないがうつむいていて少し寂しい雰囲気が出ている。
フレーミング:
この写真のポイントは左の空間の意味。
まず被写体の切り方だが、被写体のすぐ左にある茶色の柱にかぶらないようにフレーミングされている。
被写体の上部と左肩のところを切ることでよけいな余白がなくなり、被写体の右に視線が注がれることはない。
そして左の空間は、光の表現と場所や世界観の説明ではないかと思う。
左半分が光になっていて明るい場所であることや被写体を光が照らしているということ、
またそういう明るい雰囲気の表現をしたいという撮影者の意図と思う。
ポージング:
光の関係上カメラの方をみてもらうことはするべきではないので、横を向いてもらう必要がある。
また、上にも書いたように明るいながらも寂しい雰囲気が出ているのは少しうつむいているからで、
細かいがその指示をすることも必要。
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