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京都桂店
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写真分析43
投稿日:2012/10/27
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構成要素
光:
左ななめ後ろからの蛍光灯
被写体の向きと光の当たり方がポイントで、しっかり横を向いていることで顔に光が当たり、
サングラスをしていることで夕日を浴びているような感覚がある。
また、被写体の雰囲気もさわやかで少し茶色のイメージ(茶髪?)なのでよい相乗効果を生んでいる。
その茶髪の印象を与えているのが右上の暖色系のライト。
もしこれがなかったら被写体の後ろは黒に落ちている。
その方が被写体に集中できたかもしれないが、どっちが正解かはわからない。
ただこの写真は彼のさわやかさをうまく表現していると思う。
ポージング:
まず条件として光の当たる方を向いてもらわなければいけない。
片足をおろすことでリラックス感も出ているが、両足が上にかかっていてもよかったと思う。
サングラスをかけていること、ベストの前が空いていてクタッとしている所も彼のやわらかい印象を強くしている。
フレーミング:
左1/3に光源であるライトボックスが入っている。
本来あまり入れることはないが、光の部分だけを平行に入れることで違和感無くインテリアのように入っている。
その横にある一番奥にある窓と、写真右にある柱、これらが平行に入っていることで遠近感を強調し、圧縮効果を生んで
望遠側を使用している意味が生まれている。
被写体の右側を柱が隠している。
もしもう少し隠れてしまっていたら、左手が指だけ見えて不自然な形になってしまうし、逆にもっと被写体が出ていたら、
全ての縦のラインとの調和が難しくなってしまうことからこの位置が最適と考える。
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