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京都桂店
遠く近しい兄弟
投稿日:2012/8/10
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私には弟がいる。三人も。
5つ離れた弟は、一番一緒に遊んだから音楽の趣味や好きなゲームとかも似ている。
一時期やんちゃになったこともあったけど、今は立派に働いている。
8つ離れた弟は、マイペース。本当にマイペース。
兄貴たちのやることにもあまり興味を示さず自分のやりたいことをやっていた。
それは20を過ぎた今でもそんな感じだ。
最後に11こ離れた弟。
私は二十歳で家を離れたので、一緒にいた時間はそんなに多くはないけれど、
たくさんの背中を見てきた彼は成長の仕方を知っているようだった。
そんな兄弟な私にとって、写真の彼らに少し親近感を抱いた。
9歳と1歳。
物心ついたおにいちゃんにとって生まれてきた弟という存在が、うれしくもある反面、
留守番が必要になったり、遊ぶ時間が減ったり、弟に生活の主導権を握られることも多くて
複雑な心境になることもあった。
9歳のお兄ちゃんが写真館で写真を撮るということもそうだと思う。
入ってきた瞬間のお兄ちゃんはゲームを片手に参加を拒否していた、
当然だ。
それでもぐずる弟を見て、何も言わずにシャボン玉をもってそばに駆け寄ってくれた。
彼のその行動に私は尊敬の念すら抱いた。
そしてそこに繰り広げられた兄弟が二人で遊ぶこの光景は、ウチの母が毎日見ていた光景かもしれないと
思うと、なんだか胸が熱くなった。
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