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京都桂店
れいくんファミリーへ
投稿日:2012/6/9
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「volvo」羨ましい!
この家族との関係を同僚に話すと言われる言葉。
自分とお客様の出会いというのはどれも突然で偶然。
ちょっとした行動の違いでそのお客様と自分が会うことが無くなると考えると怖くもある反面、出会ったお客様には偶然とは思えない縁を感じずにはいられません。
私は被写体である子供たちと仲良くなることがいい写真が生まれる条件の一つだと思っている。
子供を扱うというのは本当に難しいことで、一歩間違えると機嫌を損ねたり、逆にテンションが上がりすぎて撮影が困難になったり・・・。
れいくんも「どうやって仲良くなろうかな」そればっかり考えていた。
しかしれいくんとは波長が合った。
「一緒に遊ぼう」
そう言うとカメラ越しに話しかける私との言葉のキャッチボールに素直に反応してくれ、文字通り遊びながら撮りたい画を撮ることができた。
私は撮影した写真で両親がどんなに喜んでも、被写体である子供たちが「楽しくなかった」と思えばその写真の価値は半減し撮影も成功とは言えないと思っている。
もちろんベビーに楽しいと思ってもらうのは難しいけれど・・・。
でも私はいい写真を撮るにはそこに全精力を注ぐべきだと思っています。
その結果として、れいくんのママさんから素敵な言葉をたくさん頂きました。
印象的だったのは「余韻が消えない」という言葉でした。
例えば写真を普通に買いにきて、お金を払って持って帰ることに余韻が発生するでしょうか?
私ならしません(笑)
スタジオのドアを開けた瞬間から車に戻る時までのその時間の価値をどれだけ高めることができるか。
そこが一番重要で、結局は人と人の関係性なのだと思います。
改めてその事を教えてくれたれいくんファミリーに感謝しています。
また、必ず会いましょう。
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