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京都桂店
「100点は無理かもしれない、でもMaxは出せるだろ?」
投稿日:2022/10/5     更新日:2022/10/5
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松本人志さんの言葉らしい。最近知った言葉ですが結構好きで、一度聞いただけで心に刻まれた言葉。
私たちは毎日の撮影をどのように始め、どのように終えているだろう。何の気なしにいつも通り始めているかもしれないし、一期一会でやっている人もいるかもしれない。終わった時に「この撮影は100点だった」と胸を張って言えればいいけどそうもいかないのが撮影の難しさ。私ももう10年以上この仕事をやってきて、その難しさは痛いほどよくわかる。私は後輩たちに多くの事を教えられるような人間ではないが、こうした問題に直面した時、これだけはいつも伝えるようにしている。「100点じゃなくてもいいから汗を流せ」と。当たり前だけどこの言葉は単純に汗かけという意味ではなく、ベストを尽くせという意味です。出来栄えに限らず一生懸命やってる人を非難する人はいないと私は思っています。もしいたとしたら私は認めない。下手でもいい、自分の中にあるすべてを出し尽くした時、相手の心に響くものだということだけ覚えてほしいと。反対に、どんなに卓越した技術をもっていたとしてもベストを尽くしていない人を私は認めたくない。下手でも頑張る人とは一緒に働きたいが、上手くてもベストを尽くさない人とは働きたくない。下手なのに頑張らない人は一番許せない(笑)精神論だとか言って笑う人もいるかもしれない。確かにそうかもしれない。でも私は間違ってないと確信してる。11年前、入社2か月でカメラを持ち、汗を流すしかできることが無く、100点とは程遠い撮影をした私に、11年たった今もずっと撮影を依頼してくれる人がいるのだから。
写真は、ベストを尽くしてくれているモデルさんと、現場を和まそうとベストを尽くしてギターを弾いているLee社長と、ベストを尽くしたけど権力に負けて靴を耳にはめる私。そして写ってはいないが会社の未来をかけた写真をベストを尽くして撮影しているごめいさん。(ベストを尽くしてふざけてごめんなさい)
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