Staff Blog
京都桂店
scrollable
この1枚の写真への長い道のり〜29
投稿日:2022/9/26
1019 0
子供たちの行動をどこまで許容することが正しい写真の撮り方だと判断すればいいか迷います。
撮影者の意図からひとつでもずれればやり直すべきなのか?それとも子供に自由を与えて好きに動いてもらうことが正しいのか?
そのどちらも正しいし、どちらも正しくないというのが私の見解です。
なぜ私たちはこんな矛盾を抱えながら撮影をしなければいけないのか?それは私たちの思う「子供たちの自由」という言葉が、一般的な意味でとらえすぎているからだと思います。ようは社会通念上の「子供たちの自由」です。私たちは撮影者であり、写真を撮る人間ですので、私たちは写真を撮るうえでの「子供たちの自由」を規定しなければいけません。ではそれは何か?子供たちが心の中に自由を得ることです。動きの自由を与えることだけが自由ではありません。心の中に新しい発見、わくわくする自分、撮る楽しみ。それらが現れた時、子供たちの自由は発現するのだと思います。
codi:moriya
この記事をシェアする
サイト内投稿の検索
- トップ
- Staff Blog
- トップ
- スタジオ紹介
- 京都桂店
- スタッフブログ
- volvo(裏方の人間)
- この1枚の写真への長い道のり〜29