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社長の覚悟:読書感想文まとめvol.006
投稿日:2022/4/11
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社長の覚悟
曽根康正:著
この本の目的は、自社の社員真剣に幸せになってほしいと思ってる人向けに書かれた本である。
社長がやらなければいけないことを簡単に整理すると:
・資金を増やすこと
・社員の働きやすい環境を作る
・会社の進むべき方向を示す
・時代の変化についていく
・常にチャレンジする
社長がやらなくてもいい事を整理すると:
・節税のために資金を使う
・社長自ら現場仕事ばかりやってる
・社員を道具のように使う
松下幸之助の5つの知恵
1,治に居て乱を忘れず
不況ではない平常時や好況時にあぐらをかかずに新たな種まきを怠らないこと
2,責任はわれにあり
3,今が大躍進の絶好のチャンス
4,策は無限にある
5,好況よし、不況さらによし
不況は問題点や課題を教えてくれる機会
・成功者の反対は、失敗者じゃなく「チャレンジしない人」
チャレンジしない人は2種類
1:わかってるのに、理由をつけてやらない人
2:チャレンジそのものを否定し頑張る人を見下す人
チャレンジする人→20%うち成功する人4%。
チャレンジしない人→80%うち自信が無くて実行できない人56%。自分を変えようとしな人24%
・危機感を抱いて前向きに挑戦する姿勢から成長は生まれる
例:水槽に天敵を入れられた魚は長生きする
・適切な危機への対応策は資金を潤沢に持つことに限る
・リスクは回避するものではなくコントロールするもの
リスク回避といえば聞こえはいいが、それで何もしなくなるのは本末転倒。
『何もしないことが一番のリスク』
コントロールして環境に適用していく。
・小さなリスクは恐れるな、大きなリスクはとるな
・平常時には利益に重点をおき、緊急時には資金に重点を置く
・今の時代、何もしないことが最大のリスク
・知識は知ってるだけじゃ何の意味もない。実践すること
・今の境遇から抜け出したいのなら、自分を変えると決心するしかない
「運命は自ら招き、境遇は自ら造る」
「決心は九分の成就」
考え方が変われば行動が変わり、行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わり、運命が変わり、人生が変わる。
経営者が成功する3つの条件
・知らないことを知ろうとすること
・知らないことを否定しない
・プラス思考
・経営者は、社員から惚れられなければいけない
「この社長となら目標が達成できる」と思われること
・経営者は、厳しい事を言うと反発されたり、辞めたりしないかと遠慮するとますます社員との意思伝達ができなくなる。
・経営者に必要なのは能力ではなく執念である
「成功は成功の呼び水、失敗は成功の足掛かり」
・企業とは環境適応業である
変化する外部環境にスピード感をもって適用させていくのが仕事
最もダメなリーダー→馬鹿にされる人
3番目に優れたリーダー→恐れられる人
2番目に優れたリーダー→敬愛される人
最も優れたリーダー→存在さえ忘れられる人
・中小企業は経営者のやる力で差別化する
・経営理念とは免疫力、計画とは治癒力
・計画通りにいかない時こそ他人の目
・絶対に自社の立場で経営判断をしないこと
利益の役割
1,顧客満足のバロメーター
2,事業の有効性と健全性を測る物差し
3,将来のリスクの備え
4,将来の利益獲得への準備資金
5,資金調達のための誘い水
・そこで働く人の幸せのために会社という組織がある
・組織の中は自然と2:6:2の割合になる
2→自ら考え行動できる優秀な人
6→いわれたことは問題なくこなす
2→いわれたこともやらない
・社員を生かす組織、仕組み作り
・人は言葉で叱り、文章でほめる
・社員を叱るのは以下の場合
1,決めたことを守らない
2,人のせいにする
3,向上心がない、自己投資しない
4,仕事を先送りにする
・やる気をなくさせる要因
給与が下がる、人間関係、環境、政策の悪化
・やる気がでる要因
責任を持たせる、昇進、承認、自由裁量、達成感、成長実感、感動
・時間=命
・当たり前だけど、成功する人はどんな障害にぶつかってもあきらめない人
・忍耐力があり、目標設定が高く、固定観念がなく、変化に適合できる人
・心の中にあるものが、行動として現れる
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