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			この1枚の写真への長い道のり〜10
投稿日:2022/3/31
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「すでにあるものを整理して撮る」
ハウススタジオではよく使われる手法だが、そのような言葉を使う場合、大概はインテリアの什器や小物などの物質的な部分だけを指す。だが、写真を構成する要素は物質的な部分だけでないということは、写真館に勤めていれば誰でもわかることだ。光はそのひとつだ。光の用途は様々だが、被写体を明確に写すためのメイン光と、写真の彩を手伝う補助光とにい分けられる。この写真における整理を必要とする光は後者の補助光に該当する。強い逆光を写真のどこに配置するかで写真のイメージは変わるが、写真上部に意図的に配置することで明暗差と幻想感を作る。
もうひとつの整理すべき点は被写体である彼の心情だ。
写真は心情を写すことが最も良い写真になる条件である。しかし、心情を写しだすためにはここまで書いたような適切で効果的な整理が必要になる。感情的内面を写すことがカメラマンのつとめだが、彼の内面を映し出すために必要な技術が整理して撮るということにつながる。
9年目でたどり着いた一枚と、9回目のハッピーバースデー。
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