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京都桂店
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この1枚の写真への長い道のり〜6「ライフスタジオ名古屋西店編」

投稿日:2022/2/2

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こういう写真を見て、どう思うだろうか。

 

本屋のファッションコーナーにある本を適当に開けば載ってるような

あるいは

デパートの中を歩いていてふとエスカレーターの横を見上げたら上からぶら下がってるやるに載ってるような感じだろうか?

少なくとも子供写真館の玄関に飾ってある写真でないことは確かだ。

良く言えばだが・・・。

 

「広告写真」という意味では町でよく見かけるような雰囲気だと思うが、反対にライフスタジオでこのような写真を見ることは少ない。というかほぼ見たことない。最大の理由は光だ。ライフスタジオは90%以上が自然光で撮影され、そのほとんどが逆光、もしくは半逆光だ。この写真のようにストロボを順光で使用する写真はほぼ無い。

しかし、このような光はやろうと思えば簡単にできる。ストロボをカメラに装着すればいい。難しそうに見えるのはライフスタジオにこのような写真が少ないだけで実際には何も難しいことはない。(私はこれを撮るのに15分かかったが・・・。)それよりもこの写真で最も重要なのはひとつ前のブログでも言ったように衣装とポージングだ。

 

「雑誌のように撮る」のではなく「雑誌として撮る」ためには、広告写真を理解しないといけない。広告写真には演技が必要だ。何か物語を想起させるための演技。世界観ともいえるかもしれないが、それを作り出すために衣装とポージングを利用するのだ。

 

おじさんがするようなサングラスの中にレモン。

意味不明だ。

その意味不明が、見た人に何かを想起させる。

 

と、思う。。

 

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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