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京都桂店
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この1枚の写真への長い道のり〜2

投稿日:2021/11/2

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この一年はとにかく自分のセンスの無さと修正能力の低さに驚いた期間だった。

最初にこの場所のインテリアを作ったのは昨年の5月。スタジオがこのままではこの先のレッドオーシャンに勝つことができないと漠然とした不安にただただ襲われて動き出したのが始まりだった。頭には本当に何もなかった。ひたすらピンタレストを見ては画像を保存した。明らかに出来そうもないものまで見境も無く保存した。。保存しすぎてどれが大切な写真かわからなくなるほどに保存した。本当に沢山の写真を見たと思う。100枚、200枚ではなく、本当に穴が開くほど写真を見た。ありがたいことに今の時代、写真は他のスタジオの写真でも雑誌の写真でも探せばいくらでも見ることができる。特に他のスタジオさんの写真は本当によく見た。インスタグラムに載ってるような美しい写真も見たし、それだけではスタジオの細部が分からなかったので見学にも行ったし、お客さんの投稿してる口コミ写真を隅々まで見たりもした。

普通それだけやったら上手くいきそうなものだが、やはりやり直した。結局最初にできた時からこの背景は3回入れ替え、ドライフラワーも3回買い足した。

もちろんできたばかりの時は完璧だと自画自賛したが、撮影を重ねるうちに一種の撮りにくさを当然のように感じ始め、自分の思ってたイメージから遠ざかっていく現実を目の当たりにした。
これは自分の撮影スキルが低いのか??それとも背景のバランスが悪いのか?

撮りにくい背景を用意しておきながら、整理して撮れとか美しく撮れとか言われながら毎日撮影をしてる皆んなには本当に申し訳なく思う。。

今のこの背景が何点かと言われると、はっきりと言うのは難しいがまだ道半ばだと思う。正直なところ私が想像してるイメージまではもう一押し欲しい。私が尊敬するスタジオにはもっと自由さと優しさがあった。

Lee社長はずっと新しいスタイルを模索していて、答えに近づきつつある。
自分も追いかけていきたい。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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