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ビジネス本はこの一冊でOK!?「7つの習慣」要約してみたその2
投稿日:2020/5/22
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こんにちは、ボルボです。
7つの習慣の要約も第2回目となりました。
第一回をまだご覧になっていない方はこちら
ビジネス本はこの一冊でOK!?「7つの習慣」を要約してみたその1
さて、第2回とはいってもまだ1つめの習慣にも入っていないのですが、ちびちびやっていきたいと思います。
それでは今回はP50~P74までを要約していきたいと思います。
「人格は繰り返す行動の総計である。それゆえに優秀さは単発的な行動にあらず、習慣である」
さあさっそく格言のような言葉が出てきましたが、意味わかるようなわからないような・・・
つまりはこういうことですかね?
「人格っていうのは自分の今日までの生き方によって作られたものであって、優秀な人は突如なれるものではなく習慣が大事だよ」
例えば電車で席を譲るという行為において、何のためらいもなく譲る人と気づかないふりをする人、もしくは気づいてもいない人と様々いると思います。その三者三様の行動は、その人たちのその日まで生きてきた人生経験に基づいて決定されます。主に関係してくるのは道徳についてどのような教育を受けてきたかという部分になるかと思います。
とっさの判断というのは、その人の習慣化された思考回路、行動、言葉が素で出ますので
そのような時にその人の本質的な面というのが現れるのですね。
・習慣は捨てることも変えることもできる
さあ、この言葉に関しては半ば強引な感じもありますが、習慣を変えていくのは中々難しいという面も認めながらそれでも本気を出せば変えられると筆者は話しています。
習慣は極めて強い引力を持っている。それは大抵の人が考えている以上のものである。
後回し、短期、批判、わがままなど生活を支える原則に反する深く根付いた癖を捨てることは弱い意思とわずかな努力
だけでできるものではない。しかし、その引力からいったん脱出すれば、全く新しい次元の自由を手に入れることができる
つまり、習慣を変えることは可能であり、変えられないと思っているのは意志の弱さや努力不足であるということです。変えられない習慣の代表例といえば「たばこ」じゃないでしょうか?私は吸わないので本当のところはわかりませんがよく聞くのは「中々やめられない」という言葉。吸わない人から見れば「いや、買わなきゃいいじゃん」って思っちゃうんですけど、それが簡単にできないのが習慣化何ですよね。でもそれでも変えられないことはないと、筆者は言っています。この「習慣を変える」ということこそ「パラダイムシフト」が最も必要なことなのでしょうね。きっとそのことがこの本のこれから先に書かれていることでしょう笑
・習慣は知識とスキルとやる気の3つの要素からなっている
知識:なにを、なぜするのか
スキル:どうやって
やる気:動機
・相互依存への道
どうやらこの本では人の成長には3段階あるようで、それは依存→自立→相互依存の3段階にわけられるそう。そして7つの習慣を身につけると依存→自立→相互依存へと成長するというお話。なんかこれもわかるようなわからないようなって感じですよね。依存と相互依存何が違うの?って。なんで自立した先にまた依存?みたいな。これを理解するには、各単語の意味をしっかり理解しないといけないような気がしています。例えば自立ひとつとってみても、経済的自立ととらえる人もいれば、人格者的な意味合いにとらえる人もいます。ここでいう自立とはどのような状態のことなのか?
- 依存とは:この本で極端な例としてあがっているのは「赤ちゃん」です。
一人でできることはほぼ皆無といってもいいので、人に頼らざるを得ません。
この例だと極端すぎてわかりにくいですが、私なりに例を出してみると、人の敷いたレールに乗って生きている人ですね。
例えばただなんとなくとりあえず働いている人とか、物事を自分で決められない人ですね。
- 自立とは:ここでいう自立というのは「経済的、精神的に独り立ちしていて、一人で生きていける状態」のことを指しているような気がします。
なのでそこまで厳格ではなく、あくまでも独り立ちしているかどうかくらいなのかなと。
- 相互依存とは:一言でまとめると「独り立ち(自立)をした人同士が共存し、互いに良い影響を与え合う状態」なのかな?と思います。一人でうまくいくだけじゃなくて、その先には人とともにあるということであったり、協力しあったり相乗効果を目指していける関係性があるのではないかー?ってことですね。
・自立を履き違えた現代
「足枷を捨てたい、解放されたい、自己主張したい、人との関わりを捨てたい」などの言葉は自立を目指した言葉ではなく、深い依存性示しているにすぎない。そしてこれは他人の欠点に対して過剰反応をし、コントロールできない周りの人や状況に対して被害者意識を持ってしまう依存性なのである。これは個人の成熟の問題なのである
P58
これは確かに陥りやすい勘違いかなと思いました。自立=個人プレーといった風に捉えがちですが、自立という言葉にそんな意味は含まれておらず逆に自分勝手で人に悪い影響を与えてしあうよくない意味の依存関係になってしまいます。こうした考えを持っている場合は、自立の意味を考え直した方がいいかもしれません。
<ボルボの視点>
ここからはちょっとだけ私の意見を入れた観点でお話しさせていただければと思います。私はこの依存→自立→相互依存という流れに関してはやや違う意見を持っていますのでそこについてお話をさせていただきたいと思います!
・自立の先に相互依存があるのか、真の自立は相互依存があって成り立つのか
ボルボはこの依存→自立→相互依存という流れに対して違う意見をもっているのですが
私の中ではこのように考えています。
- 本:依存→自立→相互依存
- ボ:依存→自立(相互依存あっての自立)
ちょっとだけ違うのですが、私は自立した先に相互依存の関係が待っているのではなくて
相互依存している状態こそが自立ではないか?という考えです。
-
「自立とは、他人の存在があるから自ら立っていることがわかる」
これは誰の格言でもなくただ私がそう思ってるだけなのですが笑
この世にもし自分しかいなかったら、自立しているかどうかなんてわからないですよね?
自立とはいっても結局は相対的で、他人や社会があってはじめて自立することができるのだと思うと
結局は誰かに助けられ、時に誰かを助け、良い影響も悪い影響も与え合うのが人であり、それを自覚し
人のため、社会のために生きることが自立であると、私は思うのですよね。
なので個人的には、相互依存というのは、自立する条件の中のひとつなのかななんて、思います。
でも、この本でも実はそれっぽことを言っているんですよね。
人生は本来相互依存的なものである P59
さいごに、これも私の持論申し訳ないのですが、自立に対する考えです。
「自立とは、自分のことを考えられるようになることではなく、自分以外の事を考えられるようになることである」
次回へ続く
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