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京都桂店
部長の仕事〜読書感想文というかまとめ〜
投稿日:2019/7/31
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@部長の仕事は、会社の戦略を実現するために、全体最適で部をマネジメントしていくこと
@そのためには、与えられた権限を使いこなし、課長が働きやすい環境を整える
@それを実現するための秘訣を
「人材ポートフォリオ」「社内政治に約立つ」「4つの幅」「リーダーシップ5つのスタイル」
など具体的な理論を使用する
@部長の役割は
「部のパフォーマンスの向上」「価値観の共有」を果たすこと
@必要なフレームワーク
「ミッション」「ビジョン」「バリュー」「戦略」
「組織体制」「組織文化」「人材マネジメント」
@部長のマインド
「公欲」「大局観」「本質思考」「複線思考」
「変わることへの柔軟性」「自己犠牲の精神」
「度量の広さ」
@役員になりえる部長というのは、社長の後継者の可能性があるかどうか
@部長は、会社全体を見ながら仕事ができる人。経営者目線
@役員になれる人の特徴
ー決断力が高く、柔軟である
先の見えない不確実な状況の中で新たな事業への進出を決断し、部を動かしていく
ー役員になれる人は、自分の決断に過ちがあれば非を認め、迅速に考え方を改めることができる人
ー思慮深く、謙虚
顧客から学べる人
優れたリーダーは3割話、7割聞く
@部長に求められるのは、5年後、10年後など長期的な視野から業績に貢献する
@ミクロとマクロの視点を持つ訓練をする
@課長の仕事には答えがある。部長の仕事には答えがない
@捨てるべきものや、残すべきものを決めること
@部長は権限を使いこなす必要がある
@課長(店長)が成果を出しやすい環境を作る
@部分最適ではなく、全体最適で決断する
例:自部門に利益があれば、他部門に不利益なことをしていまうのは部分最適
@個人をみるのは店長の仕事。部長は組織が戦略の実現に寄与しているかを見る
@店長を飛び越して独自ルートで情報を得ることはしてはいけない
@組織を集団で見るには
・人材の充足度
・戦略実現の寄与度
のふたつを軸にして考える必要がある
@人が足りているが、戦略への寄与度が低ければ、廃止したりする必要がある
@人が足りていなくて、寄与度が高ければ再配置が必要
@人が多くて寄与度も高ければ、全体的に過剰である
@無駄な業務をやめるのは部長権限
・業務に追われ、機会損失していたなどを変えることができる
・目的を見失い、惰性でやっている業務、過剰品質の業務をなくすことに目を向ける
@事業見直しは部長の責任
@社内政治ができないと、部長は務まらない
・部長の4つの幅
責任範囲、管理範囲、影響範囲、支援範囲
責任範囲に見合う3つの範囲が整っていることが重要
大きな責任を背負わされているにも関わらず他の3つが小さい状態では全うすることができない
・責任範囲とは
各部にある各々の責任。ワンポイントでいうと、写真館運営を健全に行う責任
・管理範囲とは
与えられた経営資源のこと。ヒト、モノ、カネのこと
もし、部に大きな責任を負っているのなら、それに見合った予算や優秀な人材を確保すること
・影響範囲とは
「指揮権」
ワンポイントの部長が下した決定が、他の部にも影響したら、それは影響範囲が広いことを意味する
・支援範囲とは
どれくらい他部署から協力してくれるか
@大抵の場合、責任範囲と管理範囲のお2つは公式に決まる
@影響範囲と支援範囲は公式に決まらない
@影響範囲と支援範囲を広げるには、社内の実態に目を向ける
@政治力とは、利己的に使用すれば「悪」会社のために使用すれば「必要悪」
@他部署との境界にたつ。
マンションの管理人は、不審者は通さない。
他部署から依頼される業務のうち、目的に照らして必要性を感じない業務をブロックして
業務負荷を軽減する。どこかで歯止めをかけないと組織は疲弊する
@スポークスマンの役割
ロビー活動を通じ、自組織の有用性を訴求する。味方を作る
@トランスフォーマー
独自のネットワークを使って有益な情報を組織内にもたらす
リーダーシップには5つのスタイル
・専門知識型 持っている知識や技術をもとに運営する
・戦略型 自ら戦略を立案し、浸透させる
・人材型 権限を部下に移譲し、自由裁量の余地を与える
・ボックス型 自ら動かず、仕組みをもとに事業運営
・変革推進型 古い仕組みや体質を壊す
@成熟期のライフスタジオは、このままでは衰退期に陥るため、新たな成長軌道にのるため変革推進型リーダーが必要
どこに向かうべきか指し示す戦略型も必要
@部長は部の経営者である
@マネジメントとは管理ではない
@コントロールの対象は仕組みであって、人ではない
@経営者である部長の役割とは
・パフォーマンスの向上 部の戦略、目標を明確にし、実現する組織体制を構築し、人材の配置、育成を行う
・価値観の共有 経営理念、行動指針、部のミッションやビジョンを共有
@部長の役割は「MVV +4Sモデル」で果たす 97
・Mission 自部門の存在意義
・Vision 未来に向けた方向性
・Value コアコンピタンス
・Strategy 部の方針あるいは戦略
・Structure 組織の構造
・Style 組織の文化
・Staff 人材の質と量
@組織にイノベーションを起こすには?
・組織は5年もたつと保守邸になる
・保守的になると、短期的思考が強くなり、上位目的を見失っていたり、良いことを誇張し、悪いことを隠す傾向
・人間の行動は意欲と能力の掛け算で決まる
・ビジネスにおける信頼関係は、意欲、能力、実績の3つによって構築される
・信頼以上に人を動かすのは、安心感の醸成
リーダーの率先垂範行動
最後まで責任を持つ
ゴールに対して常に進捗を伝えること
バックアッププランを、用意する
撤退も英断
部長には公欲が求められる
私欲で動く部長は、部を破壊する
部長は大局観を持つ
幅広く遠い先を見ること
部長は本質思考で根元的であること
部下に見えてないことを伝えること
あらゆる可能性を考えること
巧みさによる問題解決より、愚直さによる問題解決を。
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