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京都桂店
星野リゾートの教科書〜読書感想〜
投稿日:2019/2/17
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第2部
1:その他大勢から抜け出す
・他と同じようにしてはだめ
・他を追いかけてはだめ
・どんな客でも受けれない
・星野さんは、その他大勢の旅館と同じく、個人、団体両方を受け入れていた旅館を個人限定にし
部屋を減らし、すべての部屋に露天風呂をつけ、高級化した。
・二兎を追い収益悪化
・ライバルに勝つ3つの要素
ーコストリーダーシップ
ー差別化
ー選択と集中
このなかから選んで徹底すべき
「どんなターゲットに向かって集中していくのかをまず明確に決めるそのうえで『コスト優位』にたつのか、『差別化』を徹底するのかを選び徹底する」
・他社の追随をやめ、ニッチ市場で開拓
コトラーの競争地位別戦略
企業は市場で4つの地位のどれかにある
リーダー、チャレンジャー、ニッチャー、フォロアー
リーダーは市場のトップ、チャレンジャーは2番手。フォロアーも2番手だが、波風たてずに存在する
ニッチャーは大きな市場ではなく、小さな市場でトップをめざす。
例:トマムの旅館を再生させるために「昔スキー場にきてたけどいまは来れない」ファミリー層に集中した
例:アルツ磐梯では、リーダーだったため、同じ戦略ではなく、「需要の拡大、価格競争に陥らない、同質化(ニッチャーの出すサービスをすぐに取り入れる)」を実施した
ニッチャー戦略のコツ
1:製品を顧客ごとにカスタマイズする「注文製品専門家」
2:最高品質にこだわる「品質、価格専門家」
3:ひとつの流通チャネルのみに集中する「チャネル専門家」
<所感>
自分(自分の所属している会社、もしくは手がけているプロジェクト)がどのような立場かを視野を広げて
確認する必要がある。
私たちライフスタジオがこれから先もっともっと成長していきたいとすれば
市場における自分たちの立場をしっかりと把握しなければいけない。
例えば、子供写真館の市場でみれば、ライフスタジオより先頭を走る大きな会社はたくさんあるし、ハウス型スタジオ市場
に限ってみれば、実はトップかもしれないし、違うかもしれない。
そして、市場の動向も見なければいけない。
ハウス型スタジオ市場で何が起こっているのか・・・。
もしかしたら実は価格競争が起きていて写真のデフレ化がおきているかもしれないし
写真そのものの違いが小さくなり、顧客に選択肢を与えてしまったことにより顧客を迷わせてしまっているかもしれない。
私たち最近日常的に行っている様々な事は、果たして効果的な事なのだろうか。
本当にしなければいけない事を見つける事を置き去りにして、ただがむしゃらに何か作業をする日々を送っていないだろうか。
仕事とは、自分がやった事が顧客に認められて反応が返って初めて仕事として成立する。
どんなに一生懸命やったとしても、顧客から反応がなければそれは仕事ではなく作業でしかない。
集客するというのは、何かいやらしく聞こえるかもしれないが、人が集まるという事はそれだけ価値が伝わっているという事であり
ひとつの企業として社会的な存在価値があるという事だ。
「ウェブで検索されない事は、ウェブに存在しない事と同義語だ」と何かでみたが、こんな観念的な名言もビジネスにおいては
的を得ているとしか言えないし、これに反論するには材料がない。
自分が作っているウェブ上のコンテンツがもし反応が薄いと感じたなら、少しやり方を変える必要があるかもしれない。
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ライフスタジオ所沢店
〒3591145
埼玉県所沢市山口1267-1
TEL:0429292555
E-mail: tokorozawa@lifestudio.jp
営業時間:09:30~17:00
定休日:火,水
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