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京都桂店
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Butterfly〜kambayashi Family〜

投稿日:2018/5/28

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遠い昔の君たちの記憶は

ファインダーを覗くたび蘇る

 

遠い昔から繋がれてきた今日までの絆は

まだ見たことのない新しい世界へと導き

見た事無い未来が創られる

 

君たちと出会えた事は

他の誰とも変わらないごく一般的な確率

だけど約5年という月日を共有できたのは何千分の1の確率

 

偶然かもしれないし、必然かもしれない。

だけどただ一つ言えるのは、誰でもこれだけの時間を共に過ごすことができるのか?

と言われれば、答えはノーだということ。

 

 

人が私を必要とし、私を指名をしていただけるというのは本当に名誉あることで、これ以上ない喜びを得ます。

正直な話、若い頃は誰かが指名してくれる、それだけで満足していた時期もありました。

でもライフスタジオでの生活も丸6年が経とうとし、短くない時間の中でそんな時代を通り過ぎ

それだけでは埋まらない心の穴が存在する事を知るようになり、次第にその穴が私の仕事に対する欲望を小さくしていくことに気づきます。

自分はいつも受動的な人間でした。

「愛されるより愛したい」という言葉を日本中に振りまいたkinki kidsと青春時代を共にしたとは思えないほどに

自分の意思を見せることはしませんでした。

どんなに好きな人がいても告白なんてしたことなかったし、というかできなかったし。

それどころか自分から好きだと言うことがむしろダサいことだといわんばかりに振舞っていたように思います。

まるで「人に求められる」事が美学とでも思ったのでしょうか・・・。

そんな風に生きてきたものだから、意思表示も微妙なまま生きてきて

人に求められる事で満足感を味わった気になり、正直ライフスタジオで忙しい毎日を送りながらもそのように過ごしてきた部分がありました。

私を探してくれる数少ないお客様は「あの人は今どの店舗にいるのか?」と、普通に予約を取るよりもひと手間多い工程を踏まなければならず

予約を取った後も店舗と連絡を取り、私の生存確認をしなければなりません。

私が人見知りが故に仲の良いお客様にはご不便をおかけしてしまっています(本当にいつもすいません)

 

そんな私も、ライフスタジオで過ごすうちに異変が起きました。

誰かに「会いたい」という思いを、行動に表す機会が生まれたのです。

その一人が「上林ファミリー」です



 

今でこそまた会いたいと思える方はたくさんいますが、最初に私にそう思わせてくれたのは上林ファミリーでした。

5年という短くはない時間を共に過ごすことができた中にはもちろん子供が成長して大きくなり

隣で撮影してる赤ちゃんが眩く見えたりもするでしょうし、サイズオーバーしてしまったライフスタジオの衣装に

失望してもおかしくなかったと思います。にもかかわらず子供たちの写真を残したいとライフスタジオに来続けてくれたママさんの行動力共に歩きつづけることができた一番の理由ではあります。

 

姉ののいちゃんと、弟のたくみくんの二人姉弟。

初めて上林ファミリーの撮影に入らせていただいたのは、2013年の1月。

もう5年半も前の事です。

 


2013年、最初の出会い、草加店。朱美さんと。



草加店がオープンしたばかり、私もこの頃は新松戸店で初めての店長業に四苦八苦していた時期でした。

理由は忘れましたがこの日だけ草加店に勤務する事になり(最初はご指名じゃなかったですよね?汗)

その日の撮影にいらっしゃったのが上林ファミリーでした。

 

初めて撮ったときから2人はそのモデルのような出で立ちと上手さで

私が撮影には入らせてもらう前もきっとカメラマンたちを唸らせてきたんだろうなって思っていました。

それから私とままさん、のいちゃん、たくみくんの物語は始まりました。

 

実は上林ファミリーはかなりライフスタジオの初期からきてくださってます。

私が担当する前にすでに5回も撮影に来てくださっていて、最初のご来店は山手にあった横浜店です。

当時、ライフスタジオが口コミで流行り始めママ友さんの間でも利用する方が増えたものの、当時まだ青山店しかなかったため中々撮影する機会に恵まれずどうしようかと悩んでいた時に横浜店がオープンし満を持して撮影されたという話をお聞きしました。

  
左:2010年(私が撮影する前)右2017年二回目の草加店、谷津さんと入った撮影。


これは谷津さんの趣味が爆発したコーディネート。それにこたえてくれるたくみくん。


 

それから草加、越谷、大宮、草加2回目、所沢と撮影を続け、二人の成長を見続けてきました。

 


2014年、越谷店にて、おいちゃんと。




  


2016年、大宮店で北岑さんと。このお人形はいつももってきてくれていた相棒なのですが、今年は一緒に撮影できず><





 
2018年、所沢店にて。工藤さんと。
自分の中でファミリー顧客と言えるお客様でついにフォトジェニックを獲得することができました。
ずーっと願っていたことが実現し、いままでのフォトジェニックの中でも印象深いひとつになりました。





正直なぜ自分を指名してくださるのか理由ははっきりとは知りません。もちろん聞くのも変ですし。。
でも、そこはあまり関係がなくて、ただ私が会いたい、ただ私が二人を撮影したい。
会う理由なんてそれだけでいいのではないかなと思います。他の人から見れば普通の事かもしれないですけどね。
「会いたい」と思うことは会うことそれだけで、無条件に満たされた気持ちになります。

『すべて請け負って、半歩でも進めるなら景色は少しずつ変わってく』
というB’zの歌詞を今思い出しました。

人に積極的に行動することが苦手だからと避けていくのなら、この会社にいる意味はないし、苦しいだけだと思い
苦手でも、できなくても、やり続けようとここまできました。そうして見えてきた景色は今までの人生とは少しだけ
違ったものが見えたような気がします。

正直自分がそんな思いになることがあるとは思いもしませんでした。
そう思わせてくれた上林ファミリーには感謝です。
結局お客様との出会いは、あげるよりももらう方が大きいのだと思いました。
 

実は、パパさんとは一度もお会いしたことがありません。
私と出会う前、初期の頃はいらしていたようですが、なにやら写真が苦手だとかお休みが合わないとか。
いつか、上林家の家族写真を残せるお手伝いができたらうれしいなと思いながら・・・また来年もお待ちしてます。
 

普段からフェイスブックでママさんとやりとりをしています。

今回の撮影後、フォトジェニックを上げた私は「butterfly」も書く予定だったので特にアップしたことは
お知らせしていなかったのですが「フォトジェニック読ませて頂きました!」とご連絡をくれました。

 

その中の文章を勝手ながら少し抜粋させていただきます。

 

あんなにもわいわいしながらこんなにも沢山のことを
考えながらだったんだなーってじーんとしてしまいました
youtubeでyoshikiのピアノメドレーを聞きながら!?涙してしまいました
来年は何か理由をこじつけて・・・再来年はたくみ入学(学ラン)
その翌年はのいが高校入学、理由をつけまくって、またお世話になりたいです

 

 

【指名だから?いいえ、私が会いたいから】

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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