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京都桂店
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Successful experience
投稿日:2018/2/1
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Photo by Natsuko
Codi by Volvo
それは共に働き始めて二週間目の事でした。
撮影が終わり、モニターを流しながら顧客と笑いが絶えない中で、この写真が流れ驚きを覚えました。
その時の私の率直な感想は「え?もうこんな写真撮っちゃうの?」でした。
私が思い描いていた夏子の三週間の所沢の旅は、クローズアップを主題にしながら
色々とチャレンジやら試行錯誤した結果思うようにいかず
「クローズアップはそんな簡単なものじゃないんだぞ」と私が威張って終わる。
というのを想像していたのですが、半分も経たないうちにこの写真が出てきた事に驚き、そして喜びました。
この写真の特徴は「単純な美しさを知らせてくれた事」だと思います。
美しさの基準は人それぞれではありますが、誰もがヘップバーンを見て綺麗だと思うように美しさにはある一定の普遍性が存在します。
写真においても同じように好みは違えど「普遍的な美」が存在し、それに近ければ近いほど美しさは共有されていきます。
しかし、それを生み出そうとする方法は毎回同じというわけにはいきません。
それは洋服が人を選ぶように写真の撮り方も人によって異なり、被写体によってアプローチが異なる為、ゴールは同じでも道筋が毎撮影違うのです。だから面白いし難しいのですが、実は所沢に来る前から夏子はその違いがわかる人だと思っていました。
皆さんご存知の通り、夏子は似顔絵の上手な人です。私は絵心を持たぬまま30を超えてしまいました。恐らくもう私の人生で持つことは出来ないと思って諦めていますが、描く絵が本人に似てるというのは人の事をよくみている事の証明です。
それが顕著に現れたのが私の似顔絵を描いてくれた時でした。実は夏子に描いてもらったのは2回目になりますが、本人も言ってましたが1回目の似顔絵は他の人達がそっくりな中で正直私だけあまり似ていませんでした。私が特徴の少ない人間なのは申し訳のない所ですが、2回目に描いてもらった今回はすごくよく似ていてました。
それを見た瞬間「あぁ、きっと夏子の中に印象が残ったんだな」と嬉しさを感たりもしましたが、描けると言う事は彼女には人の特徴をつかむアンテナが備わっているという事です。
写真にそれが表現されるのに時間がかかるのは、表現方法が絵ではなく写真だからです。インプットとアウトプットは別の仕事で、別のスキルが必要です。
インプットが開通している人は、人の特徴を認識する力があり、アウトプットが開通している人は写真でそれを表現できます。本来、インプットする事の方が難しいので、それができている夏子はアウトプットを学べばいいだけなので、絶対に写真は良くなります。そのキッカケがあればいいだけです。それが「ちょっとした成功経験」です。
好きな写真が何かを知る事ができ、好きな写真を撮る事ができた。これが偶然か必然かとか、自力とか他力とかそういうのは全く関係がありません。
この写真が撮れたことはチャレンジした人にしか訪れない成功経験であり、経験する事自体がとても重要な事で、経験した人だけが少しだけ新しい景色を見る事ができます。
そしてその人は次の景色を手に入れに動き出します。
彼女がどれだけのものを持って帰ってくれたかはハッキリとはわかりませんが、この写真が何かのキッカケになってくれたのではないかなと密かに思っています。
Codi by Volvo
それは共に働き始めて二週間目の事でした。
撮影が終わり、モニターを流しながら顧客と笑いが絶えない中で、この写真が流れ驚きを覚えました。
その時の私の率直な感想は「え?もうこんな写真撮っちゃうの?」でした。
私が思い描いていた夏子の三週間の所沢の旅は、クローズアップを主題にしながら
色々とチャレンジやら試行錯誤した結果思うようにいかず
「クローズアップはそんな簡単なものじゃないんだぞ」と私が威張って終わる。
というのを想像していたのですが、半分も経たないうちにこの写真が出てきた事に驚き、そして喜びました。
この写真の特徴は「単純な美しさを知らせてくれた事」だと思います。
美しさの基準は人それぞれではありますが、誰もがヘップバーンを見て綺麗だと思うように美しさにはある一定の普遍性が存在します。
写真においても同じように好みは違えど「普遍的な美」が存在し、それに近ければ近いほど美しさは共有されていきます。
しかし、それを生み出そうとする方法は毎回同じというわけにはいきません。
それは洋服が人を選ぶように写真の撮り方も人によって異なり、被写体によってアプローチが異なる為、ゴールは同じでも道筋が毎撮影違うのです。だから面白いし難しいのですが、実は所沢に来る前から夏子はその違いがわかる人だと思っていました。
皆さんご存知の通り、夏子は似顔絵の上手な人です。私は絵心を持たぬまま30を超えてしまいました。恐らくもう私の人生で持つことは出来ないと思って諦めていますが、描く絵が本人に似てるというのは人の事をよくみている事の証明です。
それが顕著に現れたのが私の似顔絵を描いてくれた時でした。実は夏子に描いてもらったのは2回目になりますが、本人も言ってましたが1回目の似顔絵は他の人達がそっくりな中で正直私だけあまり似ていませんでした。私が特徴の少ない人間なのは申し訳のない所ですが、2回目に描いてもらった今回はすごくよく似ていてました。
それを見た瞬間「あぁ、きっと夏子の中に印象が残ったんだな」と嬉しさを感たりもしましたが、描けると言う事は彼女には人の特徴をつかむアンテナが備わっているという事です。
写真にそれが表現されるのに時間がかかるのは、表現方法が絵ではなく写真だからです。インプットとアウトプットは別の仕事で、別のスキルが必要です。
インプットが開通している人は、人の特徴を認識する力があり、アウトプットが開通している人は写真でそれを表現できます。本来、インプットする事の方が難しいので、それができている夏子はアウトプットを学べばいいだけなので、絶対に写真は良くなります。そのキッカケがあればいいだけです。それが「ちょっとした成功経験」です。
好きな写真が何かを知る事ができ、好きな写真を撮る事ができた。これが偶然か必然かとか、自力とか他力とかそういうのは全く関係がありません。
この写真が撮れたことはチャレンジした人にしか訪れない成功経験であり、経験する事自体がとても重要な事で、経験した人だけが少しだけ新しい景色を見る事ができます。
そしてその人は次の景色を手に入れに動き出します。
彼女がどれだけのものを持って帰ってくれたかはハッキリとはわかりませんが、この写真が何かのキッカケになってくれたのではないかなと密かに思っています。
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