Staff Blog
京都桂店
scrollable
photo:16
投稿日:2014/3/13
1050 0
当たり前の写真を撮る
これが一番難しい事
前々からずっと言っていることだけど、自然な写真がライフスタジオのウリだからといって
被写体である子供達を野放しにして撮影することが必ずしも写真を自然な雰囲気にすることでは無い
それでは自然というよりはどちらかというと自由になってしまい統率がとれなくなってしまう
ライフスタジオは「自然な写真」を撮るのではなく「写真を自然に作り上げる」場所である事を私達はもう一度再確認しなければいけない
そんな写真を常に目指しながら撮影をしていますが、中にはそうはしない写真も存在します。
例えば七五三であったり、入園入学など
それは顔の向きから足のつま先まで「完璧に作り上げる」写真。
これがいわゆる当たり前の写真だと思いますが、例えばファッション雑誌などの撮影ではそういう写真は当たり前のように行います。
このような写真を撮る為には重心の移り方や被写体が美しく見える形や顔の向きなど「人」の特性をきちんと知らなければとることができません。
完璧に作り上げる写真を撮るという事は自然に見える写真を撮りながらも決定的な一枚を75枚の中に入れ込む事であり
結局これを作り出せる事がより自然な状態を作り出す条件にもなってきます
自由と自然の違いを明確にしていく一歩として、一枚を完璧に作り上げる事もポイントかもしれません
この記事をシェアする
サイト内投稿の検索
- トップ
- Staff Blog
- トップ
- スタジオ紹介
- 京都桂店
- スタッフブログ
- volvo(裏方の人間)
- photo:16