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越谷店
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ
投稿日:2022/6/30
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追い込まれないとなかなか動けない・・・
という方、多いんじゃないでしょうか?
僕もそうですし、「俺も」「私も」という方にこれまで何度も出会ってきました。
夏休みの宿題やるの、結局最終日。
はい、僕です。
この癖はなかなか解消されるものではなく、今でもボロが出てしまうことが多々あります。
タイトルに惹かれ、この本を手にとりました。
この本を読んだ感想を簡単に言うと、
まず、とても分かりやすいです。
社会人向けではありますが、社会人であれば誰にでも理解できる内容で、理解に時間がかかる内容はありませんでした。
専門用語も出てはきますが、全て解説付き。
内容的な部分としては、
「なぜ動けないのか?」という頭のメカニズムから、
重い腰を上げ、すぐに動けるようになるための「小さな行動」「些細な考え」が、表紙の通り何パターンも書かれています。
それだけではなく、
「継続していくための方法」や、「目標に向かってどういう道標を作れば、常に動いていけるのか」まで書かれていました。
今回、自分がこの本を読む動機にもなった、「すぐ動くための方法」にフォーカスし、印象的な内容をいくつかピックアップします。
あなたが動けない理由は、人間の脳の仕組みがそうなっているから。
人間はの脳は生命維持のため、命に別条がないかぎり、できるだけ変化を避けて現状維持をしようとする防衛本能が働いています。
その防衛本能が、行動ブレーキをかけています。
では、どうすれば?
私たちの脳には、「側坐核(そくざかく)」と呼ばれる場所があり、ここが刺激されることにより、意欲を高めたり、楽しいと感じる「ドーパミン」が分泌されます。
この「ドーパミン」が行動力の源です。
でも、側坐核を刺激するためには、私たちがなんらかの行動を起こす必要があります。
つまり、「行動に着手」することで、はじめてスイッチがオンになります。
「行動に着手するまでが大変なのに・・・」と思いました。笑
ただ、スイッチを入れるために必要な行動は、「ほんの少し」だけでも良いんです。
脳には、大きな変化は受け入れずに元に戻そうとする一方、小さな変化は受け入れるという性質があります。
いきなり大きく変わろうとせずに、小さなアクションから始めていけば、変化を嫌う脳でも対応できるのです。
確かに、自分が何かを行動する時、何もかもがとても重く、大変な作業に感じてしまっているかも・・・。
行動に初速をつける
・「仮決め・仮行動」
このスタンスを持てば、とりあえずやって失敗したとしても、成果は生まれるはずです。
腕立て伏せが10回→できないなら、1日3回から始めるなど。
・10秒アクション
仮決めや仮行動さえも難しい場合、最初の一歩のハードルを極限まで下げてみること。
ランニングをはじめたい→「シューズを履く」「ランニングウェアに着替える」など。
10秒アクションの段階で失敗することはないので、その後の行動につながる。
やる気は待っていても降ってこないので、「まず動く」こと。
・新たに習慣づけたいことは、すでに定着している習慣にくっつける
「歯を磨いたらスクワットする」など。
ゼロから習慣化する必要はないと知れば、行動のハードルは下がる。
・気乗りしないときは、体を動かしてみよう
この内容が特に簡単で、印象的でした。
今日中に仕上げなければならない仕事があるが、なんだか気乗りしない場合、
Aさんは、うつむいてため息をつきました。
Bさんは、上を向いて目を見開き、「よし!」とガッツポーズをしました。
どちらがより早く仕事に着手できるか?
もちろん、Bさんです。
テンションの高い状態のほうが動きやすいのです。
理由は、行動力の源になるドーパミンが出るから。
テンションは、ちょっとしたことで簡単に上げることができます。
一時的ではあるものの、気乗りしない時には気分を高揚させ、行動に初速をつけるのに有効です。
最も簡単にドーパミンを出し、テンションを上げる方法は、「エイ・エイ・オー!」などと叫びながら拳を突き上げることです。
いや、ちょっと待てよ・・・。
これ、越谷店の皆で朝やっている「ハッピー!」と一緒じゃないか!!
ただ声を出し、大袈裟に動く習慣が越谷店にはあります。
朝から元気を提供する私たちにとって、今やなければ物足りない。
でも、何でも良いから初速をつけるという意味では、本当に同じ!
重要さを改めて知りました。
このような行動は、他にも
○背伸びをする
○座り直して姿勢をよくする
○肩を回す
○爪先立ちをする
○その場で軽くジャンプする
○自分の体の一部分を叩く(頬、肩、腕など)
その他、行動ブレーキの外し方として、
身の回りの整理整頓や、行動を中断された場合の再開に至る準備、前日に計画を立て準備をしておくことなどの内容もありました。
この後も、動き出した後の継続に向けた準備や、
大きな目標に対し、道のりを細分化して物事を進めていく方法などもこの本には書かれていたものの、
自分がこの本の導入のところでつまずいてしまっていることに気付きました。
まずはここに書いたことから、習慣づけていかなければなりません。
後半の内容はその後必要になる知識だと思いました。
しかし、この本を通して言えることは、
冒頭の内容の通り、「心理的」に自分のモチベーションを作り、保つことが重要であることです。
・結果ではなく行動にもフォーカスする
・「できていないこと」ではなく、「できたこと」に注目する。
など。
さらに、将来思い描く自分がいたとしたら、
1年後、3年後、5年後といったように「そのために何が必要か」と計画し、
定期的に目標を達成していくことで、継続させていく。
「時間=命」
という意識を持つだけで、行動は変わります。
越谷店のオーナー、バナナさんも「ポジティブ着地」という言葉を使っていた時期がありましたが、まさにその通りだと思います。
まだこの本のスタートに立っているにすぎない自分。
今後も繰り返しこの本を読むことが必須です。
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