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[8月のクリスマス]子供で賞 優秀作品受賞おめでとうございます。
投稿日:2020/4/30
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8月のクリスマスで行われている写真のコンテストで、受賞者様にメッセージをいくつか書かせて頂いています。
子供の写真部門の優秀作品にコメントを書かせて頂いた文章を載せさせていただきます。
子供で賞 優秀作品 @akko00o 様
子供で賞 優秀賞の受賞おめでとうございます
。春の訪れを感じさせてくれる満開の桜に、気持ちの良い晴天、そして春の装いに身を包む可愛らしい女の子。心も体も温かい気持ちにさせてくれるとても可愛らしい1枚であると思います。
画面の上半分を囲うようにして咲く満開の桜は、その美しい姿を、水面にもたくさん写してくれていて、可愛らしいピンクの桜が彼女を包み込んでいます。地面から元気に生える草もいつしか枯れていた姿ではなく、黄緑に色付き、淡いピンクと黄緑のコントラストが柔らかくとても美しいです。だんだんと温かくなっていくと、子供たちも大人も、外で体を動かしたり、どこかウキウキした気持ちになります。彼女が大きな一歩で川を渡っている姿も、またその温かさに気持ちがいいのだろうなあと感じさせてくれます。
上半分を取り囲む桜、真ん中に流れる川、そして下半分に配置された石橋とそれを渡る中央に配置された彼女、とてもバランスのよい1枚であると思いました。みんなの心を温かくさせてくれる素敵な1枚、ありがとうございます。
写真に対して文章を書くことは、その1枚を集中して、見つめることになります。
そうすると、カメラを向けている人の愛や視線、想いが同じように見えてくるような気がします。本人ではないのでその伝わってくる想いは全く、フォトグラファーが思い描いていた世界とは違うかもしれませんが,,,勝手な私の視点から、フォトグラファーさんたちの世界を想像するのが好きです。人が撮る写真も、その人が使う言葉や、その人が書く文章と同じで、その人自身が表れるように思います。その時撮る写真は、その人を映し出す鏡かもしれません。
なぜその瞬間が美しく思えたのか、なぜその瞬間をカメラにおさめたいと思ったのか、それを考えているとフォトグラファーさんがどんな人なのか見えてくるような気がします。
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