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8月のクリスマス大人で賞 最優秀作品受賞おめでとうございます。

投稿日:2019/12/25

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8月のクリスマスで行われている写真のコンテストで、受賞者様にメッセージをいくつか書かせて頂いています。
大人の写真部門の優秀作品にコメントを書かせて頂いた文章を載せさせていただきます。
 

人気賞 優秀作品 @shinji.k.photo


様々なものが入り乱れる都会の街。
その街をある人は騒々しいと感じ、ある人は賑やかさを感じ、ある人は行違う人々の中で自分の存在を考えさせられ、ある人は、そんな街の中に美しさと表現したいアートな世界を感じます。
見る人によって同じ場所も捉え方は様々です。

その人の視点で見た街を、言葉で表現する人もいれば、絵で表現する人もいれば、写真として表現する人もいます。
その人が持った視点で表現された世界は、いつも自分が見ていた世界とは変わって見えることがあります。
人が多くて、いつも騒々しいとばかり思っていた都会の街。

でもこのフォトグラファーさんのレンズを通して見つめると、そんな街にもどこか規則性があって、バランスが合って、色が存在して、様々な異なる物体が一つに調和をなしているように思います。
まばらに立つ色んな人々、その人々によって出来た縦の人影。横断歩道の横のライン。不規則に走る車がアートのようにイエローとホワイトの色を持ち。写真の上部には様々なラインを持つ構造物が折り重なっています。

いろんなものが存在しているのに、それが調和を成してこの1枚の中に納まっています。
ひとつの完成された高度のアートのように。
規則性を持つ様々なラインの融合、看板や車、人々の中でもポイントとなるようなホワイトやイエロー、オレンジのカラー。
非常に面白い1枚の作品であると私は思います。

瞬間で切り取られた写真ですが、その瞬間瞬間で変化してしまう、アートな世界、調和を成す世界があるのだなあと思いました。
いろんな視点を見させてれる1枚、街の中にもこれだけの面白さが詰まっていることを教えてくれる1枚。
人気賞、最優秀作品賞の受賞おめでとうございます。

 



写真に対して文章を書くことは、その1枚を集中して、見つめることになります。
そうすると、カメラを向けている人の愛や視線、想いが同じように見えてくるような気がします。本人ではないのでその伝わってくる想いは全く、フォトグラファーが思い描いていた世界とは違うかもしれませんが,,,勝手な私の視点から、フォトグラファーさんたちの世界を想像するのが好きです。人が撮る写真も、その人が使う言葉や、その人が書く文章と同じで、その人自身が表れるように思います。その時撮る写真は、その人を映し出す鏡かもしれません。
なぜその瞬間が美しく思えたのか、なぜその瞬間をカメラにおさめたいと思ったのか、それを考えているとフォトグラファーさんがどんな人なのか見えてくるような気がします。

 

8月のクリスマス

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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