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年末に帰ってきた人
投稿日:2018/1/16
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年末にうちにまたやって来た人がいます。
[きのしたかおり]私の妹です。
あれは1年前の夏だったでしょうか。私の妹と同姓同名の人、そして地元まで同じ人から履歴書が届いたと本社から連絡が来ました。電話先で笑う声に始めは冗談だと思いましたが、住所を聞いてだんだんと状況が掴めてきました。アメリカから帰国したばかりの妹が私に内緒で履歴書を送ったようです。ライフスタジオで働きたいと思った気持ちは収まることも知らず、どんどん膨らみ、私に内緒で履歴書を送ったようです。アメリカから帰って来た足で、きちんとした服もなく、今のありのままの自分の姿で証明写真撮りに走ったそうです。
何も相談してくれなかった妹に面食らい、電話を切って一時は状況の整理が上手く出来ませんでした。驚きと同時に何も話してくれなかったことに対する怒りがふつふつとこみ上げて来ました。仕事を終えた私はすぐさま妹に連絡をしました。「どうして何も言ってくれなかったの?順序があるんじゃない?」と。その後妹からメッセージが届きました。「自分が働きたいという気持ちは本気だった。誰かの妹じゃなくて、正々堂々と自分を見てもらいたいと思って何も伝えなかった。ごめん。」と。
私もその後妹から電話でライフスタジオに対する熱意や自分の道に対しての話を聞いて、少しのショックはまだ残っていましたが、納得することが出来ました。
実の妹と同じ職場…
一緒に入るかもしれない撮影。
自分のリアルな姿を見られる怖さ。
職場で妹が成長するために味わっていく成長痛に自分が耐えられるのか。
働き始める前はそんな心配と恐怖心でいっぱいでした。そんなこんなで妹との1年ほどライフスタジオで過ごしました。いただいていた恐怖心は最初の1週間だけでした。むしろ逆に妹がいる存在に安心して、発表の場でも、撮影の場でもちょっと心強かったりしました。そして何よりも今まで私が見てきた妹とは違う姿に驚いてしまいました。寂しがりやで臆病で、慎重すぎるほどの慎重派、小さいころから周りの社会や人、自分自身についてものすごく悩んできたし、スーパーのレジでお金を払うこともなかなか出来なかった妹が、みんなの前で発表したり、撮影をしたり。もちろん問題もありましたが、その変化がうれしくもあり、今のかおりが知れたことが何よりも良かったと感じました。
入社と同時に、突然の退社宣言…
おいおいとまたもどうして?といろんな気持ちが沸いてしましましたが、本人が自分のやりたいことを求めての決断に、またも最後は理解し送り出す形になってしましました。自分の成長も、今も、これからの未来も、すべて自分次第だから、本当に本当に自分がそう決意したのなら、素直にそしてとことん向かい合ってきてほしいと思います。逃げ出すことなく、最後まで、いつかその先にまた新たな発見があると思うから。
そして2017年の10月に韓国へと旅立って行った妹。
年末に一時帰省でマイハウスへと戻って来ました。
帰る3日前に父にLINEで送った内容。
「グラタン食べたい」
ちゃんと父はいつも作ってくれるグラタンを準備して帰りをまってました。年末から5日間ほど帰って着て、久々に前みたいにお買い物に行き、お家でゴロゴロし、ご飯を一緒に食べて過ごしました。写真は妹が帰ってきた時の夕日に照らされる洗濯物の影の写真です。西日がよく入るのですが、この暖かくて気持ちのいい光のように、家族が帰ってくると、家がにぎやかになって話し相手も増えて暖かくなります。小さいころからずっと隣で寝てきた妹は寝ているときたまに無意識で抱きついてきます。腕が重くてあばらが苦しくて、何分かその状態をキープした後にすぐに妹の包囲網からぬけだしてしまいますが、やっぱりいいなあなんて思ってしまいました。
また帰ってくる日を楽しみにしながら…
“Fighting!”
年末のサイコロゲームのイベントで2等の商品券5000円分を引く人。お店限られて自由に券がつかえなかったようです…汗
[きのしたかおり]私の妹です。
あれは1年前の夏だったでしょうか。私の妹と同姓同名の人、そして地元まで同じ人から履歴書が届いたと本社から連絡が来ました。電話先で笑う声に始めは冗談だと思いましたが、住所を聞いてだんだんと状況が掴めてきました。アメリカから帰国したばかりの妹が私に内緒で履歴書を送ったようです。ライフスタジオで働きたいと思った気持ちは収まることも知らず、どんどん膨らみ、私に内緒で履歴書を送ったようです。アメリカから帰って来た足で、きちんとした服もなく、今のありのままの自分の姿で証明写真撮りに走ったそうです。
何も相談してくれなかった妹に面食らい、電話を切って一時は状況の整理が上手く出来ませんでした。驚きと同時に何も話してくれなかったことに対する怒りがふつふつとこみ上げて来ました。仕事を終えた私はすぐさま妹に連絡をしました。「どうして何も言ってくれなかったの?順序があるんじゃない?」と。その後妹からメッセージが届きました。「自分が働きたいという気持ちは本気だった。誰かの妹じゃなくて、正々堂々と自分を見てもらいたいと思って何も伝えなかった。ごめん。」と。
私もその後妹から電話でライフスタジオに対する熱意や自分の道に対しての話を聞いて、少しのショックはまだ残っていましたが、納得することが出来ました。
実の妹と同じ職場…
一緒に入るかもしれない撮影。
自分のリアルな姿を見られる怖さ。
職場で妹が成長するために味わっていく成長痛に自分が耐えられるのか。
働き始める前はそんな心配と恐怖心でいっぱいでした。そんなこんなで妹との1年ほどライフスタジオで過ごしました。いただいていた恐怖心は最初の1週間だけでした。むしろ逆に妹がいる存在に安心して、発表の場でも、撮影の場でもちょっと心強かったりしました。そして何よりも今まで私が見てきた妹とは違う姿に驚いてしまいました。寂しがりやで臆病で、慎重すぎるほどの慎重派、小さいころから周りの社会や人、自分自身についてものすごく悩んできたし、スーパーのレジでお金を払うこともなかなか出来なかった妹が、みんなの前で発表したり、撮影をしたり。もちろん問題もありましたが、その変化がうれしくもあり、今のかおりが知れたことが何よりも良かったと感じました。
入社と同時に、突然の退社宣言…
おいおいとまたもどうして?といろんな気持ちが沸いてしましましたが、本人が自分のやりたいことを求めての決断に、またも最後は理解し送り出す形になってしましました。自分の成長も、今も、これからの未来も、すべて自分次第だから、本当に本当に自分がそう決意したのなら、素直にそしてとことん向かい合ってきてほしいと思います。逃げ出すことなく、最後まで、いつかその先にまた新たな発見があると思うから。
そして2017年の10月に韓国へと旅立って行った妹。
年末に一時帰省でマイハウスへと戻って来ました。
帰る3日前に父にLINEで送った内容。
「グラタン食べたい」
ちゃんと父はいつも作ってくれるグラタンを準備して帰りをまってました。年末から5日間ほど帰って着て、久々に前みたいにお買い物に行き、お家でゴロゴロし、ご飯を一緒に食べて過ごしました。写真は妹が帰ってきた時の夕日に照らされる洗濯物の影の写真です。西日がよく入るのですが、この暖かくて気持ちのいい光のように、家族が帰ってくると、家がにぎやかになって話し相手も増えて暖かくなります。小さいころからずっと隣で寝てきた妹は寝ているときたまに無意識で抱きついてきます。腕が重くてあばらが苦しくて、何分かその状態をキープした後にすぐに妹の包囲網からぬけだしてしまいますが、やっぱりいいなあなんて思ってしまいました。
また帰ってくる日を楽しみにしながら…
“Fighting!”
年末のサイコロゲームのイベントで2等の商品券5000円分を引く人。お店限られて自由に券がつかえなかったようです…汗
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