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forest in soka

投稿日:2016/12/12

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forest in soka

photograhpy by sonoka 
write by sonoka

共に森に
木が木に言いました...共に森になって守っていこう。

私たち草加店のコンセプトはforest-森-です。インテリアを見ると、そのコンセプトのもとにたくさんの植物がそして大きな窓から降り注ぐ光が大きな魅力であります。その森が生き生きと緑を輝かすために、グリーンハンドのたくみくんが毎夕、その植物に応じて水をあげ、ときにはお湯をあげ、葉っぱ一枚一枚を丁寧に吹き、1番適した環境を植物達に与えてくれています。そのおかげで冬でも乾燥した暖房の効いている室内でも枯れることはありません。

その森の中には6人の人が住んでいます。一本の木と一本の木が出会って森となっていくように、私たちも手をとって共に歩もうと、この6ヶ月間このメンバーで歩んで参りました。今は美しい森になれたのかな...^ ^?
関係は目には見えないけれども心でその温かさを感じることはできます。ああではない、こうでもない、これかもしれない、これだ!など、共にいろんなイベントや発表の準備過程、撮影を通して、お互いを知ったり、知らないことに気がついたり、自分の足りなさを自覚したり、共に作り上げるとの楽しさをしりふざけあって笑いあったりしながら歩んできました。
森は嵐が来て風をうけ葉っぱを散らす時もあれば、夏にはあざやかな緑でそよ風に吹かれながら森全体で気持ちの良い音色を奏でる時もあり、紅葉のように各々別々の自分のカラーをまと1つとして周囲を魅了する時もあります。よく言い過ぎかもしれませんが、私たちもそんな風に歩んできたと感じています。

自然はどんな時でもそこを訪れる人を迎えいれてくれます。そんな空間でありたいと草加店では撮影の前に自己紹介の時間を用いてきました。時には歌をうたったり、踊りを踊ったり。自分自らそんな環境を作ろうと積極的に動く木に同じ木である私は毎回感動していました。

そんな森でとある少女に出会いました。元気が良いのか、スタジオ見てテンションが上がってしまったからか、玄関で靴を脱ぎながらも気持ちが先走り前のめりに倒れてきた少女。その姿を見て、撮影がはじまったらあまりにもテンションが上がりすぎてしまうのではないかと正直思ってしまった私がいました。
この撮影は私は今でも鮮明に記憶している撮影の1つです。ショートヘアが好きで自分でこのくらいの長さにするとバッサリと髪の毛を切り、ボーイッシュな雰囲気をもつ少女でしたが、カメラのレンズを向けてびっくりしました。動く仕草、笑顔、その1つ1つどれもが「美しい」と感じました。肉眼で見ても、子供達はもちろん可愛い存在ですし、どんな表情も仕草も愛らしいです。しかし、この子をレンズ越しにみた私はレンズを通して見えた姿に魅了されてしまいました。
撮影をするときの被写体に対する集中の仕方と普段子供たちと遊ぶときに子供たちを見つめる方法は違います。
そんな条件の中、ある環境を利用し工夫しながら撮影をしていく時間はもちろんとても気持ちの良い時間でした。
撮影をするときカメラマンは被写体の美しさを探そうとします。それは観察とも言えます。私が考える観察とは、ある条件の中でどのような工夫が出来、どう表現していきたいのかを探し、考えることです。
工夫とは、たくさんある要素の中から選択をし、その選択した要素を繋ぎ合わせ方やどうような組み合わせ方にするのか考え、実際に行っていくことです。その被写体一人一人の持っている要素に合わせて自分の持っているレパートリーやある条件を選択し、自分の中で組み合わせていくのです。機械的にならないで生きることを楽しむこと、今を楽しもうとする方法であると思います。

この時間、この場所はとても綺麗な光が入ってきます。アイビーの間から太陽の光が入り、アイビーの下にいる正直に木漏れ日が直接降り注ぎます。この時間のこの光は30分ほどで変化してしまいます。環境を自分で作ることも重要ですが、ある環境を最大限利用することも重要であります。小柄な体ではありましたが、その繊細な線が体のラインがレンズを通して見るとより活かしたいと思わずにはいられませんでした。少女の着ていたドレスはレースが重なったタイプのドレスで光が直接当たることで、そのレース一枚一枚が光を反射すること、そして栗色のショートヘアに光があたりことで、その淡い色味は光に当たることでより透明感をまします。一本一本が光を受けて、より栗色の柔らかさが引き立てられるのです。その要素を生かすために、この時間のこの場所に光が直接降り注ぐラインに彼女を誘導し、カメラマンの私自身も光と光を受けるアイビーと少女が一直線の斜線で結ばれる場所で撮影をしました。
緑と光にポイントを置いて少女を美しく表現するために、前ボケにも葉っぱを用いて緑をプラスしました。

写真の美しさ
そこに写る被写体の美しさ
写真をら構成する要素の美しさ
愛する子供への想いを抱いてスタジオを訪れる家族の美しさ
そこにいて撮影を作り上げるスタッフ達の美しさ

写真も、人も、インテリアも、小物も、衣装も、作られる雰囲気も、そのすべてを「美しい」といつの日かスタジオを訪れる方皆さんに感じていただけるように、写真も人との繋がりも、文章を書きながら整理しながら歩んでいこうと思います。美しさを共有することが出来ることほど喜ばしいことはないのかもしれないなと文章を書いていて感じました。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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