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青山店
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めがねをかけると

投稿日:2024/5/21     更新日:2024/5/21

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【出会い60】

 

着物撮影で、インテリアがある場所で撮影する時に心掛けていることは、
「自然光を探し出すこと」と、
「子どもと着物がインテリアに溶け込むような写真を狙ってみる」だったり
「髪飾りやポージングを着物らしくなくカジュアルっぽい感じで撮影をしてみること」とか、とかを心がけています。

今回の写真の子は5歳の男の子さんです。
髪型はくるくるさんにアレンジしました。
お洋服は着物を着ています。

この時の仕草は彼自身の自然な仕草です。
よくしゃべる子で、
最初はもじもじしながら、駅で手に入れてきた都内の線路図を見てニヤニヤしているかわいい子でしたが、
私たちに興味を持ってくれてからは、体をうねうねさせながらたくさんお話をしてくれる子に変身していました。


眼鏡をかけるときも彼から
「このめがねをかけると、おなかのなかみがみえちゃんだよ!」と楽しそうに話してくれて、

「じゃあ!じゃぁ!お姉さんの今日のお昼ご飯はわかる?」と聞くと
ママの方を向いて「なにかな?」と真剣に相談し始めちゃって(*´▽`*)♡

私は次に「今日はお昼におにぎりを食べたんだけどばれないよね~?」と話してみると
彼が私の顔を見てニヤニヤしながら

「きょうのおねえさんがたべたのはオニギリでしょ!」とかわいい顔で答えてくれました。

しっかりと大人の話を聞いて、答えにたどり着いたこの会話が可愛すぎて印象に残りすぎています。♡

 

この会話を生かして仕草が撮れると思い使ってみることにしました。
まずは本を読むシーンは窓際で撮りたいと決めていたので、
時間的にも優しい自然光が入ってくる場所に移動をし、本を置いてみました。

「この眼鏡をかけると本の中身(内容)がわかるかも!」とつぶやくと
彼はすぐに本を読み始めてくれました。

眼鏡が落ちそうになると自分で直しながら、真剣な仕草が全部とってもかわいかったです。

 

 

ここからは光について書いていきます。急に変わりすぎてすみません。

①光
真剣に読んでいる姿を残したかったので、写真事態がしっとりとしたイメージを考えていました。
自然光も雲がかかった天気だったため強い光ではなく、やさしい光で白っぽい自然光が部屋に入っている時間でした。
彼の顔に当たっている光は順光で、左から入ってくる光で影がしっかりと見てわかる当たり方をしていて明るすぎず暗すぎずの光ですね。
F値:2.8
ISO:200
SS: 1/200

②構図
本を読んでいるシーンのためおもっきし背景も切って彼の表情に集中してみました。
もっと寄れる可能性もありましたが、撮りたかったのは彼の仕草だったため、眼鏡を上げている部分だけではなく
"なぜ眼鏡を上げているのか"
 →"本を読んでいるから"
と見てわかるストーリー性のある1枚の写真にもしたかったので、この構図となりました。

そういえば着物着ているんだった!と思い出す写真ですよね。
最初にも書きましたが「ポージングを着物らしくなくカジュアルっぽい感じで撮りたい」という私の心がけている部分が出ています。

 

 


彼は本を読みながら「んーーー?」と考え込みながら「わかんない!」と教えてくれました。
「そうだよね!ごめんごめん!そこにはお姉さんのおにぎりの具が書いてあるんだよ!」と最後の最後に言うと
その後も真剣に本を読んじゃって(*´▽`*)
すぐに答えを教えてあげて、「そっかー!」とすっきりしたような顔を見せてくれました♡

まじめな子をだましてしまってすみませんでしたm(__)m

そのおかげでかわいい仕草が撮れましたので私はとっても嬉しいでございました…♡


その後も体をうねうねしながら,真剣な表情を見せてくれたりと頑張ってくれて

最後の最後に彼の本性と言われている変顔が出てきました。


長時間頑張ってくれてありがとうございました!(^^)!
とっても楽しかったです!
また一緒に遊びましょうね!

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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