camera :  takuma oto

 

子どもの仕草

ねぇねぇ！車の下見てみて！何かいるかも！
と言いながら車から身をのり出して車の下を覗いている仕草の写真。
子どもの目に光が入りキラキラ輝いて綺麗に見え、この子の手の位置がとてつもなくかわいい。
ちょこんとしている感じもあってとてつもなくかわいい。
たくさん遊び、楽しいの延長線上で「下を見て！」と言っているので口元はニコニコさん。
すべてが可愛らしい１枚の写真でとても好きな写真です。

光りは後ろから来ているのと左からのうっすらと届く光を使っているのかな？奥からの光が彼の顔に光を当てているので立体感を感じられます。
被写体は右上に寄っている構図で左側がたくさん空いていますがそこまで気にならない。
視線の先の余白なので、左側には何か吹き出しが出てきて何かしゃべっているイメージが浮かびます。

きっと彼の見ている先には、誰かが寝そべって面白いことをしていたはず。青葉のメンバーは結構体を張るので面白いですよ♡

こんな一枚の写真が私も撮りたい。
これが課題です。
いつもの撮影の時も子どもたちの仕草の写真が撮れるように子どものことを観察しています。
やはり子どもたは、遊び道具を見つけたら不思議に遊びますよね。
じょうろを持ち始めたと思ったらじょうろの中にフルーツを詰め込んだり、靴を履く仕草も足が上がりすぎちゃってなかなか履けなかったり。
可愛らしいその仕草の横顔を狙いに行こうとするのですが、子どもの仕草って一瞬で…なかなか残せない…。
先のことを考えながら子どもたちの動きを見るのがいいのかよと教えてもらったことがありますので今度はそれをやってみます。

目線の先を空けるということもポイントなのかもしれません。
プラス、下からとっている所も！上からとってしまうと彼のかわいいお口と手元が見えなくなってしまうのと目に入っている光がもっと見えなくなってしまうのかもしれません。
設定は、望遠で125mm/ｆ値は2.8の開放
被写体の目元に集中したい写真でもあるので周りがボケるのがいいのかも！それで開放で撮影をしていたのかもしれません。
SSは1/640一瞬も撮り逃さないようにしていたのかな？？
ISOは1,000

動き回る子でも対応ができるようにシャッタースピードを上げていたのかもしれないと思うような設定。それでもこの露出を作り上げれるのはすごいです。

クマちゃんの写真は、子どもたちのらしさややわらかい光で撮影ができるところが魅力的です。
1歳さんの遊んでいる横顔や3歳さんがお腹を出している仕草などの写真を残すのが上手。
おおきい子でも西日などを使って光に包まれている写真がとてもきれいに残すのです。
スタジオの中に自然光が入っていたらその光を利用して面白い写真を撮ったりと挑戦的な写真を撮る時もあります。もちろんスタジオの中が暗かったら光を作り上げその時でもやわらかい光を作り上げてます。
どんな場面でもきれいな写真を残すのでとても尊敬しています。

彼のような写真が撮れるようにこれからも頑張っていきたいです。