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青山店
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写真分析 曇りの日でも

投稿日:2023/3/27

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Photo: Nana Tokumasu


coordi : Misaki Oota

 

 

撮影の前にどこから光が入っているか探しながら撮影をしています。

晴れの日は自然光が入っているところを探し
曇りや雨の日は一灯を立てて光を作り上げます。

光を作る工程はただ電気を付けるだけではなく被写体にどんな風に当たるか調節をして作り上げます。
(私の苦手な工程です--;

今回は雨の日で部屋の中が真っ暗でした。

場所は窓の近くです。
右側にある緑色の枠が窓でそこからかすかに入ってくる自然光と
彼の頭の上から一灯を直接当てています。
一灯と言ってもスポットのような(パーライトのような機材)光を真後ろから当てています。LEDライトです。
逆光を使った光の当て方をしてみました。
結果的に全体的に明るい写真になりましたが、イメージ的には、被写体の周りだけが明るく手前の部分はもっと暗く落ちるように作りたかったのですが光が想像以上に広がってしまいました。
しかし、写真を撮っているときには
「夜中、窓際で寝落ちをしてしまいそのまま朝を迎えてしまった彼」と言うような題名をつけれる写真にも見えるかもしれないと思いました。(恥ずかしいw)

構図も被写体の彼の寝顔に注目をしたかったのでひじを掛けている木の板で視線誘導を行い
吸い込まれるような撮り方もしてみました。
手前にある本たちも綺麗にボケてくれていてラッキーでした。

微かに光が入ってきている窓際に彼を座らせて寝かせてみました。
「ちょっと肘をかけて目を瞑ってみて。おやすみ!」と彼に声かけをしました。
自然にうだなれる感じ。
左手の力の抜けた感じがかわいいです。
「じゃ、起きてーって言ったら起きてね!」
と言うと目をぱちぱちさせながら起きてくれました。
その姿がとても可愛く私とオオちゃんは大興奮^^*
「ナナちゃんに向かっておはよ〜!って言ってくれる??」と要望をしてみて言っていただきました。
私とオオちゃんの心臓にドン!と何かが刺さる音が聞こえるような破壊力のある「おはよう」でした。
かっこ良すぎる…
「アリガトウ」だけ私は伝えましたw(急に緊張しちゃう私)
それがこちらの写真です。

最高です。

撮影中、光を見ることも大事ですが被写体の年齢にあったポーズを用意するのも大事ですよね。
小さい子だったらお花を持って振り回したりイチゴを食べてみたりとか動きのある写真が撮れますが
10歳以上になってくるともう大人ですよね。
彼ら、彼女らに似合ったポーズを考えて撮影をしています。
今回の場合も最初は、肘をついて窓を見てもらっていましたが「寝るのも可愛いのでは?」と思いその場で寝てもらいました。小さい子の寝方とは違って少し顔に力が入った感じが大きい子だなと感じがします。
その瞬間に捉えることができた今回の写真。
「顔をコテンと倒してみて」と言った後の寝顔が本当にかわいいです。


最近天気が悪い日が続いていますね。
気温もバラバラで寒かったり暑かったり、過ごしにくいですね。
スタジオ内にも自然光が入りにくい危機が起きています。


きゃ〜


でも安心してください。
スタジオ内にはたくさんの電球/電気が隠れていますのでそれを使い光を作り出しています。
どんな天気でも午前中でも午後でも綺麗な光を出せるよう今後も精進していこうと思います。

光を作り出す…
次は面白い光を使った光遊びの写真を撮ってみたいですね。
ガンバリマス。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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