梅雨の季節や雨の日になると、とても私は行き詰ってしまうことがあります。

天気が悪いと好きなお洋服を着ることができずで、雨なんか降ってしまったらお洋服はびしょぬれ、、

気分が下がって暗くなってしまう…

あと、スタジオの中も暗くなってしまうのです…

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けれど、スタジオに行くと毎日新しい出会いがあるからとても楽しいので結局テンションは高いです♡

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雨が降ってしまうとスタジオの中には自然光がなかなか入ってこない"暗黒"の空間が出来上がってしまうのです。

けどどんな状況でも撮影をしているのですが

どうして撮影ができるのか？

というとカメラマンがスタジオの中に隠れている蛍光灯を使って自然な照明を作り上げているからです。

これが今の私の課題です。

ただ部屋を明るくするだけだと、

きれいな写真は撮れるが子供の表情に陰影が入らず表情も含め写真全体がマットなイメージに出来上がってしまいます。

どうしても私は、マットの領域から脱することができません。

「どれがメイン光なのか？」

「照明を考えて作ったのか？」

と問われてしまうと何も答えられなくなってしまう。

そんななか、ここ最近台風が３つも４つも発生しているのでスタジオ内は暗黒の日が続きました、、、チャンス！と思いクマちゃんとさきさんに撮影の時の照明の作り方を教えてもらおうと撮影に一緒に入ることにしました！

今回はクマちゃんカメラマンで撮影に入りコーディネーターとして入りつつも光の作り方について勉強してみました。

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写真の彼女は、とてもとてもおしゃべりさん。

ママさんとパパさんのお仕事情報やお家でどんな感じなのか、自分の話以外をたくさん教えてくれる子でした。

その情報を教えてくれたのはお支度をしてくれる青葉スタッフのジャスミンでした。

撮影に入るため挨拶をしようと部屋に入ったが、彼女と目が合い軽く挨拶をしてジャスミンに話かけられました。

ジャスミンは私に彼女から聞いた話をすべて話してくれて

「そんなに情報暴露して大丈夫？？？」と聞いたのが彼女との初めてのコミュニケーションとなりました＾＾

「うん大丈夫だよ！」と淡々と答える彼女。

本当に面白い子でした。

七五三記念ということでママが昔着ていたお着物を着ての撮影！

 

髪型はジャスミンスペシャル✨

（本人はお団子結びがそんなに得意じゃなく、話をしていくうちに「ジャスミンスペシャルならいいよ！」ということで気に入ってくれていました＾＾）

 

 

「　あれ？彼女に異変が？？？　」

 

なんと撮影中は「しっかりしなきゃ！」という思いがあったのか全くしゃべらなくなりました。

ママさんから「しゃべっていいんだよ！」と言われても「大丈夫大丈夫！」と早口で言い、口をむっと閉じます。

それでもかわいい表情なんですが…

 

『　これが彼女の普段の表情なのか？　』

そう考えたとき、さっきまであんなに笑って話していたのに我慢をしているんじゃないのかな？

そう思ったのは私だけではなく、カメラマンのクマちゃんも感じてた雰囲気を感じました。

２人で彼女に

「カメラに向かってうふふって言って？」

「じゃ、今度はうほほ！って言ってみて！」

「じゃ次はうきゃきゃきゃきゃ！、」

「じゃつぎは、」

「次は！」

と同じことを繰り返しお願いしていたら

「ぶは！」と言いながら笑ってくれるようになりました。

ゴリラの真似や猿の真似もしてくれるようになって

むっとした顔から最初の表情が出るようになり、少し安心しました。

 

撮影後には「あー！楽しかった！」と言ってくれて本当にうれしい。

ありがとうね✨

けどさー－－－。

その後は、「くまちゃんは？」「クマちゃんはどこ？？？」と、くまちゃんを求めすぎてて私は少し寂しい気持ちに。

「私のこともかまってよ、、、♡」と思いつつも楽しそうにハイタッチや折り紙で作ってくれたちょうちょをくれて、かわいくて許しちゃいました。

【写真について】

２階のキッチン側の部屋での撮影

部屋の中央に被写体の彼女に座ってもらい

彼女の近くに一灯を立てて、強めの光でサイド光を作り上げメイン光として使用。

彼女の顔に明るい所から暗い所とグラデーションができていて立体感がある。

 

彼女にはうつ伏せゴロンをし、お花をめでてほしかったのだが、本人はとにかくたくさんおしゃべりをします。

おしゃべりをすときは「ちゃんと座らなくちゃ！」という思いがあったのかすぐに座りなおしちゃいまして^^;

クマちゃんに「座った状態でもいいよ」とOKをもらいました。

彼女らしい姿勢での撮影となりましたね＾＾：

 

背景になるローズカフェの所はオレンジライトのみつける。

でないと背景が黒く落ちすぎいてしまいドレス姿でかわいく撮っている雰囲気がかわってしまうかも。

 

補助光として被写体の正面からスポットを付ける。

本人に当ててしまうと舞台上で見るスポットライトの使い方になってしまい、順光になりのっぺり以上の出来上がりになってしまう。シチュエーションがガラッと変わってしまうからスポットの当て方は難しい。

 

スポットは強い光が一直線に落ちトゲのあった感じで、被写体に直接当ててしまうと光が強すぎてしまいトゲトゲになりがち、、、（表現方法が分かりにくくてすみません）

けれどトゲトゲの光から漏れている周りの光は、ふんわりとしているのでその漏れている部分を被写体に当てて陰影を作ることもできる。

これも補助光としても使えるみたいです！

 

今回は、スポットは使わずにサイド光のみ。

強いサイド光で照らしている分手前を前ボケで少し暗く落としているのが意図ある光の作り方に見えてとても綺麗です。

少しオレンジかかった前ボケではあるが、存在感がそんなになく私は彼女の表情に視線がグッと行きます。違和感のない前ボケ。

 

ふと見せる彼女の大人っぽい表情に合った光を作り上げているので自然な感じがあります。

今回学べたことは補助光、一灯のサイド光、シチュエーションに合った光の作り方を学べました。

次回はこれを実行。フィードバックをもらい自分のものにしていく！

クマちゃんありがとう！

＊

 

実は彼女、空手を習っているということで、ジャスミンの希望により最後に空手のポーズをしてもらいました！

「空手ってどんなポーズするの？」

「こうだよ！」

「は！は！は！！！""おっす""！！！！」とかっこいい掛け声一言で、その場にいた全員の姿勢がシャンっと締まった感じがありました。

しかも掛け声で着物撮影が終わりました✨

お疲れ様^^

お着物撮影から長時間ありがとうございました！本当に最初から最後まで楽しい時間でした！

また遊びに来てね！

 

Photo Takuma Oto

Coordi Nana Tokumasu