気になるものに対して「あ！」と言いながら指をさすこの子は

緊張モードで遊びに来てくれた女の子です。

 

Photo by Misaki Nakagawa

Coordi&Write by Nana Tokumasu

 

子供達って様々で、初めて来る場所に対して緊張して固まっちゃう子や

逆に「わーーーー！」と言って遊びまわる子もいれば

家族の前では、はっちゃけるのにスタッフが来るとおとなしくなる子もいます。

そんな中で、彼女は緊張してしまうタイプの子でした。

私たちに対して、よく見て観察してくるのですが人見知りは無く、普通にハイタッチなどしてくれます。

でも表情は固まったままｗ

どうしたら緊張がほぐれるのか、毎回考えてしまうのですが、大抵の撮影スタートは家族写真からスタートします。

家族に囲まれた状態なら自然な表情が出るんじゃないかと思うの、だ、が、、、

彼女はまっすぐにずっとカメラ目線、、、、

私とさきさんは笑うしかなかったですｗ

さきさん「じゃ、くすぐりに行ってみようか！」

なな「はい！」

と、さきさんの提案でくすぐりに行き、嬉しいことに表情が緩んだんですが

 

それは一瞬の話、、、

 

私がカメラマンの後ろに戻った時には緩んだ表情はありませんでした、、、

でも、何度も繰り返していくうちに「この人なんだろ？」という風に感じとってくれたのか、緩んだ表情が…！！(´∀｀)

 

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ISO：640

SS：1/200

F：2.8

 

写真の右側から自然光が入り込む時間

彼女はそれの反対側を向いているが

光がさしている方向を向いていない分、彼女に対しての光が彼女を包み込んでいるような、そんな風に言える1枚の写真。

自然な表情で何もおもちゃも持たずに座っている姿が綺麗。

隣には彼女が気になっていた花瓶を置き、お花を触っていたのですがその場に座った後、近くにある違うものに興味が出てしまい、「あ！」と言いながら遠くを指さしているポーズになりました。

 

小さな子がドレスを着た時、裸足の方が子供らしさを出せて可愛いのですよね。

白ドレスだったので天使みたいで、本当に可愛い

また、光が彼女の背中から当たっているので白のドレスがいい感じに反射しキラキラしているように見えます。

後ろ姿もとても綺麗です。

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今、カメラマン教育で露出などの勉強をしています。

・光はどうやって作るのか？

・光を把握するには？

・光把握はなぜ必要なのか

・被写体が立体的に見えるようにするには、顔に入る光角度によってどんな風に陰影がつくのか

・美しく見える光とは？

・被写体に合ったポーズを伝えられているのか

・全身写真で、カメラの角度を変えて少しだけ印象が変わるように撮影したり

・カメラマンは動かず被写体に動いてもらってポーズを変えるだったり、撮るときのやり方は様々みたいです。

などなど、、、課題はたくさんあります。

1枚の写真に沢山の試行錯誤が集まっているので、時間との勝負。

練習時は時間制限をして(15分)25枚写真が残るかの練習をしています。

 

夕方の時間帯で撮影練習が多いので、一灯の光を使って光を作り出しています。

上記のように被写体を見て、どの光を使って撮りたいのか考えることも大事だと思うのですが、イメージを1番に持って撮影することもとても大切だと改めて思いました。

イメージを持って撮影に入らないと「自分が何を撮りたいのか」迷ってしまう、、、

明確じゃなくてもいいから「かわいい系」なのか、「かっこいい系」なのか考えてから撮影に挑んだ方が自分にとってやりやすいんじゃないかなと思います。

 

 

「大切」とか、「大事」とか似たような言葉を簡単に言ってしまっているのですが

今はカメラを持って撮影するためには、手に入れた知識をフル活用して実践と改善、復習、練習をする期間だと思っています。

 

今後も皆様練習をお付き合い下さい。