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余裕とは
投稿日:2012/8/31
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余裕のある人生を生きて行きたいという話をよく聞く。
もちろん、私もそうだ。
寝ることや何かをじっくり考えることが好きな私は人よりも何倍余裕を求めている。
いつかある人から余裕がほしいということを聞いた。
しかし、あの時その人を見ながら私は少し不思議だと思った。
その話を聞く前まで私はその人を見ながら余裕があっていいなあ~と思ってきたからだ。
私から見ると時間的にも経済的にもかなり余裕のある人だった。
でも、本人は余裕を求めていた。
とても真心でそうだということが伝わった。
なぜだろう、、、
余裕というのはいったいなんだろう、、、
余裕のある人生、余裕のある人とは何だろう、、、
この前読んだ本では余裕という言葉は時間や物質の領域の単語ではなく精神領域の単語だと書いてあった。
その文章を読みながら余裕というのは条件から得られるものではなく、自分の心得次第だということが分かった。
私はよくもっと余裕ができたら、、、と口癖のように言っている。
しかし、余裕は私が今まで考えてきたようにもっといい条件になる時まで待ってたら自然についてくるものではなく、今でも自分がそう思うように考え方を変えると余裕のある人になるのだ。
撮影をするともともとそんなに持ってもいない余裕がもっとなくなる時が多い。
撮影時間、人、光、構図、子供のコンディションなどなど色んなことを考えながら自分自らが精神的な余裕をなくしてしまった。
また口癖のようにもっと余裕ができたらその時は撮影を楽しもう!なんかを言いながらいっぱい緊張している自分を慰めたりもした。
しかし、余裕の本当の意味を学んでからは余裕ができる時期を漠然に待つのではなく、私が生きている「今」が一番余裕のある瞬間になれるよう心を訓練する。
複雑な欲や不安を少し捨てて、体に入っている余計な力を抜く練習をする。
小さいことでもうれしく感じながら不満よりは感謝の気持ちを持つようにする。
そうしたら色んなことに対する考えが少しずつ変わっていく気がした。
人にも写真にも私自身にも、、、
まだ練習中だが、うまく訓練ができたらいつかは私も余裕のある人になるかもしれないと思う。
自由の時間が増えたり、お金持ちになったり、条件に頼る余裕ではなく、自分がいつでも感じあえる心の余裕を、、、
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