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CLEAR IMPRESSION
投稿日:2012/8/15
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私はよく手前にあるものをボカシながら撮影をします。そういう撮影方法が好きです。
手前にあるものをボカすことで奥行感が出たり、
被写体のイメージを膨らませることが出来ると思うからです。
意味のないボカシを多用する人もいますが、
カメラマンとして何を写し何を魅せたいのか、魅せるもの(私たちの場合は被写体が人でありますが)を際立たせるために
手前にあるものや奥にあるものをボカしたりする必然性が出てきます。
ですが何かをボカすからにはやはり「なぜ?」「なんのために?」というカメラマンの意図と意思が必要だと思います。
この写真の場合、手前のキラキラした飾りと被写体(女の子)と強めに光の当たっている白い花が
流れるようなバランスでは位置されています。
空いたスペースを補う要素で手前のキラキラを左側に配置しました。
この写真の場合このキラキラがなければ黒い壁がただただそのまま写されることになり、
意味のない空間が出てしまいます。
被写体の配置によって入れる入れないを適切に配置しながらバランスの良い写真を心がけること、
そして真っ赤な帽子をかぶった少女をより強調しキラキラしたイメージをUPさせるために入れた
キラキラの飾りの手前のボカしがあるかないかでこの写真の完成度は確実に変わったと思います。
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