Photogenic
青山店
写真分析 あか。
投稿日:2022/6/11     更新日:2022/6/11
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AOYAMA
photo:gomei
Codi:Haruyama
【撮影前】
はじめまして。
こちらのお客様は、ライフスタジオ来店数10回を優に超えるいわゆるヘビーリピーターのお客様です。
これまでの撮影で出会わなかったのが不思議なくらいなもんで、せっかくですから私らしい撮影をご提供できるように務めさせていただきました。
撮影前の印象は「落ち着いたお姉ちゃん」です。
ありきたりな表現ですが、弟がいて、写真に写ることが好きな女の子。
弟君は元気いっぱい、その反面落ち着きがあるお姉ちゃん。
何となく無意識と意識の狭間でお姉ちゃんをどこでどのように撮影していくか考えていきます。
真っ赤なドレスを見つめながら。
【撮影中】
これまでの撮影の経験もあり、手をたたいて上手!と褒めたくなるようなしぐさが印象的でした。
当たり前に進んでいく撮影なのですが、その当たり前で良いのか一旦立ち止まることで、あたらめて他の角度から撮影空間を見ることが出来ます。
インテリアブースでの撮影は楽しく、なんの問題もなくサクサクと進んでいきます。
コーディネーターや他のスタッフの力を借りながら、お姉ちゃんの緊張も撮影時間と比例して緩んでいきます。
もう撮影も終わりかななんて感じていた時に、単純に撮影の要素をシンプルに考えてみることにしました。
真っ赤なドレス。
おついていて上手なお姉ちゃん。
真っ赤なドレスが一番映える場所はどこか、答えは簡単でした。
ホリゾントにしよう。赤と白のコントラストは間違いないものだと思いました。
落ち着いていて上手なお姉ちゃんを最後だけ崩してみよう。
体を動かしながら表情も動かしてみよう、屈託のない表情がでるのではないだろうか。
少しだけ私らしさはそんなところでプラスできるのではないかなと。
くつなげたり、なんかしたり、こんなことしたり。
【撮影後】
この写真のポーズもいくつか撮影をしましたが、結局はこの写真にしました。
背中まで伸びるドレスの赤い柄。
何で回っているのか分からない恥ずかしさから、ほころんだ口元。
遠心力で広がったドレスの裾。
体が動けば心が動く。
もしかしたら一番動いていたのは私の心だったのかもしれません。
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