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写真分析「歯がない。」

投稿日:2021/10/31     更新日:2021/10/31

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aoyama

photo:gomei

codi:suzuki
 

 

成長の記録において、身体の記録はとても重要な要素だということはどなたも異論はないと思います。

例えば母の身長にに年々近づいていく息子の背。

というように、撮影時の身体の特徴はわかりやすく残しておきたいものだと思います。

赤ちゃんに歯が生えるのは、個体差がありますが大体生後~9カ月の間だといわれています。
早い子では生後4~5カ月で生え始めます。基本的にはその後歯がすべてなくなることはないので、写真のような純粋な歯茎のみの口内はきっと生後半年までには撮らないと、一生撮れない写真になります。
なぜ歯が生えていないことにポイントを置いた写真を残すのか、よく考えてみました。
これといってお客様からのご要望が多くある写真ではありませんし、今回もご要望を頂いたわけではありません。
かえって「歯が生えた記念」で前歯が見える写真が欲しいと要望を頂くことのほうがよっぽど多いです。

子どもの初めては、親にとって本当にうれしいものです。
ですが同時に成長をすることによる儚さを感じるのも親心というものです。

全親一度は経験あることは「気づいて見たら記録が少ない」ことですね。

子供の成長はあっという間ですので、日常のあわただしさに身を任せていると、後の祭りになんてことも。

なんだか親になってみてわかることもあるもんだな~と。

些細なことではありますが、カメラマンという職業ですからついつい忘れてしまいがちなことのサポートが出来たらいいなと思う時もあります。

少しだけお客様の先を考えてみて、できるささやかなことを先回りして提供できるのはサービス業の醍醐味だと思います。

今回はまだ歯が生えてきていない、状態の初々しい歯茎。

歯がない、可愛いですね。

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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