レポートReport
2009年事業計画書-2008年事業計画要約
2009/1/30
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g. 2008年事業計画要約
(下の文章は2008年1月に作成した計画書の一部分である。)
1. 2008年の規定
[Life studioの旗を掲げるための準備完了]
Life studioのビジョンは “日本の写真文化を変える”
Life studioが規定する写真館の概念は “美しさを表現し思い出を記録する楽しみの空間”
Life studの戦略は “写真の品質とシステムの競争力で顧客と共に美しさを表現し、記録する。このために写真館を楽しい空間に作り上げ、いつでも立ち寄ることのできる場所にする。”
Life studioの戦術は “ 無料撮影 10.000, インターネット No.1, マスコミを友達に 同伴者的な協力業社と同時成長 利益率20%”
Life studioの最小規模は “直営店 5店舗、加盟店 15店舗”
このようなことを現実化するために2008年に要求されることは何か?
· 専門的なスタッフが問題なく事業を進めることのできる本社を構成 · マーケティング、接客、撮影、デザイン、出荷にいたるすべての過程でのシステム確立 · Life studioのマインドと専門的な技術教育をうけたスタッフ · 全国化、ブランド化のための明確なLife studioの概念と位置設定 · 規模の経済を実現するために最小限の売上と店舗
すなわち2008年はLife studioのビジョン、戦略、戦術、全国化、ブランド化のための準備作業を完了する1年として規定することができる。
多くの競争業社や問題の中で日本の写真文化を変えるということは本当の意味で無から有を創造する作業である。また、その日一日一日を見つめながら過ごす小さな店から、システムと組織のある会社に、個人が運営してきたものから専門家を入れての分業と協同による相乗効果を必要とする。
2008年の準備過程と結果は私たちが3年後にどんな姿になるのかを決定する。
このような理由から、2008年を [ Life studioの旗を掲げるための準備完了]と規定する。
2. 2008年の核心事業計画
整理をすると · 2月 15日 4号店名古屋オープン · 4月 01日 5号店自由が丘オープン · 6月 01日 6号店世田谷オープン · 8月 01日 Life studio 本社事務所オープン · 9月 01日 NEW ホームページオープン及びデザイン作業1次完了 · 2009年 1月 Life studio アカデミー設立及びフランチャイズ事業開始
¨. 3店舗の支店オープン
直営店1箇所、加盟店2箇所をオープンする。 2008年で合計6箇所の支店が持つ意味は
· 規模の経済を実現することの出来る売上と費用の最小条件 · システムを稼動させることの出来る適切な店舗数 · 加盟店の運営経験から得られるノウハウ · 幅広いマーケティングのための地域の確保
東京圏4店舗、茨城1店舗、名古屋1店舗は日本の写真業界と新しい文化を要求する顧客がLife studioを注目するには十分な地域と規模をもっており、加盟店3店舗、直営店3店舗の適切なバランスを維持している。また、6店舗から入ってくる本社ロイヤリティは本社を構成するために必ず必要な要素である。
直営、委託経営、加盟店など様々な形の事業モデルを経験しながら、発展方向と問題点などを把握し、予想可能な成功モデルを作ることができる。
2009年には私たちの正確な目標と3年の計画が経たなければならない。そのための基本土台をつくるために、2008年は6店舗の運営ノウハウと実質的な競争力を確保することがまず初めの核心事業となる。
¨. 本社オープン
本社で必要とする役割の中にはマーケティング、会計、企画、デザイン、加盟店教育、商品開発、フランチャイズのための実務準備などがある。 本社代表1、企画総括1、マーケティング1、オンライン1、デザイナー1、デザイン事業1、物流1、会計1と最小で8名の専門スタッフが必要となり、現在のスタッフでマーケティング、オンライン、会計、デザイナーの合計4名の新規採用が必要になる。 本社の構成はLife studio内部のシステムを確定し外部からみえる姿を決定していく。そして今後3年間のLife studioを決定する作業をしていくことになり、これがすなわち“日本の写真文化を変える作業の開始”である。
ポイントは準備されたスタッフをどのように探し、彼らが仕事をしていくための条件を整えていくのかということにある。
¨. デザイン作業の完了
· 20店舗ほどの規模をカバーすることの出来るホームページ · ロゴ及びスローガン · 看板 · 象徴、色、シンボルの統一 · ユニフォーム · 各種印刷物 · 名刺 · CDケース、封筒などの商品包装デザイン
これらのために4月から専門的なデザインスタッフの投入で6ヶ月プロジェクトを進める。
デザイン作業はフランチャイズ、ブランド化をなすための基礎作業でありながら私たちのすべての部分を圧縮させて見せていくことになる重要なポイント部分である。日本の社会の基準に適応しながら文化を変え、概念を新しく設定する作業がデザインという過程を通過することにより、価値が生じることとなる。 デザインも、結局はスタッフだ。
¨. アカデミーの開始によるフランチャイズ事業の展開
アカデミーを構成することになる理由としては -. 加盟店事業の要点はスタッフの採用、教育、配置であり -. 初期投資費用が少なく -. 一定の収入で本社の財政を確保し -. 有能なスタッフを探すことができ -. 予備加盟店主たちとの出会いが容易である というような長所を持っている。
7月に本社が構成されたらアカデミーを中心として2009年を準備することになる。今からLife studioのすべての活動が論理化、文書化されながらその部分がアカデミーで教育されていく資料になっていくだろう。 すなわちLife studioのすべてのスタッフは各自の活動が日本の写真館業界で最高の先進的な技術とシステムの下で仕事をしているというプライドをもたなければならない。また、創造的に考え実践に移した結果をアカデミーで教育していくという事実を心に刻んでおかなければならない。
3. 2008年の核心課題
¨. スタッフ養成プログラム
日本で最も多く受けてきた質問は“スタッフの教育の方法と水準”に関する内容だ。また全国化のための店舗展開に関する話の中心はどの程度の期間に新規スタッフを技術者につくりあげるのかといったことだ。 所沢をオープンしながら多くのスタッフを採用し、2~3ヶ月の時間が過ぎた。ある種の壁を感じる。もちろんその壁は理想と現実を判断することのできない、私の失敗である。結局教育もプログラムをつくり、システムで解決しなければならない部分であり、状況を作り上げたといって自然に出来るようになるわけではない。
写真館を経験したことのない新入社員の場合、顧客にたいして問題なく接客をして撮影をすることの出来る教育の時間はコーディネーター1ヶ月、カメラマン6ヶ月程度を予想する。 現在コーディネーター教育は初期にマネージャーを通して基礎的な教育を行い、各支店ごとに店長またはコーディネーター各自が進行している。 撮影は毎週1回3~4時間の集中教育と個人の時間の活用程度で行っている。 現在スタッフ教育システムが個人の意思と管理者の経験に依存している。下記に具体的なスタッフ教育プログラムについての説明をしていく。
¨. ヒット商品の開発
所沢をオープンしながらヒット商品についての話し合いをしたことがある。目標が達成されたということを何をもって確認するのかという質問にたいして日本の写真市場で認めるヒット商品が少なくとも5つ程度はなければならないという結論を出すにいたった。 現在Life studioが日本で事業を進めながら拡大していく政策を立てるにいたった理由には
l 私服撮影を中心にした自然で新しい写真 l 顧客中心の簡単なシステム l 原本CDの販売 l Mixiを中心としたオンラインの活性化
一定の地域で1、2店舗のスタジオを運営する程度のヒット商品である。これからは店舗数が2008年に合計6店舗が準備されている。そして全国化、ブランド化をすすめていくためには広い領域を包括したヒット商品が必要である。
l 印刷媒体を中心とした言論マーケティング l 規模を持っているオンラインサイトとの提携 l 効果的なスタッフ教育システム l 同じ顧客層を形成している大型業社との提携 l 顧客管理システムの開発 l 新しいイベント l 新しい商品及びインテリアの開発
上記に口論されているすべての要素は現在進められているものもあり、計画中のものもある。 l 2月から雑誌広告の開始 l Niftyがオープンする育児サイトの参加 l 1-3月 スタッフ教育プログラム l 毎月イベントプログラム l パステルフレームから確認された新しい商品の効果及びソウルデザイン室の努力 l 4号店から展開される新しいインテリア及び写真
どういうことか? 現在Life studioで活動しているすべてのスタッフが行っており、今後必ず行わなければならないという話である。特別なヒット商品チームがつくられるということではなく、Life studioのすべてのスタッフがヒット商品を作っていかなければならないのである。
¨. ブランド
ブランドをつくる最も大きな理由は“差別化”である。
私たちの目標は“日本の写真文化を変える” ことだ。現在の日本写真文化を支えているものは日本の写真館でありその写真館との “差別化” 戦略は私たちの目標とつながる。
また私たちは文化を変えようとしている。このためには既存の概念を変え、新しい内容と結合して顧客を新しい概念の写真館に誘導してこなければならない。
この部分でブランドが必要になり、私たちの目標をなすための最も早い方法だ。
ブランドを確立するためにはLife studioのアイデンティティ、方向性、ヒット商品、デザインなどがすべて結合した、統一された作業が必要である。
4月前にはLife studioの基本形態が明確になり、デザイン事業を開始する。
Life studioの中にブランドを専門で研究し創造していくブランドプロジェクトチームを構成することを提案する。希望者がいる場合、2月から行動に入る。もちろん、希望者がいなければプロジェクトチームの構成はない。これは強制ではなく、あくまでも希望事項である。
¨. システム完了
全国化をしていくということは結局写真館をシステム化し、空間と人がかわっても同じ品質の商品を生産しているということを前提としている。
製造業の場合研究開発をし、一寸の誤差も許容しない大量生産体系を構築する。しかし、写真館という産業は一定の数字に合わせられない部分が多い。すべての顧客に対し、全く同じポーズと笑顔を期待することができるだろうか? 接客、撮影、デザイン、流通のシステムをつくることはすなわち、人を育てることに要約され、すべての工程を最小化、単純化しながらLife studioのアイデンティティを忘れないLife studio style systemをつくらなければならない。
2月から展開される名古屋店で現在までのシステムを点検し、加盟店だけのシステムをつくらなければならない。 |