レポートReport
Life studioは何が違うのか? part 3
2009/1/15
2093
4. Life studioの顧客感動
最近流行しているスローガンが“顧客感動”である。感動ということは心を動かすことであり、それが簡単なことだろうか?
2つの主題を明らかにしてみよう。
-. 写真館で顧客感動が重要な理由
-. 写真館で何が顧客感動につながらなければならないのか?
-. 写真館で顧客感動が重要な理由
先にも述べたように“写真は技術を売る場所なのか、サービスを売る場所なのか”からはじめなければならない。
まず、Life studioはサービスを売る場所として規定する。
その根拠は
まず、顧客が要求する水準以上の写真のクオリティーを作るために、ある程度の技術が必要であるか?もしその技術が写真を選考して10数年の経験がつまれなければならないのであれば、技術が写真館の根幹になることが出来る。しかし、Life studioは写真を全く知らない状態で始めて3ヶ月たてば顧客が要求する水準以上の写真クオリティーを作ることができる。おそらく、一般人を対象にしている写真館において、日本の写真館の多くで相していくことができる。
そうでなければ、やらないか、出来ないのか。
3ヶ月の間練習をしたら問題のない程度の技術が写真館の根幹だと出来るだろうか?
最近は知識情報化社会ということが出来る。知識を生産、加工して情報化しそれが価値をつくる経済状態をいうものだが、3ヶ月の練習で可能になるのであるには、矛盾がある。
次に写真を作りだす構成要素から探し出さなければならない。1枚のいい写真を作るために多くの要素が必要であるが、人を対象にした写真では人が最も重要な構成要素である。ドキュメンタリー写真でなければ、とても人為的に準備過程を通過し、被写体が最も自然な状態を作り出すことがとても重要だ。被写体である顧客が自然な状態になったということは、その人の体が何かを感じているという証拠である。本人がそのようにしているという、自己確認の過程をカメラマンが適切に助けてあげなければならない。そして、写真のいろいろな構成要素を適切に繋げ、その美しさの決定的瞬間を撮影することがすなわち、撮影行為である。それはつまるところ、人が自然に動くようにつくることが人の写真の核心である。
しかし、人を動かすということは撮影だけではない。
初めてみるホームページやチラシなどから始まり、予約、相談、撮影、写真、インテリア、製作、出荷などの管理のすべての過程で、人を動かしていかなければならない。
3番目に写真館を作り出す構成要素において、撮影行為自体は20~30%程度である。いろいろな方法で写真館を知らせ、顧客に説明をし、予約を入れて写真館で全体的なシステムと商品を説明し、撮影が終わったらモニターをして商品をつくり、流通段階を経て・・・・・・・・
結局写真の撮影はおそらく、20~30%程度なのかもしれない。
写真館をオープンするときに、有能なカメラマンとコーディネーターがいたとすると、どちらを先にスカウトするのか?おそらく、現在の写真館を運営する人であれば、有能なカメラマンよりは有能なコーディネーターを選択するだろう。どうしてか?結局写真は20~30%の構成要素にもみたないものであり、始まりから終わりまで顧客の希望事項を満たし、様々な進行過程の理解、不安の解消、各種問題点に対する代案と解決方法などがより重要になる。
結局、写真館は写真を媒体に顧客の感動を目標にするサービス業だと規定することが出来る。
なぜ、サービス業だと強調するのか?
写真関係者に多くの質問を受ける。“カメラは何を使っていますか・・・・ホワイトバランスをどのようにあわせますか・・・・などなど・・・・”多くの写真関連の質問である・・・・何かが抜けているという印象を受ける。中身が抜けて外の殻しかない状態で話をしているという気分を消しさることが出来ない。
本当に重要なことは、写真の技術よりはどのように顧客にサービスをするのかということに集中することである。
サービスということは顧客にどんなサービスをしてどのような“価値”を提供するのかということだ。
その“価値”は技術だけで説明できない部分だ。写真館を作りだすすべての構成要素がその写真館が追求する価値のために一貫したシステムが動き出すとき、発揮されるのである。
では、その“価値”とは何か?
写真館はコンビニや牛丼屋でするようなサービスとは違う。吉野家のように新しい商品を開発して全国的に同じような味にするものとは本質的に違うのである。
写真館は正反対の形態である。
常に違う人に対し、それぞれが持っている美しさを視覚的な言語だという写真でみつけなければならない。そのためには顧客が写真館に入ってくる瞬間から出て行くまで一貫したシステムの中で顧客自身が持っている魅力をすべて出していけるようにしてあげなければならない。その過程で写真館のシステムが普遍性をもちながらとても主観的な共通の“価値”を作りださなければならないとても難しいことである。そのため、写真館は独自の哲学で武装し、顧客に提示して情報を要求しながら時には強要もしなければならない。
顧客がその価値を発見したとき“感動”という単語以外の何が必要だろうか?
毎日鏡の中にいる自分の顔をみながら、その顔と同じように写ったとしたら、最高の“満足”になるだろう。
しかし“美しいもう一人の私”を発見するとき、私たちは“感動”という表現を使う。
私たちが写真館を運営したり、人を撮影する究極的な理由は何だろう?
お金を稼ぐため・・・・カメラがいいから・・・・
私たちが普段使用していない言葉ではあるが“存在の美しさ”、“真実に向かう本能”、“瞬間で通り過ぎる因縁の記録”このような言葉が写真館で仕事をする理由ではないだろうか?
“満足”-“感動” の中で選択することを願い・・・・
では、Life studioはどうやって顧客感動を実現することができるか?
· 写真館は写真だ・・・
この時代にあう写真館をどのような形態で規定するかの前に、顧客が写真を見つめる条件と水準を考慮しなければならない。
私たちの周辺では雑誌をはじめとした無数の写真を見ることができる。時代と流行を最高の形態に表現しようとする写真たちを毎日みながら、顧客の意識の中にはいい写真というものの基準ができており、その基準を徐々に要求している。10年前には何の問題もなかった着物写真を現在も同じ方法で撮影しているとしたら、それは顧客の理解と要求を全く反映していないのである。
結局、その基準が核心のポイントであり、顧客が設定したいい写真の実現可否がこの先、写真館の運営を決定させる重要要素になるはずだ。
特に日本の社会がインターネット社会に変化してきている。すべてのことがインターネット空間の中で公開されながら、写真の分別力が確認され、いい写真に顧客が集まってくることは、当然であり自然な現象である。
韓国を例にすると10年前には日本の写真館と同じような形態であったが、インターネットの社会に急速に入っていくことにより、写真と顧客サービスのアップグレードがない写真館はすぐに崩れていく結果をもたらした。このような結果の原因は顧客の基準というものであり、その基準が雑誌をはじめとした映像媒体から提示されていた。
日本で発行される様々な雑誌100冊を購入して写真を中心に見てみることを勧める。雑誌の性格によって様々な種類の性別、年齢、スタイルが違う写真を注意してみていくと、共通したものを発見することができる。また、日本でよく出来ているというホームページを100件程度見てみてほしい。ここでも、特に違うスタイルであってもその中に同じような共通した現象が見えるはずだ。
すなわち、シンプルで自然な写真、鮮明なイメージという共通点をもっており、その素材には木、草、グリーンなどの自然とふるい家具、さびた鉄などのイメージが日常の中で楽に発見され自然な状況、鮮明な色、質感、強いイメージなどを使用している。
古典的で重くて暗いイメージよりは、明るく日常的で自然な状況が主に表現されている。
この時代は失われた故郷、染まらない自然、自分だけの空間と個性の重視などを使用しその中から写真の解法を探さなければならない。
すなわち
時代が要求している写真、
被写体の美しさが自然に表現される写真、
撮影自体が楽しい思い出として記憶される瞬間を
顧客が望んでいる。
Life studioはこのために様々な条件をつくっている。
-. 写真館に入った瞬間“すごい、かわいい~~”などを連発させるインテリア
-. 誰が撮影をしても顧客が要求する水準以上の結果が可能の撮影セット
-. いい写真でなければ商品購入が難しいシステム
-. ホームページを通した競争誘導
-. 顧客と直接通じながら各種問題をすぐに解決
-. 主力商品が原本CDであり、写真ファイルがインターネット上で自由に行き来しながら発生する競争と自分自身の限界の確認
-. いくつかの支店を移動しながら循環勤務を通してお互いに違う条件を経験
-. 多くの業務は本社で処理し、支店の固有の業務だけでシステムを構成
-. 持続的な店舗オープン過程を通した品質のアップグレード
写真に関する部分はまずLife studioの写真の特徴で述べた。
ただ、一つだけ・・・・・
顧客がモニターをしながら涙を流した姿を見たことがあるか?
その顧客は本人や子供の写真をみながら、どんな感情がうまれて涙を見せるのだろうか?
いろいろな感情があるだろうが、これだけは確実だ。
[自分が見たことをカメラマンも見たいのであり、それを撮影したときに・・・・]
1歳の記念に子供の撮影をしたとした時、その両親は子供が産まれてから1歳になるまで子供のすべてを見てきた。そしてそれがそのまま思い出になる。
撮影された写真をみながら、その思い出をもう一度確認したときに感じるなんともいえない思いが涙を流させるのではないか?あまりにも観念的だろうか?
結婚写真を撮影していると知ることが出来る。愛する相手の美しさが写真で証明された瞬間、相手をきめる瞬間の緊張と混乱に関する解消、そして愛する人に対する一種の申し訳なさなどから涙を流したのではないだろうか?
すなわち、写真は美しさを記録することであり→その美しさを制限された時間に表現しなければならず→そのためには人を知らなければならず→人を知るためには関係をつくらなければならない。
写真館は人に対する理解と関係を形成する方法を学ぶ空間であり→その過程で決定的な写真が撮れるのである。
Life studioのホームページに出ている部分を少し抜粋すると
“見飽きた毎日からの脱出” 自由に、そして真っ直ぐであること・・・ それこそが本当の自分に出会うということであり どこにいても、いつも共にあると信じる力になる。 お客様と出会い 私たちの写真とデザインで幸せを感じてもらえる瞬間こそが Life studioが存在する理由だと考えます・・・
顧客感動のために本当の自分に出会い、私たちが共にするとき決定的な写真が撮れるということを信じ、それがLife studioの写真の競争力の始まりである。
顧客の反応をみたら簡単に知ることができる。
以下は顧客から来たメールなどのメッセージの抜粋である。
★ 青山店:K様
ライフさんとの出会いは、息子の1歳の誕生日に記念に残る写真を残したい、ということで、必死に探したHPがきっかけでした。 実際に撮影していただくと、期待以上のアルバムが送られてきて、思わず涙がボロボロと、止まりませんでした。 自分を喜んで犠牲にできるほどの存在が、また一人増えたことを実感。 主人は私たちを守ってくれて、いつも私は他人に助けられて生きてきました。 全愛情を注ぎ、守るべき立場にたったのは、これが初めて そんな大切な息子の成長 及び 家族の記録を今後もずっーと、ライフさんに遺してもらいたいのです。ライフスタジオさんと出会えのも息子のお陰。 私はスタッフの方々が大好きです。 これからも宜しくお願いいたします。
★ 青山店:U様
こんにちは。先日は素敵なお写真を撮影していただき、本当に有難うございました!! 家に帰って、何度も眺めて満足しています。 実は、年末から息子が二人ともダウンして咳と鼻水&熱が酷く、耳鼻科→小児科→耳鼻科→小児科・・・の繰り返しで、 私自身も疲れてしまって、ずっと、人と会いたくなくて、外出する気分になれず、今回の撮影の予約を延期させていただこうかと悩んでいました。準備をする時間もなく、失礼ではありますが、そちらのHPなどもあまり見ることが出来ず 着替えが必要だということも出発直前に知り、何も考えずに適当にバッグに詰め込んで来たので(涙) 次男などは、特に、ひどい格好をさせてしまいました~。。。(お兄ちゃんのおさがり) 私も、初めての美容院で大失敗(?!)されて落ち込んでいたところで(笑) でも、思い切って行ってみて本当に良かったです!! 洋服なんて、髪型なんて!!どうでもいいです! 撮影していただいたひととき自体が宝物になりました。 産後ずっと、体調不良、鬱などに悩まされていましたが心がスーッと軽くなりました。 写真を通してみる子どもたちの笑顔、あぁーこんな顔してたんだ・・・とあらためて眺めました 毎日、気持ちに余裕がなくて、次男が産まれてから写真なんてほとんど撮っていませんでした。 でも、今回、写真ってやっぱり素敵だなぁとしみじみ感じました。 うまく言えませんが・・・ 今の表情をもっと残したい。と思いました。 悲しいときも嬉しいときも・・・ ネットでアップロードして、実家の両親に写真を見せたらついさっき、電話がかかってきて恐ろしく大・大・大感激してくれました!! 「こんなに良い写真を見たのは初めてだ!! こんな写真を撮る人の顔が見てみたい!!」と、大絶賛でした。 (父は、地方でデザイン関係の仕事をしています) 両親に感動してもらい、喜びも倍増です。 この先、誕生日や記念日などにも是非そちらに訪れて何もないときでも・・・またお願いしたいです。 父が上京してくることがあれば、家族写真もいいな~なんて思います! お支払いの件が最後になってしまい申し訳ないです。 カードの件が決まり次第、ご連絡いただければ幸いです☆ お支払いが遅れてしまいますが申し訳ないです。 また、ジャケットとサービスの写真を決めたら再度メールしますね。 皆さんの笑顔がとっても素敵で抱っこしていただいた次男もリラックスしてました。感謝です。 渕本さんが、お仕事について語られたときの表情が生き生きしていてこのお仕事を本当に愛してるんだなぁって伝わってきました。 お話出来て良かったです。もっとお話したかった♪です♪ 私もこういうお仕事に憧れていましたのでやっぱり良いなぁ~なんて思っちゃいました。 大好きなことに触れる人の目って、輝いてますよね☆ 渕本さん、キラキラしてます!娘さんに会ってみたいです♪どちらに似てらっしゃるのかな~ 幸せなひと時でした。 本当に有難うございました!! また、宜しくお願いします。 長々とすみません。感謝をこめて。
★ 名古屋店:B様
昨日はありがとうございました!! おかげさまで、素晴らしいお写真を撮っていただきました★ LIFE STUDIOは、ホントに夢の中にいるようなステキな空間でした。 お写真をモニターさせていただいてる間、 照れくさくてうまく言えなかったけど、 ホントは泣きそうなくらいうれしくて。 愛しい瞬間が、ホントにそのまま切り取られて 目の前に映し出されていて、とても感動いたしました。 名古屋駅へ向かう地下鉄で、疲れて寝てしまった我が子を見ながら、 購入したデータをお守りのように何度も確かめていました。 なぜか感極まって、泣けてきました。 幸せすぎました。 主人はちょっとスネてたので、次は一緒に!と約束しました。 今回は無理言ってしまって申し訳ありませんでした。 スタジオの雰囲気にも、スタッフさんの心遣いにも心癒されました。 とりあえずメッセージで申し訳ありませんが、お礼まで。 いつか必ず、直接お会いしてお礼を言わせて下さいね。 本当にありがとうございます。 追伸:お仕事お忙しいと思うので、返信は結構ですよ!
★ 名古屋店:H様
初めまして^^ まだStudio memoirだった頃、ネットで素敵な写真館があると知りました。 息子の1歳記念写真は是非ここで家族写真を撮りたい!でも遠いので悩んでいました。 そんな中、息子が1歳2ヶ月の時に名古屋店がOPENすると!! その時の嬉しさったら・・・たぶんPCの前で小躍りしていたと思います。 撮影日、ぐずる息子を笑顔に変えてくれたスタッフの皆さん。 その可愛い写真の数々にやられてしまいました。 その瞬間、LifeStudioの世界に恋してしまったのだと思います。 あれから2ヶ月経っていないのに、昨日も又撮影してもらってきました。 ママとお揃いのドレスイベント。息子ですが、ちょっとだけドレス^^ どんどん変化する息子の顔を毎月でも撮ってもらいたい位です。 今後も長いお付き合いさせて頂くと思います。 ファンとしてまたミニスタッフとして、何かお手伝いできたらと思い今回参加希望しました。 色々な人にLifeStudioの世界を伝えていきたいと思います。 宜しく御願い致します。
★ 所沢店:T様
こんばんわぁ★ ライフスタジオは子供がうまれてから 知りました★ 娘の1歳記念を きれいに おしゃれに残してあげたい! おおきくなった娘が写真を見たときに喜んでくれる、そんな写真を残したいなぁっとおもいコミュにて情報収集してましたところ、ライフスタジオさん発見! ホムペをみて ここなら 素敵な写真を残せるとおもい、即 予約! 所沢店にて 1歳記念を とりました! 予想以上の 写真のできばえに大満足です★ スタジオ内もインテリアにすごくこだわりがあって かわいくて 自分のお家がこんなんだったらいいのに~~!!とおもうくらい なにからなにまで大満足です
これからも末長く よろしくおねがいいたします★ ライフスタジオファンとして、何でも協力いたします★
★ 青山店:C様
こんにちは。
皆さんの素敵な写真を拝見させてもらい、家の息子もぜひ撮っていただきたいと思いフランスからはるばる帰ってきました。 とても可愛い写真をたくさん撮ってもらいとても喜んでいます。大満足です。
帰ってきたかいがありました・・・・
また帰るたびにお願いしたいと思っています。
· 心から顧客に接するということ・・・・
写真を始めた頃、誰かにこんな質問をされた。
“ 何で写真をしようとするの? ”
“ 写真を通して共同体を作りたいんです。”
“ 何の共同体? ”
“ 人生に特別なことがありますか?一緒に楽しむっていうことです。写真がそのためのいい材料になると思うからです。”
Life studioで起こるいろいろなことは、見方によってとても面白い。
Life studioがどんなことを追及してどう考えているのかをスタッフに提示すると反対がなく、とてもいいという。普遍性、そのものであるため当然のことだ。
顧客が写真館に売上をもたらしてくれるためのものだけではなく、お互いに価値を作っていく主体と考えることと、そのために顧客と楽しみを共有しようということはとても常識的なことだ。そして一貫して努力をしたら速度の差はあってもそのようになるようになっている。
また、人物写真はそのようにしなくては成り立たない仕組みになっている。
すべて当たり前のことではないだろうか?
Life studioでは顧客に親切にしろという風には言わない。
顧客を友達のように対せるようにと教育をする。
“いらっしゃいませ”ではなく、“本当に会いたかったです。やっとお会いできましたね”とお迎えするように要求する。
“何を購入されたか”ではなく、“感動していたか?”と、聞く。
基本の考えが違うと、自然に写真館はその考えのように流れていく。
-. LaSaMo( Life studioを愛する集まり)
Life studioも驚くことの一つとして、顧客がLife studioともっと親しくなりたいと望んでいるということだ。
Life studioから受ける気持ち、新しい写真、システム、スタッフの態度などを見ながら最初は好奇心から関心を見せながらも、2-3回撮影を経験しながら、お互いを信頼する段階に入ってくる。
なにか助けたいという気持ちと何かをともにしたいという漠然とした考えを、インターネット上コミュニティで集まりL.S.Mをつくるにいたった。
4月に初めてつくられ、現在まで所沢店にて1次、代々木公園で第2次の集まりをもった。現在までの活動はコミュニティの中でお互いの状況や挨拶をかわしながら、Life studioが改善すべき部分を客観的な顧客の立場で助言をしてくれている。
今後新規オープンに対するインテリア、コンセプト、マーケティングなどを具体的に討論しながら展開していく予定だ。
L.S.Mは単純にLife studioを広告宣伝するための集まりではない。
共同の価値を持っている人たちがLife studioを素材にともにつくりあげていこうという健全なコミュニティを目指している。
また、現在の子供たちの学校に入学して卒業し、成人式を通過して人生の写真館の関係をつくり、私たち社会をより明るくしていくための共同体の小さな種になることを望んでいる。
-. 顧客とともにする支店別パーティー
Life studio 名古屋店で革新的なことが起こった。
Life studio 名古屋店は100年以上の歴史を持つミカサ写真館がLife studioの名前になって誕生したものだ。
以前ミカサ写真館は日本の通常の写真館であった。顧客との距離を一定に維持しながら問題がないように日々を過ごしていくことが当時の流れであった。
しかし、今は写真館の門を広く開け、たくさんの食べ物を一緒に楽しみ、撮影もしながらいろいろなLife studio名古屋店の考えを説明し、顧客の意見も聞きながら過ごす場所を作ったのだ。
話はとても簡単ではあるが、日本の写真館の文化で活気的な事件だといえることだ。とても気分のいいことだ・・・・・・
支店別パーティーをするということをマーケティングの次元で考えている。しかし、パーティーをする過程で実際は顧客を得るのではなく、自分自身を得ることが最高の成果になる。
・ 写真館で仕事をしているという意味に対する悩み
・ 写真が人にどのようなイメージなのかを省察
・ ともにする楽しみに対する価値の認識
・ ミカサからLife studioに深く入っていく過程
・ すべてのスタッフが統一された考えを持つための過程
事実、Life studioの競争相手は各支店である。 Life studioは近所の写真館を競争相手とは考えない。今はお互いに違う価値と文化、技術を持っていると考える。各支店別に写真で、顧客感動で、ファミリー顧客で効果的なシステムアップグレードで善意の競争をする。
支店別パーティーはそのような支店別の美しい競争の一部分である。
-. 顧客とのコミュニケーション
現在Life studioのホームページはブログの形態をとっている。会社紹介だけで出来ている硬いホームページではない、写真館の主体が自分たちの人生を話す空間としてつくりたいと思う。個人ブログとコミュニティの様々な空間を通して、顧客と通じスタッフの間でもコミュニケーションがなされている。もちろん、現在は満足するだけのものがなされてはいないが、9月に予定されているホームページの改定作業後には、写真館と顧客が一つになってLife studioだけの特別な文化を創るようにしていく。
顧客とのコミュニケーションに関する重要な事例を2つあげてみると
最初に
韓国で写真を最初に始めて約3~4年間は多くの商品を顧客の家まで直接持っていっていた。その当時はスタジオもなく、5坪程度の事務所で作業をし、顧客と相談をして撮影までするというとても弱い状況だった。でも、だからといって写真も特別いいとは言えず、できることは自分の体を使ってすることだけだった。だから、できることといえば家に商品を届けることだったのだが、それが現在Life studioを存在させる一つの原因だった。顧客の家に行くと、本当に心を開いて話をしてくれる。スタジオではカメラマンが主人であるが、顧客の家は顧客が主人だ。写真館の多くの問題やサービスに関する不満、激励、そして人間的な情をお互いが交わすようになり、特に写真というものが人にどのような意味を持っているのかを知るようになった。
そのような本物の会話の過程で顧客はいつしか私たちの写真館の家族になっていることを発見するようになる。その後、自分の仕事のように紹介をしてくれ、たまにあって一緒にのみにいったりもした・・・・・・・
次に
Life studioに渕本というマネージャーがいる。現在彼女が連絡をしながら連絡を取っている顧客が十数人になる。その顧客はLife studioの熱烈な支持者であり、別名を“歩く営業マン”といえるほどである。どんな対価も望まない、自らが気にいって進めてくれる、そのようなとても貴重な顧客だ。
渕本は10人のモニターをすると、そのうちの1人は必ず関係を形成する、という具合だ。
もし、写真館に渕本のようなスタッフが2~3人いたとしたら・・・・
いつか撮影教育をしながらこのような言葉を言った記憶がある。
専門のカメラマンということは、一言で定義をするとどうなるか?
“満たしてあげることだ・・・・・・・”
トム・クルーズが主演のザ・エージェントで男女主人公たちがとても不自然にエレベーターの中にいるシーンがある。そのエレベーターの中では言葉を話せない女性が乗っていたのだが、手話で何らかの会話がなされた。その女性はエレベーターからおりて女性主人公がその手話に対して説明をする。“今降りた二人の女性が何を言ったかわかる?あなたは私を満たしてくれたと・・・”
多くの顧客はカメラの前に立つと硬い木になってしまう。緊張と目に見えない恐怖、そして若干の期待をしながら。いい写真だけでは不足なのだ。顧客のそのいろいろな感情に対して、適切に対応をしなければならず、その他の+aが必要だ。
顧客とのコミュニケーションということが単純に前で話を上手にするということだけではない。
基準は顧客に対し無限の責任をもっているのか、どうなのかで判断される。
無限の責任の境界線はスタッフ個々人の基準で決定される。
すなわち、写真館の役割はスタッフの基準をたためることが順序である。
Life studioで8月からレベルの高い教育プログラムを実施する。
毎月1つの主題をもって各単位別に論文を作成し、全体が集まった場所で発表をすることを基本とする。主題はリーダーシップ、人間関係論、自己啓発、疎通の原理などになるだろう。
以下は顧客から来たメールなどのメッセージの抜粋である。
★ 所沢店:M様
こんにちは。 先日の日曜日は、ステキな時間のプレゼントをどうもありがとうございました。 主人も一緒だったせいか、ゆっくりお邪魔しちゃったわりには、あんまりお話できなかったかも?もっとたくさんみなさんとお話したかったなぁ、と後で思ったほど、時間がたつのが早く感じました♪ あとで写真を見返してみても、家族3人でのショットがとても気に入りました。 のあのバレリーナ&カントリーガール風もかわいくてお気に入り♪ 主人は、ただただあのスタジオのステキさにしびれちゃったようで、 あんなところに暮らしたい、ああいう仕事が理想、などどずっと言ってました~。 娘は、「カメラのおじさんは?」「おねえさんとお話したねぇ」ってずっとおしゃべり。 早速私のブログにもそのときの模様を日記にして書いてみたので、もしよかったらお時間のあるときに見てみて下さいね! そうそう、主人が撮ってくれた写真の方に、リーさんやなみさんが写っている写真(写真を撮影している様子がいい感じにわかるもの)で何点か好きなものがあったのですが、ブログにのせたいと思うのですが、なみさんとかリーさんに聞いてからと思って、まだのせていません。もしOKだったら、あとでその写真も追加したいと思っていますので、お返事お待ちしてますね~。 韓国ドラマや韓国料理が大好きで、いつも韓国語を勉強して、少しは話せるようになっていれば、スタジオでみなさんに会えたときも少しはお話しできるのになぁ、なんて思いつつ時間だけが過ぎ~(笑)今度韓国語、がんばって勉強したいと思ってます! ではひとまずお礼とお願いまで。
★ 所沢店:A様
こんばんはー。 今日は新しいスタジオで本当に心から楽しい時間をありがとうございました!。 息子がグズグズでご迷惑をおかけしたり、長居しちゃって本当にすみませんでした・・・。 滞在中2組のお客様と居合わせるなんて長居しすぎですよねえ(笑)。 お昼もご馳走になってうれしいやらたのしいやら。ほんとおいしかった~。 (今度ぜひ新大久保も行きましょうね!) こんな素敵なご縁があって、私たち家族はラッキーだなと思いました。 これからもぜひよろしくお願いいたします!。 ちなみに今日のデータも帰宅してから実家の家族に見せびらかしたのですが、前回同様大大好評でした。そして親の私たちも二人でCDを見ながらニヤニヤする始末。 ほーんと親バカですよねー(笑)。 それではまた!。
★ 水戸店:K様
本日、スタジオに行かせていただきました。 店長さん、スタッフさんもとてもいい方々で、 私自身楽しい時間を過ごさせていただきました。 すてきな写真も撮っていただいて嬉しい限りです とっても暖かい環境での撮影なので、 出産が終わったら、またお伺い出来ればと思っています。 コミュのイベントとして、 ”無料撮影+キャビネプリント1枚プレゼント” または ”原本CDお買い上げ(¥29,400)でフレームプレゼント”というお話をいただいたので早速コミュの方でもご紹介させていただきたいと思います。 このようなステキな出会いにとっても感謝します またEAgomaさんにもお会い出来る日を楽しみにしています。
★ 所沢店:S様
日曜日はとても楽しい時間を過ごさせていただきましてありがとうございました どうぞカメラマンのみなさんにもよろしくお伝え下さいませ あっそう言えば今日水萌が昨日撮影して下さったLeeさんの 「笑って~~~」の掛け声をそっくりに真似していて大爆笑しました 声もヘン声していてかなり似ていたんですよ(笑) 撮影はもちろんの事みなさんとの雑談のお時間もとーーーっても楽しくて いつまでもお邪魔していたいほどでした って娘も多分帰りたくなくて仕方なかったみたいですが(笑) そういったアットホームなスタジオって良いですね ちょくちょくお邪魔したくなってしまいます ところでちょっとご質問なのですがいいですか? 七五三の件です 実はやはり撮影をLife sutudioさんにお願いしたくて予約中のスタジオさんのキャンセルを検討中なんです ただ本日問い合わせたところ キャンセル料が50%の3万5千円ほど発生しまうとの事で。。。(涙) そこでちょっといろいろとお伺いしたいのですが まずはお衣装のこと、着物と被布、半衿、足袋、以外 (腰帯、兵児帯? 草履、下着、髪留め バッグなど)そちらで貸していただく事はできますか? 私の方で持ち合わせがないのです。。。 そして着付けとヘアをまた渕本さんにお願いする事は可能でしょうか? 先日の感じで十分ですのでもし無料になればとてもとてもありがたいです もちろん私もできる限り頑張りますっ!! ずうずうしい質問で本当にすいません 後はお日にちと時間、もし所沢店で撮影をお願いするとしたら 11月4日か11日に空きはございますか? でも渕本さんもいつも所沢店にいらっしゃる訳ではないんですよね? 予定が合えば嬉しいのですが。。。 とりあえずもし予約可能であれば時間など教えて下さいませ^^ 実は撮影の後主人と今年の年賀状の事で話ました 例の斬新な年賀状を主人はとーーっても気になるようで 実際もし販売されるようなら試しに今年何部か使ってみたいとの事 スタイリッシュな年賀状にしたいから撮影もやはりLife sutudioさんがいいねって話してます 水萌もリラックスして撮影に参加できそうだし安心してお任せできるのも魅力的です そんな訳でいろいろと検討中。。。 本日お電話差し上げた所もうご帰宅との事でしたのでメールにて長々失礼しました お忙しいところ申し訳ございませんがお返事よろしくお願いします
追伸:キムチのHPアドレスありがとうございました キムチ、夫が5キロ注文しようかと検討中でして。。。 食べ切れるのか心配になってしまう私です^^; それにしても美味しかったわ~~~~
★ 所沢店:F様
参加コミュのイベントを見て、たまたまEAgomaさんに辿りつきました。 13日に、所沢スタジオでお世話になりました。 夫婦共にメガネをかけ、息子の撮影をしていただいたモノです。 もしかしたら、黒いお洋服とお帽子を見につけていらした、とてもかんじよく対応してくださった方かな? お写真を拝見して多分そうかなと思ってメッセしちゃいました。 違ったらごめんなさい。 とても素敵な空間で、素敵な写真を撮っていただき、いい記念になりました。 毎年撮りに行きます
-. 楽しく気軽に、いつでもご来店いただける空間
時代、思い出、人、関係をお互いに疎通させる簡単な要素が写真である。
しかし、資本主義での写真館はとても商業的で情報の不均衡からくる顧客との不調和を消し去ることができない。そのため一般消費者を相手に商業をしている写真館は顧客を特定の記念にだけ極限して写真を撮るという工場として認識させる結果をもたらした。
もし写真館に対する消費者認識を調査したとしたら、“楽しく、美しい作業”というよりは“暗くて複雑で高く、形式的なところ”と認識しているという結果が予想される。
私たちは写真館を楽しく、気軽に、そしていつでもご来店いただけるそんな場所にしたい。
写真館の壁を低くするためには、いろいろな処置が必要であるがもっとも重要なことは準備をする主体側の意識の統一である。いつでも触れることになるアイデンティティの混乱とさまざまな誘惑の中で、基本の考えが薄れていきながらだんだんと平凡な写真館に転落してしまう危険性をもっている。写真館で写真とシステムの競争力で楽しく気軽に、いつでも来ることのできる場所にしておいたとき、顧客は日常的に写真館に足を運ぶようになるだろう。
写真館の壁を低くし顧客が “楽しく、気軽に、いつでも” 来店できるようにしておくことは
日本の写真館の傾向を変えていく危険でありながら革新的な発想である。
私たちがするべきことは一言で言うと
日本の写真館の傾向を変えていくことであり、その中心には
楽しく、気軽に、そしていつでも来店していただける写真館の定立である。
· 無料撮影10000
無料撮影の長所をあげてみると
-. 顧客の接近が容易
-. 有料顧客よりも満足度がとても高く、顧客ロイヤリティを確保する最善の方法
-. 短い時間に撮影、モニターが可能であり、回転率を高めてスタッフの最小化が可能
-. オープン初期のマーケティングに効果的であり、一定の売り上げを確保できる
-. 無料クーポンを中心に戦力的で同伴者的な協力業者と関係構築が可能
-. 雑誌をはじめとするマスコミへの露出が可能
-. 写真に対する関心と表現の本能を持っているファッションリーダーたちの確保
-. 低価格で写真は雑誌の広告のクオリティーという戦術的な目標の実現
無料撮影の写真館というコンセプトは“何がポイントなのか?”について3つの条件を満たす。
通常無料撮影は偽者、たいしたことのないイメージを持っており、それを雑誌のクオリティーで撮影していくならば、顧客感動は基本的に確保できると確信する。
また、カジュアルで撮影される無料撮影はすべてのシステムがいい写真を撮るための条件をもっていながら、顧客に密着することのできる仕組みを提供することになる。
そして写真館の壁を低くすることのできる無料撮影で-いつでも-日常的に-誰でも-気軽に-楽しく撮影することのできる手段になる。
写真館を運営していると常に引っかかる問題がある。
- 顧客との間に小さくない金額が行き来しながら必ず生じる満足の相対性
- 日常的に写真の楽しみを感じることのできる仕組み
- 損益分岐点に代表される生存の問題と顧客の確保
無料撮影は基本的に顧客の満足度と選択によって購買を要請するという決定的な長所をもって日常的に楽に楽しみを共有できる仕組みであり顧客に密着することを通して固定顧客が確保されながらそれが自然にインターネットの空間で情報として流通しながら、広告をしてくれる再生産の構造を定着させることができる。また、小さな空間とスタッフは固定費を軽くし、全体的に
躍動的で生きて動いている写真館をつくることができる。一定のクオリティー確保が顧客の満足度と購買につながる仕組みで、カメラマンをはじめとするスタジオのすべてのスタッフは最高の品質のために精誠をつくすほかない仕組みである。
すなわち、外部顧客および写真館のスタッフすべてにいい仕組みとなる。
特に、無料撮影後の原本CD販売を主力にしていることは、材料費とスタッフの最小化を実現することができ、特に顧客が心から望んでいる商品ということでとても魅力的である。
そして無料撮影写真館は内部的な戦略であり、顧客の認識を“好きなだけ、満足しただけ、必要なものだけを購入する”という考えにしていくことが重要だ。
すなわち、合理的な消費というタイトルを積極的に打ち出さなければならない。
現在リピート顧客が30%、顧客紹介が30%である。
日本にまったく基盤を持たずにいた状態から出発して特別なマーケティング手段はないが、リピート顧客が50%以上になるということはとてもありがたいことである。青山店の場合、オープン1年7ヶ月程度が過ぎた状態で最高6回の撮影をされた顧客もおり、多くの顧客が2回以上だということだ。記念にだけ撮影をするのではなく、日常的に、記念を作って撮影がなされているという証拠である。
無料撮影10000名はそれ自体がLife studioの完成だということができる。
また
原本CDの販売比重が全体の顧客の90%以上になっている。
はじめは心配も多かった。顧客が無料で来店し、1-2カットだけを購入していったらどうなるだろうか・・・・そうなっていたら、Life studioはすでにつぶれていただろう。
しかしオープン当初から75%程度であったものが、現在は90%以上の顧客が原本CD以上の商品を決定している。原本CDは29400円。
イベントをとおして1枚を無料にし、その1枚をもらうために来店する顧客に対し、約40-50分程度の撮影で29400円を出してもらうということは、簡単なことではない。
無料撮影はLife studioで楽しく気軽に来店できる写真館を作りながら、売り上げを構成する効果的な戦術である。
· 強要しない。技術で利潤を創出する。
Life studioをはじめながらこんな質問をよくうける。
無料撮影と原本CDで運営が可能か?全体的に商品価格が低いのではないか? (参考としてLife studioは 1cutが2,100円、原本CD 29,400円、アルバムと原本CDのセットが52,500円から始まる)
そのような質問をうけたらこのように答える。
“Life studioの3大戦略中のひとつが楽しく気軽に来店できる写真館である。だから、価格は日本の社会で受け入れられる水準で設定をした。そして支出は内部のシステムと技術で下げている。また、写真館は規模と投資費用よりも写真、顧客サービスの技術で利潤を創出しなければならない。いい写真と顧客とともにするマインドを持っていれば、顧客は必ず日常的にLife studioにくるようになる。”
技術に対する満足度を商品で選択肢、その後のリピート訪問に負担のない仕組みである。
不足ではあるが、徐々にそのようになってきている。
ここで原本CDの長所をあげてみると
- 材料費が150円程度でほとんどかからない。アルバムで考えると5万円程度のアルバムを購入するのと同じくらいの効果だと考える。
- 原本CDを渡したらその場ですべてのシステムが終了する。
- スタッフを効果的に運用することができる。
- その後の作業がないため、顧客との不必要な摩擦を免れることができる。
- 原本CDを渡したら経済的な関係が終了し、人間的な関係としての発展が容易にできる。
- 顧客の反応のほとんどがその多くのカットといい写真をすべてもらえるという満足感を示す。
- インターネットとコンピューターに慣れている顧客はいろいろな活用法があるという長所を知っているため、購入を迷わない。
- 原本CDの中に入っているファイルがネット上で行き来しながらそのファイルを媒体にして写真館が自然に広告される結果になっている。また、ファイルが購入できるということをブログなどに記載してくれるため、とてもいい説明になっており、実際に撮影された顧客が言ういい写真、以上の確実なマーケティングはない。
- すぐに分類、モニター、そして原本CDの購入、その日に家に持ち帰れるのでそのサービスは顧客の立場を優先するシステムであり、写真館としてのイメージもいい影響をもたらす。
- 撮影されたファイルはフォトショップの加工などが入らない状態ですぐに顧客に移動するため、カメラマンは撮影の質をあげなければならない義務を持つのと同時に、技術が徐々に上がっていく結果を招く。
- 写真の完成度が低かったり、撮影に誠意がなければ、自然に原本CDの販売比率は低くなる。すなわち、すべての顧客を対象化せずに大切に感じるようになり、カメラマンもやはり毎日新しい自分を振り返る役割を無視できないという長所。
- 最小の費用で運営する原則にも誠実にその役割を果たしている原本CD。
- その後の作業の過程で生じるスタッフの必要、アウトソーシング、顧客の問い合わせ、納期、製品の欠陥などから生じる意欲低下と残業などの発生はおそらくすべての写真館で抱えている現象である。しかし、原本CDの販売比率を高めれば高めるほど、システムは簡単になり顧客は満足し、費用は縮小される効率のいい循環の仕組みを持っている。
- 原本CD購入をした顧客にはフレームやプリント写真などの金額を安く感じる価格でセット商品の金額設定を行い、追加の売り上げを積極的に誘導することができる。
· 新しい写真需要の創出
現在は1人1台デジタルカメラ所有の時代になり、すべての携帯電話にはカメラが内蔵されているように、思い出を作ろうとすること、美しさに対する記録の意思は人類が続く限りより強化されると考える。特にインターネットの発達と情報が無限に流通する時代にテキストよりは写真と映像に情報が表現されている状況は自然なことだ。特にインターネットの検索とポータルサイトの方向が写真と動画を簡単に、より早く伝達するための方向で発達している。
すなわち、写真の需要は無限大に発達し、写真館が記念写真で縮小された傾向は写真撮影業界が時代と徐々に離れていく結果を招いている。
写真の需要を開発し、適切な方法で顧客に提示するシステムが要求され、その中心には写真館の新しい概念の定立が必要になる。
Life studioは写真館の“テーマパーク”という概念を付与した。
すなわち、“記念写真”から“テーマパーク”という概念に拡張をしたのだ。
Life studioのリピート顧客と顧客紹介が多い理由も、“楽しく気軽にいつでも来店したくなる写真館”から、理由をさがさなければならない。
また、楽しみの空間=テーマパークへの概念の拡張は新しい写真の需要が必然的に生じるようになる。
“記念”ということが以前から存在していた記念もあるが、個人や組織ごとの個別の記念が存在する。“テーマパーク”という概念が顧客の中に認識されるようになるのであれば、新しい写真の需要は顧客自らがつくるようになり、現在Life studioで少しずつではあるが、実現されていきている。
以下は顧客から来たメールなどのメッセージの抜粋である。
★ 名古屋店:M様
覚えていらっしゃるでしょうかー!? 名古屋店で写してもらった●●の母です もう、東京の方に帰られているんですよね。 李さんに写していただいた事、すごく記念になりました 以前、私のブログで撮影のことを書いたら、結構問い合わせがあったんですよ~。笑 ただの親ばかブログなんですが、1日のアクセス数が、平均500~600件なんですが、メモアさんの記事の時は1日に900くらいいきました 今後、予約が取りにくくなるんじゃないかと心配だったりします~ しょっちゅうお邪魔させていただくつもりでいるので・・・・!! よかったら私のブログ、つたないブログで更新も怠りまくりですが、暇つぶしにでも覗きにきてください♪ 友達のほのちゃんも時々登場してますよ~。笑
★ 青山店:K様
この間写真を撮っていただいたものです。
素敵な写真を沢山ありがとうございました。 先日は4枚選んで購入したのですが、やはり原本を頂きたくご連絡させていただきました。 ちょっと相談なんですが、今日4枚購入したんですが、残りの写真も欲しい場合は別に29400円かかるんでしょうか? 差額お支払いって訳にはいきませんよね 振込でお支払いしたいので、お支払方法等をご連絡いただけないでしょうか? ちなみに・・・今回原本を購入する事を夫には内緒にしてあります。 そちらで何等か記録されてるのであれば、その旨も是非お願いいたします。 今後も、来年の誕生日や七五三も、そしてそのほかでもしょっちゅう・・・・お願いしたいと思ってますので(その時にに原本を購入した事がバレルと困ります )、お手数ですがよろしくお願いいたします。
★ 青山店:H様
7月で2才になる息子といつもLifeStudioではお世話になっています。 LifeStudioとの出会いは、まだStudio memoirだった青山店での息子の初節句記念でした。 それから年末には所沢店にお邪魔したのですが、 あいにく息子のパッチリ二重が何故かその日に限って朝から・・一重・・ っもーテンション下がりまくりでSTAFFさんも苦労されたかと・・w リベンジのつもりで先月末さっそく成城店へお邪魔しました! 今回もステキな写真を沢山撮っていただき大満足!! さっそくお友達に公開!大反響でした! まだ結婚すらしていないお友達も『子供が出来たら連れて行きたい!』と言ってました。 これからも末永く息子の写真をステキに撮っていただきたく思い、メッセさせていただきました。
なにかしらでお力になれればと思っています。よろしくお願いします。 さっき、去年末に所沢店で撮っていただいた写真を約半年ぶりに見たのですが・・ これぞLifeMagicでしょうか?それでもただの親バカか!w 一重でもカワイイ♪なぁ~んて思ってしまいました。 やっぱりLifeStudioステキすぎです!
5. Life studioの計画
日本の写真業界の最大の論点と考えるのは
- 商品のクオリティーが低いということ
- インターネットの世の中になることを準備すること
- 写真館のブランドをつくるということ
- 写真の新しい需要を創出しなければいけないということ
上記で口論された主題はお互いに深いつながりのなかで縛られており、このすべてをとりまく形態を要求している。
Life studioは写真館の概念を
“美しさを表現して思い出を記録する楽しみの空間”と規定する。
Life studioのビジョンは
“感動のある写真館で、日本の写真文化を変える”
Life studioの3大戦略は
本物の写真の質で
心からお客様に対する楽しみを感じ
楽しく気軽に、いつでも来店することのできる空間
Life studioの戦術は
無料撮影 10000
マスコミを友達にする
インターネット No.1
同伴者的な協力業者と同時成長
利益率 20% 以上
Life studioの意味は
- 日本の写真文化を変えるということ
- 美しさに対する表現の本能と記録という写真本来の意味を確保
- 顧客に潜在している写真の需要を拡大、再生産をはかり
- カメラマンをはじめとする写真館のスタッフに仕事をする喜びを提供
- 停滞している写真業界に新しい文化と傾向を確認し、変化を主導することができる
Life studioの原則は
- "共にする楽しみ"という心理を確認
- 最小の空間と費用で競争力を確保
- 最高の写真クオリティーで勝負する撮影専門スタジオ
- インターネット活用、マスコミ、同伴者的な協力関係という最小の費用と努力で撮影の外的な要素を効果的に運用
- 写真館のスタッフの残業労働に依存する利益構造ではなく、顧客の自発的な購入による利益で運営
Life studioの目標を実現させるためには日本の写真関係者たちが直接みることのできる旗を掲げることが効果的である。2009年まで、計画-準備-実行することが数多くある。
- 10箇所程度の店舗をオープン
- 優秀スタッフの確保のためのアカデミー運営
- インターネット no.1
- ヒット商品 5つ
- 新しい文化創出としてのマスコミ露出
- 大企業との公式的な提携
すみません。
締め切りが近くなり、ここで計画の公開を閉じさせていただこうと思います。
次の機会にぜひまたお会いできればと思います。
行き過ぎた表現がおおく、前後が理解しにくい部分もあるかと思います。
ご理解のほど、お願いいたします。
高い講義料の分だけ、
たくさんのヒントになることを願いながら・・・・・