写真を撮るときに何を考えているのだろうか。 

ふとそう考えることがあります。 

振り返って考えてみると写真の技術ことはカメラマンなので当たり前です。 

写真の技術というのは一枚一枚を撮影するにあたり光、構図、ポーズ、など写真を生成するハード的な要素です。 

これらも大事ですがさらに大事なことがあると感じています。 

それが被写体の魅力のイメージ可です。 

この子はこういった子だからこういうイメージで撮影しよう。 

写真における光やポーズなどの技術的ではなく 

被写体をみるという技術でこれがとても大事なことなのです。 

この初見での被写体の魅力でどういう写真を撮るイメージが湧かず、技術的な面で撮影するとただ綺麗な写真になると考えております。 

今回の子はとても大人の女性のような子でとても落ち着きがあり 

第一印象が淑やか、奥床しさでした。

それをどう表現しようと考えた際にまずは静かなイメージが思い浮かびました。 

活発よりかは、静かで気品あるイメージです。 

イメージが決まったらそれを写真というものにアウトプットしていきます。 

この写真の主なポイントは光とポーズです。 

全体的な写真の雰囲気：しっとりとした上品で気品のある写真 

光：ふんわり明るい逆光ではなく、被写体のみに光が落ちるスポットライト。 

ポーズ：顔を横にし輪郭を出す。目を閉じることにより落ち着きと余裕のあると感じるよう。 

写真においてイメージの具現化はとても大切で、そのためにいろいろな勉強が必要だと思います。 

具現化をするためには写真や情景を知らないといけません、知らない写真は撮影できないのです。

ですので勉強をし、私が感じたあなたのイメージを写真に表現します。 

言うなれば私からあなたの素晴らしさを伝えるのメッセージです。 

何か心に感じてくれ、数年後でもこの日私が撮影した写真を見返す日が来てくれると嬉しいです。 

photo by Nihei   

 coordinate by Muu  

written by Nihei