フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive
fuse,
投稿日:2015/10/31
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Photo by volvo
Coordinate by kudo
Lifestudio No.2, URAYASU
ライフスタジオのホームページには「日本の写真文化を変える」という言葉があります。
この言葉の意味を少し考えてみると、七五三やウエディングなどのいわゆる日本で写真を撮るといえば!というような行事だけではなく、誕生日や普段の何気ない日常の中に写真館が存在する事、それが文化を変えるという事の意味の1つだと思っています。
写真館とは、元々普段の生活からは遠い存在でもありました。私は子供の頃に写真館に行った記憶が一度もありませんし、七五三さえも写真が残ってません。
それが、ライフスタジオに来てくれるお客様の多くは誕生日記念に来店してくれます。
私たちが普段何気なく使っている「成長記録」という言葉も、今まであった写真館の概念から見てみれば「成長を記録するためにわざわざ写真館まで来てくれる」という意味はとてつもなく大きい変化であると思います。
しかし、一方で私たちは今までの日本の文化の通り七五三やウエディングも撮影しています。
写真文化を変えると言った私達が、七五三を撮影している理由はなんなのでしょうか。
私は、それは日本の写真文化とのある意味での融合を目指しているからだと考えています。
「日本の写真文化を変える」という言葉の意味は、何も今まであったものを全て変えてしまおうとする動きではなく、より「人」に集中すべく形式を変化させることと、変化をさせず守るべき日本の文化とを合わせる事、言い換えると日本の良き文化をより良くしようとする動きなのだと思っています。
確かに七五三やウエディングなどの行事以外でも写真撮影をするという新しい価値観の創出は概念の変化を生み出しました。
しかし変わるべきはそれだけではなく、重要なのはより「人と人」が密接した関係性を作り出し写真へと還元されることであり、気付かなければならないのは、形式の変化と同時に元々あった形式をより昇華するという意味が含まれています。
通常の撮影と七五三の撮影は「似て非なるもの」と考えています。
ライフスタジオの撮影方法を七五三に適用することは、新しい命を吹き込みます。
それは私たちの持つ具体的な方法によって成されます。
それと同時に、気をつけなければ大事な文化が踏襲されない可能性もあります。
ともに撮影に入った工藤さんの持つ着物への知識と写真に対する冷静さによってそれは成されました。
「人生を写す」ことと「美しさを表現する」ことは両立されなければなりません。
「自由」という言葉の中には前提として果たすべき責任が含まれていて、七五三における果たすべき責任とは日本の文化を美しく表現することなのだと思っています。
これからも変わっていく文化と、守るべき文化。この二つの融合が、私達が進むべき七五三の方向性だと信じ、浦安店ではこれから七五三の撮影により集中していこうと考えています。
Coordinate by kudo
Lifestudio No.2, URAYASU
ライフスタジオのホームページには「日本の写真文化を変える」という言葉があります。
この言葉の意味を少し考えてみると、七五三やウエディングなどのいわゆる日本で写真を撮るといえば!というような行事だけではなく、誕生日や普段の何気ない日常の中に写真館が存在する事、それが文化を変えるという事の意味の1つだと思っています。
写真館とは、元々普段の生活からは遠い存在でもありました。私は子供の頃に写真館に行った記憶が一度もありませんし、七五三さえも写真が残ってません。
それが、ライフスタジオに来てくれるお客様の多くは誕生日記念に来店してくれます。
私たちが普段何気なく使っている「成長記録」という言葉も、今まであった写真館の概念から見てみれば「成長を記録するためにわざわざ写真館まで来てくれる」という意味はとてつもなく大きい変化であると思います。
しかし、一方で私たちは今までの日本の文化の通り七五三やウエディングも撮影しています。
写真文化を変えると言った私達が、七五三を撮影している理由はなんなのでしょうか。
私は、それは日本の写真文化とのある意味での融合を目指しているからだと考えています。
「日本の写真文化を変える」という言葉の意味は、何も今まであったものを全て変えてしまおうとする動きではなく、より「人」に集中すべく形式を変化させることと、変化をさせず守るべき日本の文化とを合わせる事、言い換えると日本の良き文化をより良くしようとする動きなのだと思っています。
確かに七五三やウエディングなどの行事以外でも写真撮影をするという新しい価値観の創出は概念の変化を生み出しました。
しかし変わるべきはそれだけではなく、重要なのはより「人と人」が密接した関係性を作り出し写真へと還元されることであり、気付かなければならないのは、形式の変化と同時に元々あった形式をより昇華するという意味が含まれています。
通常の撮影と七五三の撮影は「似て非なるもの」と考えています。
ライフスタジオの撮影方法を七五三に適用することは、新しい命を吹き込みます。
それは私たちの持つ具体的な方法によって成されます。
それと同時に、気をつけなければ大事な文化が踏襲されない可能性もあります。
ともに撮影に入った工藤さんの持つ着物への知識と写真に対する冷静さによってそれは成されました。
「人生を写す」ことと「美しさを表現する」ことは両立されなければなりません。
「自由」という言葉の中には前提として果たすべき責任が含まれていて、七五三における果たすべき責任とは日本の文化を美しく表現することなのだと思っています。
これからも変わっていく文化と、守るべき文化。この二つの融合が、私達が進むべき七五三の方向性だと信じ、浦安店ではこれから七五三の撮影により集中していこうと考えています。
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