フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive

I say

投稿日:2015/7/12

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photo by Shiiba 
codinate by Matsukawa
in Kokubunji

 
誰にだって正義はあるのではないかと思います。
それが誰かに反対されていようとも、正義というものはそれを尽くさないといけない。
だから正義を通すとはとても難しいこと。
なにがあってもそれが本当に正しいと思うのであればそれを主張しないといけない。
 
大人になるにつれて変な妥協を知ってしまい、それが正しいかどうかは二の次になってしまうことがあります。子どもたちを見ていると、まっすぐにぶつかっていく姿からいつも学んでいます。
 
子供達はだから皆キラキラしているのかもしれません。そして大人でも輝いている人はそれを知っていたり、考えているから光って見えるのかもしれません。
それを限られた時間と空間の中で、その輝きころさずに写真残してあげることがカメラマンの大切な役目の1つとなります。
皆輝いている部分は持っているし、言いたいこともある。それを受け止め、それに答えたり意見を言ったりというこちらの態度が必要です。それが言葉である場合もあるし、言葉で表せないこともあります。
 
3シーン75カットで撮影を行なう上で、その子に特にピッタリなシーンが一箇所あると思っています。背景や洋服、光などすべてがマッチするのです。それを見つけることが私の楽しみでもありますが、それを見つけることが出来た時がこちらが答えたということになるのかもしれないと思います。
 
それをカメラマンだけでなく、コーディネーター一緒に受け取っていくから難しくもあり、とても面白いのだとも思います。それがここの撮影の醍醐味でもあるのではないでしょうか。
 
人が絡めば絡むほど難しくもあり面白い。
 
皆きっと伝えたいことがあるんです。
 
 
 

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