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寝顔

投稿日:2018/2/26

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寝顔
 
月齢が低い赤ちゃんだと、撮影の合い間に愚図ってしまい授乳し眠ってしまうという事は多々ある事かと思います。今回はそんな寝顔に纏わる話しになります。

本当はあともうちょっと目を覚ましてもらって撮影したかったなぁ~って思うところですが、この寝顔を見た瞬間思わず「ゆっくり、おやすみ」という言葉が出させてしまう程、あかちゃんの寝顔には強力な力が宿っていると思います。
 
泣く事で沢山の運動をし、ママからお腹いっぱいミルクを貰い、温かい布団と家族みんなの愛情に包まれて、至福の時という言葉を体現させるくらい穏やかな寝顔です。欲は大人になるにつれて種類も欲の満足度合いも、自分のサイズを大幅に超えて膨らんでいきます。この寝顔見ながら、私も欲求が身体見合ったサイズだった小さな頃は、欲が満たされたという幸福感を沢山味わう機会が多かったなと、しみじみ感じました。
 
幸福感は人生において熱意、勤勉、思いやり、知的好奇心、人生に対する前向きな態度から充足をもたらすとの事です。そして思考において常にプラスの考えを持つ事が重要な鍵であるのです。また熱意をもって熱意で返される、思いやりを思いやりでもって返されるなど、つまり一方的に欲しがるものは無く、自身も同等のモノを与えるというプラスの作用状態である事が幸福感へ繋がるのです。
 
先ほどの赤ちゃんの寝顔に話を戻しますが、赤ちゃんの寝顔を見ると、どこかホッコリと心が温かく穏やかな気持ちになります。それは、心が満たされた赤ちゃんから周りの大人たちへのお返しなのかと思いました。

最近、鏡を見て自分の表情を確認する事をしていませんが、私の表情に幸福感が出ているかは私次第であり、今回の撮影で改めて表情と心の繋がりの深さを感じました。
 
 

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