フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive
横顔
投稿日:2016/2/29
1017 2
No.18 LIFESTUDIO NAGOYA
Photo: Mukae
Coordi:Shibata
笑顔でいた彼女の手は震えていた。
その瞬間、彼女の強さを知った。
初めて会った瞬間、彼女は私に駆け寄り、大切にしているぬいぐるみを私の頭の上に乗せた。
その時から、彼女に引き付けられていった。
彼女の素直さに、私も彼女に対して素直に見つめたい、接したいと思った。
自分の事を話す彼女は、常に笑顔でいて、彼女の持つ雰囲気はあたたかく、みんなを笑顔にする力があった。
カメラを前に堂々とした立ち振る舞いは、7歳の女の子というよりは、一人の女性であった。
そんな彼女へ距離を縮めていくと、かすかに震えていた。
私たち大人の前で、震えた手も隠し、それでも笑顔でいてくれている彼女の強さに、心を動かされた。
雨が降っていた雲の隙間から、夕日が差し込み、その光は彼女を包み込んだ。
眩しいと言いながら、外を見ている彼女の横顔は、美しく、かけがえのない瞬間となった。
私たちは二度と繰り返されることのない日々を過ごしている。
1人として同じ人はいなくて、1枚の写真にしても決して同じ瞬間がおとずれることはない。
彼女と出会い、私はまた写真が好きになった。
Photo: Mukae
Coordi:Shibata
笑顔でいた彼女の手は震えていた。
その瞬間、彼女の強さを知った。
初めて会った瞬間、彼女は私に駆け寄り、大切にしているぬいぐるみを私の頭の上に乗せた。
その時から、彼女に引き付けられていった。
彼女の素直さに、私も彼女に対して素直に見つめたい、接したいと思った。
自分の事を話す彼女は、常に笑顔でいて、彼女の持つ雰囲気はあたたかく、みんなを笑顔にする力があった。
カメラを前に堂々とした立ち振る舞いは、7歳の女の子というよりは、一人の女性であった。
そんな彼女へ距離を縮めていくと、かすかに震えていた。
私たち大人の前で、震えた手も隠し、それでも笑顔でいてくれている彼女の強さに、心を動かされた。
雨が降っていた雲の隙間から、夕日が差し込み、その光は彼女を包み込んだ。
眩しいと言いながら、外を見ている彼女の横顔は、美しく、かけがえのない瞬間となった。
私たちは二度と繰り返されることのない日々を過ごしている。
1人として同じ人はいなくて、1枚の写真にしても決して同じ瞬間がおとずれることはない。
彼女と出会い、私はまた写真が好きになった。
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