フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive
enfold
投稿日:2016/1/31
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被写体をフレームに収める際に、常に思う
今この瞬間は、「記録」なのだろうか?「記憶」なのだろうか?
目の前にいる、この人の瞬間は自発的に動かしている時間なのだろうか?
それとも、受動的に動いている時間なのだろうか?と・・
撮影者と、コーディネーターと、被写体と、ご家族とのつながりが
出来るように、細い糸を手繰りながら、その人らしさやを見つけていく事
で、その時間を見つけようと常に模索している。
75cutを記録と記憶をごちゃ混ぜにしながら、
今の成長や、しぐさ、被写体の気持ちを、全て「包む」ことが出来たら
どんなに美しいだろうか。
そして、それが75cutから、150cutになり、225cutになり、
今までしてきた事、初めて出来たこと、表情、その年齢のらしさ、成長、
それらの人生をこれだけで表現出来たのなら、
きっとその先に、撮影する行為をしなくなるかもしれない。
それが自分の希望であり、目標である。
In Shimokitazawa
Photo : Suzuki
Codi : Ishikawa
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