フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive
だからこそ、問いかけ続ける
投稿日:2015/2/28
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Photo by Ta-na- Code by Volvo LIFE studio Koshigaya
家族写真を撮影するにあたって、私たちは何を一番意識をしているのでしょうか?
10人のカメラマンが存在したら10通りの「家族写真とは~である」という哲学が帰ってくると思います。ですが、共通点は何か?と考えた時に多く出てくる単語があります。それは「愛」という単語です。「愛」とは、とても抽象的な言葉です。この「愛」という言葉も10人いたら10通りの愛の形があります。
この「愛」という言葉は、限りなく無限でありなかなか「愛とは~である」と断言することは出来ません。理由はとても簡単です。「愛」の形は人それぞれだからです。
なぜ、私たちは「この瞬間を形に残しておきたい」そう強く思うのでしょうか?
この問いかけに対しての答えに共通していることの中にも「愛」という言葉が多く含まれています。
「愛していたという記憶を形に残したい」
「愛されていたという記憶を形に残したい」
愛とは、抽象的な概念です。果たして、「形に残すこと」は出来るものなのでしょうか?
「あなたにとって「愛」とは何ですか?」
この質問に対して、私たちはあまりにも「なにそんな恥ずかしいことを聞くのさ?」
と俯き黙り込んでしまうことが多くあります。
この質問に対して「話をしても皆それぞれ違う考え方をしているから話しをしても無駄だ」
と、伝えることに対して抵抗を感じる人もいると思います。
確かに、全てを分りあえる事は難しいかもしれません。
確かに、話をしたところでもしかしたらすれ違い互いに傷ついたと感じ、
話をすることにたいしての恐怖心を感じる瞬間もあるかもしれません。
でも、だからこそ、私たちはきっと「知ること」をあきらめてはいけないのだと思います。
「分かり合えない」だからこそ、「知りたい」と感じ、「知ってもらいたい」と心の奥では望んでいる。
私はそうです。
目の前のあなたを知ろうと一歩踏み出すこと。
きっと、それがライフスタジオの「日本の写真文化を変える」ということの重大なワード
なのだと思います。
撮影のためのインテリアを変えることだけではなく、
撮影のための小物を変えることだけではなく、
レンズを換えることだけではなく、
撮影のシステムや予約のシステムだけを変えることだけではなく、
価格を安くすることではなく。
私達の挑戦は、私という人を知ること。
そして目の前の被写体に対して「私はこう思うんだ」という強い想いを提案していく事。
そして、「人」と「愛」というなかなか答えを導き出すことが出来ない「永遠の主題」に対して、
「知りたい」と自分自身から歩み寄ることだと思います。
家族写真を残すこと。
私の理由は「私」という存在を知るために必要な記録を残すためです。
答えなんて必要ない。
考えてみても分らない、そういうことも沢山あります。
だけど、だからこそ、私たちは写真を通じて問いかけ続けなければならない。
「家族」とは何か。
「人」とは何か。
そして「愛」とは何かということを。
家族写真を撮影するにあたって、私たちは何を一番意識をしているのでしょうか?
10人のカメラマンが存在したら10通りの「家族写真とは~である」という哲学が帰ってくると思います。ですが、共通点は何か?と考えた時に多く出てくる単語があります。それは「愛」という単語です。「愛」とは、とても抽象的な言葉です。この「愛」という言葉も10人いたら10通りの愛の形があります。
この「愛」という言葉は、限りなく無限でありなかなか「愛とは~である」と断言することは出来ません。理由はとても簡単です。「愛」の形は人それぞれだからです。
なぜ、私たちは「この瞬間を形に残しておきたい」そう強く思うのでしょうか?
この問いかけに対しての答えに共通していることの中にも「愛」という言葉が多く含まれています。
「愛していたという記憶を形に残したい」
「愛されていたという記憶を形に残したい」
愛とは、抽象的な概念です。果たして、「形に残すこと」は出来るものなのでしょうか?
「あなたにとって「愛」とは何ですか?」
この質問に対して、私たちはあまりにも「なにそんな恥ずかしいことを聞くのさ?」
と俯き黙り込んでしまうことが多くあります。
この質問に対して「話をしても皆それぞれ違う考え方をしているから話しをしても無駄だ」
と、伝えることに対して抵抗を感じる人もいると思います。
確かに、全てを分りあえる事は難しいかもしれません。
確かに、話をしたところでもしかしたらすれ違い互いに傷ついたと感じ、
話をすることにたいしての恐怖心を感じる瞬間もあるかもしれません。
でも、だからこそ、私たちはきっと「知ること」をあきらめてはいけないのだと思います。
「分かり合えない」だからこそ、「知りたい」と感じ、「知ってもらいたい」と心の奥では望んでいる。
私はそうです。
目の前のあなたを知ろうと一歩踏み出すこと。
きっと、それがライフスタジオの「日本の写真文化を変える」ということの重大なワード
なのだと思います。
撮影のためのインテリアを変えることだけではなく、
撮影のための小物を変えることだけではなく、
レンズを換えることだけではなく、
撮影のシステムや予約のシステムだけを変えることだけではなく、
価格を安くすることではなく。
私達の挑戦は、私という人を知ること。
そして目の前の被写体に対して「私はこう思うんだ」という強い想いを提案していく事。
そして、「人」と「愛」というなかなか答えを導き出すことが出来ない「永遠の主題」に対して、
「知りたい」と自分自身から歩み寄ることだと思います。
家族写真を残すこと。
私の理由は「私」という存在を知るために必要な記録を残すためです。
答えなんて必要ない。
考えてみても分らない、そういうことも沢山あります。
だけど、だからこそ、私たちは写真を通じて問いかけ続けなければならない。
「家族」とは何か。
「人」とは何か。
そして「愛」とは何かということを。
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