フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive
役割3
投稿日:2014/10/26
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優しい彼女の雰囲気にあわせて
静かにふわっと撮影したのを覚えている。
ママの手作りのワンピースもラベンダー色。
色白の肌にピンクのチークをのせたときの
鏡をのぞく高揚したお顔。
ひとつひとつの彼女のしぐさが
『オンナノコ』
その5文字を私に強く意識させた。
子供たちに一番近いところにいるのがコーディネーターで
カメラマンと子供たちを心地よい空気感でつなげるという大切な役割があるから
この子はどんな個性をもっているの?って
いろいろな瞬間に感じとる。
個性を感じとって『受けとめる』ということ。
そのことがいかに大切か
再確認する機会は往々にして訪れ、
より一層被写体に深く入っていくための気付きを与えてくれる。
自分がもっともっと余裕があるあたたかい人間になれたなら
子供たちももっともっと今以上に安心して私にこころを解放してくれるのか。
子供たちのもつ素晴らしい個性を解放して
カメラマンとともにその個性の魅力をより一層拾いあつめることができるのか。
最近はまたそんなことを考えている。
日々のたくさんの出会いのなかで
たとえどんなに涙をみせたとしても
そこにある理由をあたたかいきもちで受けとめたい。
そしてもしも最後に『楽しかった』という一言に出会うことができたなら
私は大きな幸せに満たされるでしょう(*^_^*)
『オンナノコ』
彼女のもつ存在感を大切にあつめた75cut。
私が好きな一枚とともに。
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