殿堂入りHall of Fame

【殿堂入り080】T Family(Fujimoto Yukika)

2019/1/9

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1st Butterfly

- ねこちゃんfamily -


 

これまでたくさんのご家族様と出会いその中で本当に一握りではありますが『ファミリー紹介』としてご紹介させていただきました。いわばライフスタジオ名物の『Butterfly』のたまご編のようなものです。『Butterfly』とはわたしたちライフスタジオのスタッフがご家族様との出会いを通して感じた想いや考えを綴らせていただく場所ですがこれまでは文章を書くのがとても苦手な自分では少し敷居が高く感じてしまい、でもどこかに綴りたくて『ファミリー紹介』という形をとらせていただいていました。

しかし今回はそんな殻を破り初の『Butterfly』に踏み込んでみたいと思います。

今回ご紹介させていただくご家族はお名前の公開はNGということですのでそのご家族の娘ちゃんが着ていた洋服にちなんで『ねこちゃんfamily』と呼ばせていただきます。『ねこちゃんfamily』の皆さんは今回初めてライフスタジオ。『ねこちゃん』が生まれて写真を撮ることもはじめてだそう。はじめましてのその時間からパパさんママさんの穏やかで優しい雰囲気とそんなお二人のそばで安心しきってニコニコな『ねこちゃん』。コーディネーターのももちゃんと私はこの時間で同じことを感じました。彼女の中にある好奇心、冒険心、そしてなにより彼女は「つくり」すぎないほうが魅力が最大限に発揮されるであろうということ。できるだけ飾らないナチュラルな服装で。小物も少なめに。私たちは彼女のもつありのままの姿にすべてをかけることにしました。

 

しかし私たちだけがその気持ちでは意味がありません。女の子だからドレスを着せてあげたい、そう思っていたらそのお客様の声を無視することはできません。しかし。衣装を持って行ったときパパさんとママさんが『ねこちゃん』に選んであげたのはコーディネーターももちゃん一押しのナチュラルなお洋服。この場にいる全員が『ねこちゃん』の かわいい を同じように見つめていると感じた瞬間でした。

撮影中もパパさんママさんはたくさん協力してくださいましたが基本的におまかせで私たちに撮影を委ねてくださいました。私たちがかわいいかわいいと悶絶している姿も温かく見守ってくださいました(笑)初めての場所、初めての写真撮影でカメラマンとコーディネーターを信じ身を委ねることは私たちが想像している以上にハードルが高いはずです。事実初めての来店の方の中には大人の方が緊張してしまいそれがお子さんに伝わってしまったり、ソロの撮影の際に多方向からたくさんの人に一気に声をかけられてお子さんが戸惑ってしまったりということもよくあります。(私たちの案内などの不足により引き起こされてしまう事態です)

しかし『ねこちゃんfamily』のみなさんはわたしたちの撮影をたくさんサポートしてくださいつつも『ねこちゃん』が自由にたくさんのものに興味を持ったり目を輝かせたりするのを優しく見守ってくださっていました。『ねこちゃん』の魅力、愛らしさは飾らないその自由な行動の中にあると知っているからでしょう。そしてはじめましての私たちをきっと信頼してくださっていたのだと思います。『ねこちゃん』はまだ一歳になっていない女の子でした。しかし彼女の成長はとても早くその表情の豊かさ、言葉の理解力、冒険心には目も見張るものがありました。

それはきっとパパさんママさんが見守りつつも彼女の自由を尊重し彼女の長所を伸ばしてきてあげたからこそなのでしょう。

 

『ねこちゃんfamily』の撮影を通して私の中では大きな変化がありました。毎回違うご家族様と出会っていてもやはり撮影に慣れてきてしまうといくらか「型」がて来てしまいます。それは安定を生むのと同時に停滞をもたらす可能性があります。実際自分の中で[一歳の子の撮影の流れ]や[一歳の子がおおよそできることリスト]のようなものが出来上がってしまい挑戦してみたり挑戦させてあげてみたりという機会が少なくなっていたように感じます。そんな私の中の固定されかけていたものを『ねこちゃん』は壊してくれました。

彼女ならこれもできるかもしれない、これをみせてみたらどんな反応を示してくれるんだろう。ここから切り取ったらどんな風に彼女は映るのだろうといった好奇心が止まりませんでした。例えば椅子の隙間からいないいないばあ!は二歳の子の半分がしてくれるかどうかだと決めつけていました。しかしながらこの時きっと彼女ならまねっこをしてくれるだろうと直感しそして見事ビンゴ!!また小さなお子さんはコンディション重視、また大きい年齢の子のように待つことはできずすべての動きが一瞬なので何かの隙間から狙ったり、じっと待ったりする撮影はしていませんでした。彼女が見せてくれる様々な面に引っ張られ自分というカメラマンの、また一歳の子の撮影というものの幅を押し広げられたのを感じました。

自分は感情をシャッターに乗せて切るカメラマンなのだと先輩方によく言われます。パパさんママさんに素敵な写真をありがとうございますといわれるたびに、私はかわいいと思うままにシャッターを切っただけなのでその写真を残せたのは、シャッターを押させたのはお子さんなんですよと思うのです。『ねこちゃん』は私の中の「カワイイ!」スイッチを連打しそして持ち前の好奇心で私の好奇心までくすぐり凝り固まっていた私を壊し自分で決めていた限界の先を見せてくれました。

コーディネーターのももちゃんも「オムツに靴下履かせちゃうよ!!」「自由が一番魅力的だからあんまり手出ししないね!」と好奇心をとてもくすぐられ、彼女に会ったコーディネート方法を感じたようでした。出来上がった写真は彼女のありのままの可愛さを詰め込んだ75cutに仕上がりました。上映会をしながらパパさんママさんが笑ったりあっと声を上げるのはやはり彼女が何かを発見したり興味を持ったことがわかる写真でした。お子さんが興味を持つ瞬間を大切にし、その好奇心を長所として伸ばす。『ねこちゃん』はこれからもお二人に温かく見守れながらその旺盛な好奇心を糧にこれからもどんどん成長していくのだろうと感じました。

最後にどうしてもまた会いたかった私たちは逆指名をしてしまいました(笑)意志の強い『ねこちゃん』なのできっと嫌イヤイヤ期が到来する予感もしていますが彼女のイヤイヤ期ならとことん付き合おうとももちゃんと誓い、そして『ねこちゃんfamily』とまた二歳の時にお会いしましょうと交わし今回の撮影は幕を閉じました。

今回の出会いは【好奇心を大切にしその先を見せてくれた出逢い】そんな関係になりました。今回『ねこちゃんfamily』が教えてくれた好奇心をもって挑戦する気持ちはきっと私たち大人が普段きっと忘れがちなものです。この気持ちを忘れずに毎日新鮮な気持ちでいろんなことにトライしていきたいと思います。

追記

このButterflyブログを読んでくださったねこちゃんfamilyからたくさんの素敵なお言葉を頂戴しましたのでまた更に追記で綴らせていただければと思います。あ!またゲストストーリーが上がってる!あ!〇〇ちゃんfamilyだ~!と思いととてもうれしい気持ちでコメントを読ませていただいていたのですが上のほうにもどってよく見てみるとニックネームが「ねこちゃんfamily」になっているではありませんか!うわあ…Butterfly読んでくれたんだ…と、本当にうれしく感じました。そして盛り上がる気持ちのまま写真分析まで書かせていただくとそこにコメントが。

「娘の自然体を受け入れてくれたことは新米パパママの私たちにとって最高のねぎらいでした」
「一瞬を切り撮るのが写真、でも感動と関係性を気づくのがライフスタジオなんですね」

と。これ以上ないお言葉です。自分たちの行動が間違っていなかった、ご家族の気持ちに触れることができたんだということを伝えていただけてほんとに光栄でした。初めてのライフで、私たちが大切にしたいと思っているものを感じ取ってもらえたんだ、と本当に言葉になりません。
Instagramからも、カメラは忘れて一緒に遊びましょう。いつでも遊びに来てくださいねと最高のメッセージを頂き、自分たちが伝えた言葉でつながってくれる人がいるんだ、と実感し本当にうれしくなりました。自分たちが毎日真心を込めて贈っているものが届いてるよ、と教えてくれました。撮影日だけではなくその後の時間を通して関係が深まっているのかなと感じこれからの自分たちの在り方というものをみせていただいたと感じています。

再会の日が待ち遠しい~!!!

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【殿堂入り】

Butterflyから選ばれた殿堂入り


大切な家族へ宛てた私たちからのメッセージ。
ただ単に撮る人、撮られる人ではなく、
「あなたに会いに来ました」と言えるような関係が増えていくことを願っています。

 


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