殿堂入りHall of Fame

【殿堂入り075】Nakayasu Family(Gomei Kazuma)

2018/12/20

231 0

元気100倍ゴメラマン。

- Nakayasu Family -


諸々あり、集合写真は撮れませんでした^^

 

観察してからの~?は2度現る。


5月私はいつも通り横浜青葉店の右端のPCに陣取り、予約状況を確認してからお客様へ、ご予約確定の電話業務を行っていた。もう7年も務めているので、日常業務は息を吐くように行う。次から次へと電話を行っていく中で、数秒間手が止まる。Nakayasu Familyがまた来てくれる。私にとっても思い出深いお客様で、慣れきった日常業務に少しの高揚感を覚えるのは嬉しい感情だ。何故主で深いのかというと、私にとっても一つのきっかけをくれた出来事があったからだ。約一年前、当時は写真で表彰されたことのなかった私が、ワンポイントという小さな枠の中ではあるが、初めて表彰された写真の家族が、Nakayasu Familyだったのだ。

https://www.lifestudio.jp/studio/yokohama_aoba/staff_blog/gomemax/150813

写真は概念的なものが多いのだが、それを実行するまでには自身の考えのフィルターを通して、技術として反映がされる。つまりはどの条件でも自分なりに行うことしかできないのが嬉しいのか、悲しいのか。自分が出来ることをまっすぐ進めてきたことが、表彰された。

プルルルルル。
たったこの音が私に与える緊張感は、中々新鮮なものがありました。
「はい、もしもし」
電話の向こうはパパさんでした。


「ライフスタジオ横浜青葉店の五明です、お久しぶりです!前回カメラマンの…」
「ああ~!どうも!」
こんな会話をしたのを覚えています。
そして例外なく通常の予約確認を。
「前回カメラマンの五明さんに、今回お願いしたいのですが、指名は出来ますか?」

嬉しいお言葉を。

「もちろんです、ああそういえば、前回撮らせていただきました写真が、社内で表彰されたんですよ!」
「ええ本当ですか?」
「はい、あの顔のアップをドーン!っていうやつです。」
「ええ~!あれが!」
「今回も、もっといいのを撮りますね!期待しておいてください!」

こんな感じで電話を終えた気がします。

 

五明のルール。


私はいくつかのルールを大切にしています。今回もそのルールに沿って電話を切る事にした。「今回も、もっといいのを撮りますね!期待しておいてください!」平たく言うと、かまして終えることです。遥に不可能は事についてはもちろんかましません。嘘つきになってしまうからです。ですが、ちょっと難しい、ちょっと無理かもということに関しては、必ずはったりを言います。これが、私が行動を起こすまでのきっかけになるからです。自分を行動させるための強制力とでも言いますでしょうか、プレッシャーを与えることです。このプレッシャーから解放されるためには2つの方法しかないと考えます。

  • 言ったことすら忘れ去る事
  • 一歩踏み出し、真摯に行う事

取捨選択です。どちらがいいでしょうか?迷いなく②を私は選びます。

 

お久しぶり、今日もよろしく。


ピンポーン。軽快な音が事務所に鳴り響きます。よし!来たな~、と思いながら迎えます。今回は兄の七五三撮影で、親御様に聞くと「考えるだけで緊張しかしない」と昨晩から話していたそうです。あら弟くんを見ると、お店に入るのが嫌だと泣きじゃくっています。前回は6か月でしたので、随分成長を感じます。お兄ちゃんに、

「ここ覚えている?」
「うん」
「オジサンのこと覚えている?」
「うん」

見るからに緊張をしていますね。話しかければかけるほどに緊張が高まります。ま、今回も元気に行きますかと心の中で話しながら、撮影に臨みます。どうなるかはその時次第です。

 

記憶は少しずつ呼び戻される。


とはいえ前回の撮影は約一年前になります。お互いに、覚えていることもあれば、忘れてしまったこともあるのは当たり前です。顔、性格、家族構成、前回の撮影の雰囲気などは勿論覚えていますが、諸々の細かなことは忘れています。例えばどんなクイズをしたかなどは、わかりません。ですから、いつも立ち戻ることは自分のスタイル通りに撮影を行う事。前回もきっと元気に騒ぎながら撮影したことでしょうから、今回も同じ感じで行います何故ならその雰囲気がよかったから、指名を頂けたわけですし。

5分くらいでしょうか。お互いに前回の感覚を思い出していきます。お兄ちゃんも着物撮影に緊張をしながらも、段々と思い出してきたのでしょう。次第に私に荒くなってきます。

「うるさーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!」

なんて風に。さてここまで来れば、エンジンがかかったようなものです。後は私がカーナビの役目を果たしながら、道案内をしていきます。彼やご家族に対して、楽しいカーナビとして。目的地は【感動】としてみます。

 

写真屋は写真である。


顧客感動、ホスピタリティーの体現は、目的地が同様だとしても数えきれない程の道があると考えます。やり方は人それぞれ、考え方も人それぞれ、各自が自分で選んだ道をひたむきに進んでいきます。ですが道の中腹辺りに来ると、ゴールはまだ見えなく、出発地点も見えなくなってきます。すると前提を忘れてしまうこともしばしば。

何年も何年も前に会社の会議で、このような議題があったことを思い出した。
【お客様はライフスタジオに何を求め来店されるのか】当時は顧客感動や、理念の理解度も、組織内でばらつきがあった恥ずかしい状態ではあったのだが、当時の環境には適切な議題だったと思う。私の記憶では参加したスタッフの7~8割が、私たちに会いに来ていると答えていたような気がする。当時も顧客への愛情を強く持ったスタッフが多かったことから、きっと顧客とのつながりを大切に考えての考えだったと思う。勿論それは大切なことであり、今でもライフスタジオが大切にしていることである。これは個人的な考えにすぎないが、お客様はライフスタジオに何を求めて来店されるのか。答えはいたって単純だと思う。写真を求めているのだ、これが大前提。どのような写真という点には関しては、勿論顧客感動的要素が大きくかかわってくるだろう。つまりは、どのような思いも写真を媒介することを忘れてはならない、最高の目に見えないサービスを提供しても、写真がダメならダメなサービスだと考える。

 

行動はアンポンタンに、頭はクールに。


撮影中は誰よりも騒がしく行います。
わーーーーーー!とかギャーーーーーーーーーー!!とかウェーーーーーーーーーーーーイ!とか。ビデオカメラを楽しそうに構えるパパには若干の罪悪感を覚えるが、まあ致し方ないと継続して行うことに。自分を客観的に見ても本当にうるさいと思います。段々と撮影現場も熱が高まり、お子様達もにぎやかに動いてくれるようになります。子どもは子どもらしく元気に。撮影のモットーを大切にしながら、一緒に遊びます。ですがファインダーの奥の表情は、人に見せられない程の真顔な事が多いでしょう。写真は基礎を大切に、光、構図に配慮をしながら、しっかりとまとまるように。次の展開をどうするか、頭の中は常にフルスロットルで動き続けます。

カウンセリングの際に、パパママから「お揃いのtシャツを持って来ているので、カジュアルでも家族写真を撮りたい」と伺っていましたので、着物ではかっちり、カジュアルはぐしゃっと。そのためのプロセスはどうするか、ではどのようにみんなをたきつけていくのか。カーナビから道案内をしていきます。その現在地をカメラで残していきます。写真屋はあくまで写真ですから。

 

結果は表情が物語る。


撮影も終わり、75CUTにまとめた写真をご覧いただきます。部屋をうす暗くして、音楽と共に写真が流れます。私はこの時、大体部屋の隅に移動して時間を過ごします。隅からが一番全体を見回せるからです。TVの弱い光に照らされている、お客様の表情はどうなのか、どの写真でわあ!っと声を上げるのか。いろんなことが見えてきます。親御さんの表情を見ると、写真を見ている顔に、優しい笑みが表れながら見てくれていることがわかりました。その表情を見ながら、段々と私の緊張もほどけていくことがわかりました。最後にパパさんが、「今回五明さんにお願いして良かったです。」と一言私にくださいました。「ありがとうございます、次回も元気よく撮りましょう」とお返しさせていただきました。

関係は常日頃変化します。ですから、常に関係の規定化というものは暫定的なものになり、あくまで可能体にすぎません。今日はこうでも、明日は違う、みたいなものです。今回はNakayasu Familから新たな課題をいただいたような気がします。それは3回目に会う時は、どのような写真屋であるべきで、写真を通して何を体現することが必要なのか。そして写真を通して、自他にどのような価値生産を行うことが適切なのか。写真屋は写真だ、しかし何が詰め込まれた写真か。これは特殊性にも作用されるので、大変難しい話です。ですから自身にとっても、3度目に会うNakayasu Familへの挑戦でもある。ただ、自分なりにしかできないのだから、自然に身を任せながら…

最後にこの関係を規定すると…

【行雲流水】

Gomeiさん(ゴメラマン)のブログはコチラから

▶Gomeiさんのいる店舗はこちらライフスタジオ横浜青葉店です。

【殿堂入り】

Butterflyから選ばれた殿堂入り


大切な家族へ宛てた私たちからのメッセージ。
ただ単に撮る人、撮られる人ではなく、
「あなたに会いに来ました」と言えるような関係が増えていくことを願っています。

 


【殿堂入り一覧に戻る】

この記事をシェアする