殿堂入りHall of Fame

【殿堂入り062】T Family(Nakagawa Misaki)

2018/11/16

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特別なこと


「特別な出会い」とは、どんなものでしょうか。
ドラマや映画でみるような出会いだけが特別な出会いでしょうか。
普段は起こらないような出来事があるから特別なのでしょうか。
そんな出会いは人生に何度あるでしょうか。
私たちライフスタジオが掲げる特別って、どんな出会いなのだろう。
そんなことを最近よく考えます。

Step.1


このご家族と出会ったのは昨年です。何度もライフスタジオを利用してくれているこのご家族と私が会うのは、はじめてのことでした。七五三の撮影で8名の大所帯で来てくれたこのご家族、主役は7歳の妹ちゃんです。おだやかなパパさんママさん、明るいお兄ちゃん。とてもおだやかで、暖かなご家族でした。今までのライフでの撮影の思い出話を聞きながら、彼女の支度が終わるのを家族みんなが待っていました。写真を撮ることも、おしゃれもすることも好きな彼女に、着物の撮影では少し辛い思いをさせてしまいました。着慣れない着物を着て緊張しきってしまった彼女の、その緊張をほぐしてあげることもできず、その時の私ができたのは彼女の手を握りながら、声をかけ続けることだけで、自分自身の何もできないという無力さを痛感しました。

着物を脱いでから、お兄ちゃんと遊びながら、少しずつ元の彼女が戻ってきました。ふんわりと優しく笑う、おっとりとした彼女自身の魅力。くすくすと無邪気に笑う彼女の笑顔をみたときに、なんだかたまらない気持ちになってモニターの時に泣きそうになったことも良く覚えています。応援することしかできなかった自分のふがいなさもありました。でも頑張ってくれた彼女への感謝の気持ちのほうが大きかったかもしれません。モニター終了後、彼女が四葉のクローバーをプレゼントしてくれました。彼女が一生懸命に作ってくれたものです。あまりに嬉しくて、今もそのクローバーは大事にとってあります。「また遊びにきてね」そう約束をして、ぎゅっと抱きしめて、彼女と、このご家族とのはじめましての撮影は終わりました。この日、私が彼女にしてあげられたことはただ彼女に寄り添うことだけでした。でもその気持ちの何かは、彼女に伝わったのかもしれません。この時はそんな実感はまだなく、私の中に「彼女に、彼女たちにまた会いたいな」という気持ちだけが生まれたのでした。

Step.2


2018年、1月。彼女たちから年賀状が届きました。それは撮影の最後に一緒に撮った写真で作られた年賀状でした。裏面にはママさんからの思いが綴られていました。毎年家族写真を撮るということが夢だということ。同じ場所、同じ人にとってもらえたら…と考えていること。撮影をとても楽しんでくれたこと。また会いたいと思ってくれていること…。同じようにまた「会いたい」と感じてくれていることがとても嬉しく、また、撮影への思いを知れたこと、それを伝えてくれたこともとても嬉しいことでした。そこから1ヶ月後、ママさんから、今度はブログへのメッセージを頂きました。なんどもライフスタジオをご利用してくださっているご家族さまが、今回は、はじめて私と玲理さんを指名して予約をしてくださいました。そして彼女たちとの再会が決まったのです。

Step.3


5月20日。
ご家族の記念日だという日に彼女たちはまた青葉店へやってきました。前回のような緊張感はなく、はじめから和やかな雰囲気での撮影スタートでした。今回の主役は10歳になったお兄ちゃんです。れいりさんと「そうそう、このふたりって、こんなかんじだったね」なんて話をしながら、なんだか本当にただまったりと、おだやかな撮影でした。それ以外にあの時間を現す言葉が見当たりません。笑もう緊張することもなく、パパママも、こどもたちも、そして私たちも、思い思いに撮影の時間を楽しんでいたのではないかと思います。2階に上がってから、今回の主役のお兄ちゃんが「みんなで写真を撮ろうよ!」と声をかけてくれました。前回、撮影終了後にみんなで記念撮影をしたあの場所を覚えていてくれたようでした。
「ほら!ここだよ!」とすぐにでも集合写真を撮りたがる彼を、
「全部終わったら撮るからね!」と声をかけ、
撮影の最後の最後、前回と同じように撮ったこどもたちと私と玲理さんとの4ショットと、前回は撮らなかったパパ、ママも入ってもらった全員集合ショットを撮ったのでした。

モニター終了後、妹ちゃんから、またお手紙をもらいました。可愛いイラスト付きのお手紙は今、事務所のよく見えるところに飾ってあります。彼女が私たちにくれる言葉や気持ちは、いつも私を励ましてくれています。

Step.4


 

 

彼女たちのことは日々の中で何度も何度も思い出しました。ブログでも何度も書かせてもらいました。そのくらい私の中で、彼女たちの存在は特別なものでした。ですが、彼女たちとの出会いは決して特別な出会いではありません。一緒に頑張ったこと、一緒に乗り越えたこと、思いを共有できたことが、この出会いを特別な出会いへと変えてくれました。

「特別な出会いとはなにか」
特別な出会い、なんてものはないとおもっています。あるのかもしれませんが、結局のところ何を特別にするのかは自分自身のが決めることなのです。なんども、何度も思い出す人たち。また会いたいと思える人たち。そんな人たちがいることがとても幸せなことだと思っています。そんな人たちがいるから、この仕事を続けたいと思う自分がいるのです。そう思わせてくれた人たちだからこそ、私にとってこのご家族は特別な存在なのです。このご家族はとの関係を言葉で表すのであれば、
【共有した思いを、思い出を、お互いに特別だと思える関係】です。

また来年、会えることを楽しみにしています。
その先も、またその先もずっと。
一緒に思い出を増やしていければと思います。

Misakiさんのブログはコチラから。

▶Misakiさんのいる店舗はこちらライフスタジオ横浜青葉店です。

【殿堂入り】

Butterflyから選ばれた殿堂入り


大切な家族へ宛てた私たちからのメッセージ。
ただ単に撮る人、撮られる人ではなく、
「あなたに会いに来ました」と言えるような関係が増えていくことを願っています。

 


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