ライフファミリー

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【殿堂入り060】S Family（Volvo）

投稿日:2018/11/12

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Sato Family

【写真を撮る度、初心に戻る】

会う度に「自分もちゃんとしないとな」と身を正してくれる人というのは何人か存在しますが、佐藤ファミリーはまさにその1人（1組）です。佐藤ファミリー全体から滲み出る純粋で清らかな雰囲気は、自分の身を改めさせてくれます。写真に対する姿勢もそうですし、物事の考え方、人としてのあり方、人らしくあること。。子供たちも素直で可愛いのですが、その雰囲気はパパさんとママさん2人から出てくるものが大きいです。これまで、6回の撮影を担当させて頂きましたが、撮影中にパパさんとママさんが子供を叱ってる姿を見たことがありません。（もちろん注意とかはありますが）私に対しても、一緒に入ってくれるコーディネートに対しても常に物腰が柔らかく、自分以外を受け入れる姿勢が私の心に余裕と安らぎを与えてくださいます。いくら慣れてるとはいってもやはりひとつひとつの撮影は始まるまで緊張するものなのですが、佐藤ファミリーと話をしていると逆にこちらがリラックスさせていただくような感覚になります。

↑↑2012年、初めて撮影させて頂いた時のなぎくんとなつめちゃん。まだ赤ちゃんでした＾＾↑↑始まりは6年前の新松戸店でした。2回目のご来店だった佐藤ファミリーの撮影にたまたま入らせていただいたのが始まりで、その時妹のなつめちゃんはまだ右も左も分からない赤ちゃんでした。（久しぶりに見たらめちゃ可愛い笑）なつめちゃんは実は少し人見知りでした。2回目の撮影くらいからは周りが見え始め、慣れるのに時間がかかった印象もありました。それでも優しく見守ってくれるパパさんとママさんに私が癒されながら撮影をしてました笑。

↑↑2013年越谷。一気にキッズへと変身しました＾＾↑↑一方でナギくんは初めて会った時からよく動くナイスキャラで、彼の特徴はとにかく身体が強いという事。びっくりしたのは、かえる跳びで階段を上っていく姿。私がやったら当然アキレス腱が切れますが、未だになにも習ってないとのことですが、すでに腹筋が割れている彼の将来を考えるとスポーツをやってほしい気持ちが溢れます笑。そんな2人が並んだ時のチャームポイントは、並んだ時に双子のような出で立ちになること。筋肉質なナギくんと、元々大きめのなつめちゃんは、最初はそれこそ赤ちゃんとキッズとわかる感じでしたが、年を追うごとに同じくらいになりここ1.2回の撮影ではまるで双子のようです。

↑↑2014年青葉店にて。もう二人の大きさはほとんど同じに。↑↑いつか段々とまた差が出てくる年になってくるかと思うと少し寂しくもありますが、それもまた人生の記録なのかなと思うと、撮り続けていきたい気持ちが増していきます。

↑↑2015年浦安店。この時ママさんにあげてもらったゲストストーリーにはなつかしの集合写真が。大橋さんも笑↑↑私の基本的なモットーとしては、お客様と再開した時に子供の成長に負けないように自分も成長しなくてはいけないと考えています。写真もそうだし人間性もです。写真は分かりやすいです。形として現れる写真は成長が一目でわかるので、逆に言うと成長してない事もすぐにわかります。だからいつだって緊張するし、過去の自分に勝つ努力をしなければいけないと思っています。成長記録の意味合いが強い写真館ですが、それに撮影者の成長が重なった時に全く新しい、それぞれの成長記録としての写真が出来上がり、それはその時にしか撮れない唯一無二の写真となります。

↑↑2016年越谷店。この写真はワンポイント内のフォトジェニックを獲得しました↑↑人間性も同様で、写真は人間性が現れます。被写体の人間性も出れば、撮影者の人間性も出ます。子供たちは1年経てば人間的成長がとても大きいです。しかし、私たちのような大人は1年そこらでは大きく変わることは難しいです。特に毎日仕事をしていては大きな変化も少なく経験値も子供達とは雲泥の差でしょう。だからこそ意図的に成長を促す事を自分に課さなければならならないと思います。胸に手を当て、1年前となにが変わったか？と問うのは中々勇気がいりますが、この会社ではありがたいことに成長できる環境があります。でも、変化とは良いことばかりではありません。最近自分で感じるのが、自分の考えを変えにくくなってきてると言うことです。よく大人は頑固なんて言いますが、三十を超えてくると自分を変えていくことと言うのが、聞いてはいましたがまさか自分もなってくるんだななんてのを感じていました。写真を変える事も難しいですしね。

↑↑今年の１月。所沢店まできたくださいました。二人だけではなく、なんだか写真も変わった！？↑↑そんな時に佐藤ファミリーにお会いすると、その純粋さで自分のあり方を戒めなければと思わせて頂いています。会ってお話をする度に自分の邪悪な部分が恥ずかしくなり、謙虚でいようと思わせて頂けます。だから写真もまた変わっていきます。直接こんなお話をしたことはありませんし、こんな話をするのも変かななんて思ってます。でも、私の人生において気づきを与えてくれる方の1人である事は間違いありません。もっと自立しないとななんて事も思いながら、年に一回、お会いする度に実は助けていただいております。

また、来年＾＾