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【殿堂入り042】Sekine Family(Gomei Kazuma)

投稿日:2018/9/6

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「下の子、男性が苦手なんです」

- Sekine Family -


半年ぶりの再会はこの話から始まりました。2018年の撮影はありがたく私の指名を頂き、末っ子もつかまり立ちをできるようになっていました。前回は確か3か月記念でご来店を頂いていたので、人見知りは感じず比較的ニコニコとされていた印象がありましたが、少々頭を回転させながら今回の撮影を迎える事になりました。

大柄の男性であり、髭もはやして声も低い。比較的男性苦手の要素を多く持ち合わせる私は何ともこの手の撮影は超えるハードルが多くあり、少々逃げ腰になってしまう事もしばしばだ。女性希望の撮影ではないものの、撮影中に男性が少し苦手かもしれないという1歳の撮影は月に何件もあるので、男性カメラマンとしてはいかに超えていく為のスキルを持つという事も、実際は必要な事になります。ここで面白い状態が、下の子は男性が苦手だが、比較的男性要素の強い私への指名を頂いているというところです。きっと、多分、おそらく、そこから予測されることは、撮影の雰囲気を含め選んでいただけたという事なんだと思います。適当な冗談をいって滑りながらもにぎやかな撮影の雰囲気が私のスタイルです。そのスタイルをどのように今回披露できるかが課題かもしれなかったです。
 

ふと湘南店で勤務していた頃を思い返します。あれは2012~2013年くらいの頃、当時はライフスタジオ全体を見回しても男性のスタッフはとても少なかった覚えがあります。店舗に男性のスタッフが居ない事もざらでしたが、運よく当時の湘南店では黒木さんという男性の先輩がおり、一店舗の男性が2名在籍する事になりました。若さもあり、逆境に根拠ない立ち向かいをよく考えていました。こんな会話をしたのを覚えています。

「男性にしかできない撮影を目指そう」

写真館のイメージも、子供関係のイメージもパッと思いつくのは女性のイメージです。優しい暖かいイメージです。参考にもしました。ですがうまくいきません。当たり前です。女性と男性は違いますから。悩みに悩んでどの撮影もおバカになって全力で行おう。そう約束した気がします。ですから今の撮影のスタイルはここが起源かもしれません。激しくにぎやかに誰よりも汗をかいて、目の前に真剣に。そう思っていながらも、時間と技術が上がるにつれて、忘れていってしまうこともありました。静かに存在を閉じ込めながら撮影を行う事もありました、子供が私の姿をみて泣いてしまいますしね。しかし立ち戻るべき場所は、自分のルールではないかと思います。それは撮影における考え方かもしれないし、信念かもしれません。私の場合は、目の前に全力に、です。
 
お客様の前では、自分を丸裸にされてします。
撮影などのコミュニケーションを通しながら、最近の姿勢への気づきを得ることができますし、写真への気づきを得ることもできます。お客様のリアルタイムで得られる反応はいつも刺激的な自身への客観として取り込まれ、ジキルとハイドの様に今の自分と過去の自分が戦います。そして「さあ、がむしゃらにやるか」撮影がスタートします。
 
素直にSekine Familyにありがとうと言います。
まず私を選んでくれてありがとう。そして思い出させてくれてありがとう。また前に進めそうです。
今回は男性苦手の男性指名という面白い条件が作用したという事もありますが、目の前に一所懸命で居られる自分を思い返します。
最後にこの関係を規定します。

【あなたを通し、私が分かる】

そんな関係ではないかと思いました。

ごめんよ、でもいい顔だよ。
 

まあ、そんなにおびえないでくれよ。

▶Gomeiさんのブログはこちらから
▶Gomeiさんのいるライフスタジオ横浜青葉店はこちらから

【殿堂入り】


大切な家族へ宛てた私たちからのメッセージ。
ただ単に撮る人、撮られる人ではなく、
「あなたに会いに来ました」と言えるような関係が増えていくことを願っています。

 


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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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