ライフファミリー
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【殿堂入り019】Yoshida Family(Oikawa Yuko)
投稿日:2018/7/18
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あなたを待っていました
〈大切な事を気づかせてくれる出会い〉

私たちの現場は、いつも新たな出会いであふれています。
あなたと出会い、発見や再確認こそ、私がここに存在する理由だと考えるのです。
あなたに会いにきましたは、お客様がSNSを通じて、その人の”魅力“を知り、会いに行きたいと思う最大級の原動力ですが、“あなたを待っていました”は、私たちはあなたに会うために、
ここでずっと色んなことをしながら出会える日を待っていましたという意味をこめています。
“あなたを待っていました”プロジェクトは自分の実践と関係が結びつき蓄積になっていく場所です。
何を実践しているのか、毎日、沢山のご家族様に会いますが、自分の中に見えない“壁”を感じることがあります。
壁とは、カメラマン、コーディネート、ご家族様など、自分の中にある固定観念です。
私は、一カメラマン、コーディネートの枠を超えて向き合っていきたいと思っています。
なぜなら、お互いの壁を越えた先に、真の姿があり、そこから“関係”が始まっていくと思うからです。
固定観念を壊すには、まずは“自分から”
<出会い>
2017年4月に、埼玉から神奈川に移動になったからこそ、出会えたお客様です。生後3か月の時から新横浜店だけずっとご来店いただいているお客様でもあります。今回Butterflyに書こうとしたきっかけとして、お客様と出会って自分の中での[再確認]を感じたことでした。
6カ月の撮影で再度、新横浜店にご来店いただいた時、担当したのがお客様です。4月に移動したばかりの頃でした。慣れ親しんだ店舗を離れ、寂しさと期待が入り混じった時期の中でもあり、4月から新メンバーになり、これからみんなでお店を盛り上げ作っていこうと“意気込んでいる”時期でもあります。
日夜、写真を見ては“分析”を繰り返す日々でした・・・
そんな日々の中、出会ったお客様です。
<関係のきっかけ‐いないいないばあっ!‐>
お客様との関係のきっかけとなったいないいないばあっ!について話していきます。
ご家族様との撮影は、スムーズに進んでいましたが、あと一歩のところで、お子さまの笑顔を引き出すことが出来るんじゃないかという状況でした。
撮影において、優先順位をつけるとしたなら、お子様のコンディションと時間が一番だと言えます。3シーンの事を考えず、粘りすぎるとお子様は疲れてしまい、3シーン撮影することが出来ません。カメラを構えながら、私の中に、もっと、こうやったら笑うかもしれないのになと、お子様を笑わせる方法が沸々とわいてきました。お子様のコンディション優先だからこそ、時間が重要です。
しかし一旦、カメラを床に置き撮影を中断することを決めました。なぜなら、自分がやってみたら、笑顔をもしかして引き出せるかも知れないと思ったからです。そしてお子様に向かって“いないいないばぁ”をやることにしました。いないいないばぉをして、微かに反応したお子様の表情を見逃さず、再度何度も諦めず繰り返し“いないいないばぁ”をやっていると、ついにお子様は大笑いをしてくれました!そしてその笑顔を残すことができました。
ママからは「外でこんなに笑わないです」と言われ、コーディネーターも笑顔を引き出すことが出来、撮影を再開しました。
一般の撮影スタジオでは、カメラマンは”撮影をする人”、コーディネーターは”アシストする人”だと思う方もいますが、ライフスタジオは、上下関係がなく、一緒に作っていくからこそ、出来ることだと言えます。一緒に作るときに重要なのは、互いの力の“最善を尽くす”ことだと言えます。カメラを置き、カメラマンは撮影する人、コーディネーターはアシストする人という[固定観念]を捨てたからこそ、お子様の“笑顔”が見れたのだと思います。そしてお子様が大笑いをしたのが関係のきっかけとなって、次回も“お会いする”約束につながりました。
<再会‐再確認‐>
そして、10月の1歳の記念、私自身も再会を楽しみにしていました。お客様からのご予約と指名を頂き、再会に心ワクワクしていた日々でした。ご来店時、1歳になり、少し凛々しくなったお子様。以前は歩くことができなかったのに、つかまり立ちが出来るようになり、そんな姿に感動していました。
私はこの再会を通じて、二つ“[再確認]”したことがありました。
一つ目は、撮影を通して、コンディション優先や撮影の時の役割の固定観念を捨てたからこそ、カメラマン、コーディネート互いの“[最善]”を尽くし、今回の再会につながったこと。
そして二つ目は、お子様の“成長”を感じられる事や、ママ、パパの変わりない元気な姿に“再会”できるからこそ、ずっとライフスタジオで働いている事。
こういった“再会”があるからこそ、もっとカメラマンとしても“技術”を磨き、もっと素敵な写真を残していきたいと感じたことです。“再会”がとても光栄な事であり、次への[自分の目標の糧]になっているのだなと感じました。ご家族様と初めて出会った時から、毎回ゲストストーリーでコメントまで頂いており、みんなで撮影した写真は、私の宝物の一枚でもあります。また2歳の再会の時には、もっと“技術”を高め、素敵な写真を残していきたいと思います。出会いに感謝です。
↑お客様からのゲストストーリーより
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