殿堂入りHall of Fame

【殿堂入り005】UtsumiFamily(Gomei Kazuma)

2018/6/14

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好意をこめて

 

真っ先に伝えたいことは、数多くのカメラマンから私を選んで頂きまして、

ありがとうございます。と伝えたい。 

 

写真館は大体現在1万1000件くらい存在をし、

そこで働くカメラマンの数を考えると、膨大な数になります。 

その中からライフスタジオを選んでいただく事は、0.002%程度の確率であり、

そしてその中から私を選んでいただく事は0.00002程度の確率になります。 

勿論確率の話だけの話ではありませんが、

この出会いにはこの確率が存在しており、何ともピンと来ない数値になっています。 

本当に数ある選択権の中から、今回私を選んでい頂いた事に感謝しかありません。 

 

 

 

私は今回、この出会いには名前をつけるとすると【自覚と技術の均衡】と名付けると思います。 

 

昨日横浜青葉店の店舗会議で、中川と高川とチームになり、

バタフライとは何か、どんな物を文章として記すべきなのか、一緒になって考えました。 

顧客との関係を記すものなのですが、人間関係とは物質ではないので目で確かめることはできません。 

しかし関係形成がなされていることを、関係があるといいます。 

目に見えないのに、ある。 

この言葉の矛盾の狭間にあり続けるのがライフスタジオなのではないかと

最近は考えることがしばしば増えてきました。 

 

勿論、関係が薄いといっているわけではありません。 

関係はあるが、確認するものが少なかったのだと思います。 

つまりは、内容はあるが形式がない状態で、このバタフライというものが、

関係を可視化することのできるツールであり、

関係を表すライフスタジオのアイデンティティが詰まったものであるということです。 

 

 

では店舗会議でどのような結論をつけたのか。 

私達は【心が動いた瞬間(状況、物語)が書かれるもの】としました。 

 

ブルータスという雑誌から、ホリプロの社長の言葉で響く言葉がありました。 

「用はないけどたまに会って一杯飲みてぇなぁ」と思うような人間と

「用がない限り会いたくない」の差は大きいと思うんだ。それがいい顔を作れているのかとの差。 

 

ライフスタジオで置き換えると、 

「特別な記念はないけども元気してるかな?」と思ってくれる事と

「まあ機会があれば」と思ってくれることの差は大きい。誠実であろうとするかの差。 

 

という感じでしょうか。 

どちらで思って頂けるのか、そして自分が思うのか。 

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、内海様との出会いは突然でした。 

7月中旬辺りに、受付電話を私がかけさせて頂きました。 

 

プルルルル 

プルルルル 

ガチャ 

 

五明「もしもし、ライフスタジオ横浜青葉の五明です。

内海様のお電話でお間違いございませんでしょうか?」 

内海様「はいー」 

五明「ご予約の確認のお電話になります」 

 

現住所に目を配ると、私の実家にとても近い住所が登録されていました。 

片道2時間はかかる距離なので、現住所が変更された可能性が高いと思い伺いました。 

 

五明「現住所のご確認になりますが、◯◯でお間違い無いでしょうか?」 

内海様「そうなんですよー、少し遠いですが」 

五明「私の実家がその付近なんですよ!」 

 

急に共通の話題が作られ、一気に親近感が湧きました。 

そこからはお互いの声のトーンが上がり、

電車での一番楽な行き方はこれですよ!早いのはこれです!みたいな感じで、

会話がトントントントンと進んでいきます。 

説明も一通り終えようとしたところで。 

 

内海様「あのう、撮影を五明さんにお願いしたいのですが」 

 

これまでの履歴を見ても、撮影に入ったことはありませんでしたし、

お会いした事もありませんでした。 

私に好奇心が湧きます。 

何故、指名を頂けるのかを知りたい! 

当然といえば当然の感情ですが。 

 

内海様「ブログを拝見させて頂き、一番好みだと思いました」 

 

この瞬間、AAKが成立しました。 

 

電話を切った後、スケジュールの確定がしっかりとされたか見てみると、メモには一言。 

 

五明運営委員会 

 

 

この日に限って!! 

くそぅ! 

やるせなさと、怒りを伊藤くんにぶつけようか。 

 

と言うのは嘘で、駄目元で内海様にお電話させて頂き、

丁重にお詫びしたのちに、日程変更のご提案を快諾して頂きました。 

本当にありがとうございます。 

 

 

 

正直な話をしますと、久々に緊張をしました。 

この緊張はカメラマンデビューをした頃の緊張に近く、

求められている事に対し自分がどの程度対応が出来るのかという緊張に近いです。 

勿論自信がない事はありません。

横浜青葉店は私の現在のフィールドですし、云わばホームでの撮影になります。 

 

しかし緊張させる要因は、いつも自分が撮影前に心がけている事でした。 

【家族の一生の思い出を撮ること。】 

その自覚は良しとして、それを伝える技術が伴っていなければ、

ただの思っているだけの人に成り下がってしまいます。 

そんな時自分の事を客観的に考えます。 

 

私の技術ってなんだっけ? 

 

それは写真に見えるものか? 

 

それとも見えないものか? 

 

 

Life Studio は写真館を 3 つの概念に分けて考えます。 

美しさ ・表現の楽しさ ・思い出の為の記録 

 

物事は常に二面性を持ち、その側面同士が依存関係にある事で成立します。 

つまりは、片方だけが存在する事は出来ず、

お互いが一つの事柄の中に存在します。 

ここでいう2つの側面とは、

写真に写っているものと映らない思い出などの感情的なものだと考えます。 

 

写真の技術はもちろんの事、では目に見えないもの、

一生の思い出にどのように私として参入してゆくのか。 

 

そんな思いをぐるぐると撮影前に考えながら、撮影に挑みます。 

そしてひとつ、自分の中に内海様との出会いを通して、財産が残ります。 

 

 

私が出来る事を、ひとつづつ。 

 

撮影を通して、もちろん感動の内一日が終わりましたが、

本当に素敵な撮影を提供できたかはわかりませんでした。 

きっと伝わっただろう、きっとできただろう。 

きっと、という文字が常に付きまといます。 

そんなまま数日が経つと、ゲストストーリーに内海様から投稿がありました。 

 


 

 

これを見た時に、ああ、確かに伝わったんだ。 

良かった。 

そんなシンプルな感情が自分を支配しました。 

 

この思い出がきっと、さらなる関係の架け橋になってくれることを期待します。 

次は地元で会いましょうか^^ 

 

▼Gomei Kazumaさんのブログはこちらから

 

 

 

 

 

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